ハーブ(薬草)生活 よもぎ編|コラム6
まもなく3月!
春ですね~♪
皆さまの地域では、梅の花や早い所では梅の木に小さな実がつき始めているのが
ちらほらと発見できる季節になってきた頃ではないでしょうか??
ポカポカ陽気の日も増えてきたことから
身体を動かしやすく、動かくしたくなる!!といった
季節になってきました。
馴染みある野草がすごすぎる
散歩をしていますと、「よもぎ」の新芽も見つけることが出来ます。
スポゲルは原料・原材料にこだわった成分で作られています。
小さいお子様でも安心して使っていただけるよう
スポゲルは、その材料である、薬草やハーブにもこだわっています。
そこで今日は、日本古来のハーブ、日本語ですと「薬草」ですね!
その中でも日本各地のどこにでもあって、私達にも馴染みある野草、
「ヨモギ」についてとりあげてみたいと思います。
見分け方はカンタン
「ヨモギ」は日本古来からある野草のひとつですが
これまた万能パワフル薬草なのです!
道ばたで容易に見つけられる自生の多年草。
繁殖力旺盛なので、どこにでもあることから
単に雑草の一部として、他の植物との見分けがつかないよぉ~~
と言われるのですが、ヨモギは葉の裏をちょっと見ていただけると白っぽいんですね。
これがヨモギの特長です。
葉の裏、茎、香りで
この白い部分は、よく観察すると、白い毛のようなものです。
ヨモギの見分け方は、まず「葉っぱの裏が白い」こと。
そして「葉っぱが茎のいたるところから出ている」こと。
ヨモギ餅やヨモギ団子を食べたことがある方であればわかるヨモギの香り。
これらを参考に、他の植物と間違わないようにしていただければと思います。
(※トリカブトとにているので注意してください)
日本のハーブ
おすすめは?
よく、「日本のハーブで特におすすめは??」と聞かれると
いろいろと結構あるのですが、その中でも特に!という場合は
まずは「ヨモギ」をお勧めします。
とにかく!!パワフルなのです。
ハーブ薬草の中で、繁殖力が旺盛で力強いものは
やはり効能も力強く効果もパワフルです。
生命力がハンパない
雑草とひとくくりにされる植物には、抜かれても、踏みつけられても、
何度でも何度でも、また力強く生えてくることから、その生命力には感動します。
この逞しく強い生命力ゆえの効果や効能も
とびきり優れているものが多いように感じます。
この力強さを身体に取り込むわけですから、身体が強くなるのも当然かもしれません。
ヨモギの効能は多岐にわたり、とてもたくさんあります。
止血からデトックスまで
その中でも、特にパワフルなのは
・血キレイにしてくれる浄血作用
・整腸、腸内環境改善によるデトックス作用
です。
あと、地味になりますが
古くから、怪我をした時などの止血にも活躍していました。
抗炎症作用もあるため、
外でわんぱく最中に怪我をした時など、おばあちゃんが
ヨモギを手でくしゃくしゃっともんでから
傷口にペタリと貼ってくれたなぁ~という記憶がある方も多いと思います。
昔から民間薬草として役立っていたわけですね。
こんな効果もあった
ヨモギが、がんの予防にも良いとされ
お茶などに加工されて販売されている理由は、このヨモギの「浄血作用」です。
気血の流れをよくして血行を促進し、また、内臓機能を高めること、
更には、抗酸化作用で活性酸素を除去して、
細胞の活性、新しい血液への造血を促進することから免疫力アップに貢献します。
ヨモギは食べてよし!飲んでよし!で、がん予防に役立つといわれるわけですね。
他にも、活性酸素除去作用、抗糖尿病作用、免疫調節作用があるということが
専門施設の研究によっても明らかになってきています。
フェミニスト?
