世界が注目! 建設業界関係者の生の声やデータを踏まえて「建設業のリアル」を網羅的・徹底的に解説した書籍『建設ビジネス』第2刷重版を実施!



ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年4月7日に書籍『建設ビジネス』の第2刷重版を実施しました。本書は、国内総生産の7%を占める巨大産業でありながら、その実態が広く知られていない建設業界を網羅的な視点で解きほぐした一冊です。業界内外の視点から、データと取材に基づいた「建設業界の真実」を明らかにします。

●建設業界の奥深さが好評につき重版決定!

この本は、建設業界を「トイレ」「大工」「重機」など身近なテーマから解説し、業界の全体像を浮き彫りにしているのが特徴です。建設業界は土木、建築、住宅、解体・改修など多岐にわたる分野で構成され、その市場規模は年間70兆円にも及びます。これは漫画市場の約100倍のスケールです。

また、YouTubeで106万人のフォロワーを持つ「大工の正やん」や、女性重機オペレーターなど、業界で活躍する多様な人々への取材を通じて、複数の視点から建設業界の魅力を伝えています。ドローンや3Dプリンターなどの最新テクノロジーが現場でどのように活用されているかも紹介。「きつい・汚い・危険」という「3K」のイメージから脱却し、デジタル化や働き方改革が進む建設業界の「今」を描き出しています。

業界の全体像や、「誰かに