ヨモギは女性にとっても強い味方です
この浄血作用が、冷え性やむくみの改善に役立ち、寝つきも良くなることから
不眠症や生理痛にも良いとされます。
そして女性に嬉しい、ヨモギの整腸作用は、
デトックスやダイエットにも有効です。
最近、スポゲルのダイエットへの活用でご愛用者の方々から
「スポゲルで痩せた!」といったお声が増えているのは
まさにこの、カラダを温めて血行を即効で良くする作用と同じですね。
「ヨモギ」はまるで、植物の中の「スポゲル」のようですから
「スポゲル×ヨモギ」のコンビネーションは
ぜひともお勧めしたいところです。
悪霊も退散?
意外なところでのヨモギの活用方法としては
「邪気を祓う」と云われていること。
韓国や中国などでは、ヨモギの草の香りが邪気を祓うと昔から信じられており
お香の中でも、特にポピュラーで
家の中でヨモギのお香を焚くことを定期的にされているそうです。
日本ですと、ヨモギ餅が邪気払いの意味も含まれていると聞いたことがあります。
野菜などもそうですが
苦味のある薬草や野菜などが、身体の体調を崩す原因とされる
悪いもの(邪気)を排泄し、身体に溜まった余分なものを体外へ排出するという
デトックスが、ヨモギをお香などのように部屋で焚くことで
その場を浄化するといった感じなのかな~と思います。
お灸(も)すえる
確かに、「ヨモギ」は、食べる、飲むだけでなく
お風呂に入れたり、お灸にも「もぐさ(よもぎ)」が使われます。
この「もぐさ(よもぎ)」で、体を温め、ツボを刺激するのがお灸で、
身体が芯から温まる感覚が、本当に気持ち良いです。
お灸を経験された方だと、なるほど~~とわかるのかと思いますが
お灸をしてもらった時、その香りをも嗅いでいるうちに
とても心地よくなります。
さらに心地よさをアゲてくれる
これは、ユーカリなどもそうなのですが
それらに含まれているシネオールという精油成分が
皮膚から体内にとりこまれて鎮痛や殺菌作用と同時に
その香りがリラックス効果となって、心地よさが増幅されます。
とにかく「ヨモギ」についての良いところを書き出すと
本当にたくさんあります。
春だから♪
道端を観察すると
万能薬草と言われる所以で、ヨーロッパでは
ヨモギは「ハーブの女王」と呼ばれています。
日本古来の野草には、あまりにも近くに、しかも豊富にありすぎて
その薬効の素晴らしさを見落としがちになります。
これからの季節は、道ばたのあちらこちらで野草が芽吹く時期になりますから
道ばたに自生している雑草とひとくくりに思っていた
ひとつひとつの植物を、よく観察しながら歩くといった
時間と心の余裕を持って歩いてみたいものですね。
心がより豊かになる感じがして、
春本番が待ち遠しくなります。
世紀の大発見?
いろんなパワフルな効能がある薬草植物を観察していますと
ある点に気づきます。
それは、さまざまな形状の葉の形です。
すべての植物を研究観察したわけではないのですが
どうも植物の葉の形は、例えば、私達の身体に良いとされる部分に
葉の形が似ている。。。ということがあるように感じます。
胃のかたち
例えば、万能薬草とよばれている植物は、葉の形が人体と似ていたり
特に胃に良い、といわれている薬草は、葉っぱが胃の形に似ていたりするといった点です。
とても興味深い点なので、時間の余裕がたっぷりできたら
ちょっとこのあたり、独自で勉強したいなと思っています(ノ≧▽≦)ノ♪
コレが美味い
さて、最後になりますが
ヨモギはお茶などのように、すでに即!使えるように
加工して販売されているものも多いですが
ご自分でヨモギを積む際のこだわりとして、朝一の新芽を積むのをお勧めします。
新芽はやわらかく、食べるのに適しています。
さっと天ぷらにしても、本当においしいです!
他にも、混ぜご飯や炊きこみご飯、お味噌汁に入れてもよし!
パンを焼くのに使ってもよし!もちろん、ヨモギ餅にもですね。
乾燥させてお茶にする。お風呂に入れる。
いろいろ用途も多岐にわたります。
これからますますヨモギも勢いよく成長する季節になりますので
ぜひ、ご自身で、ご家族で、ちょっとヨモギ摘みに出かけていただければと思います。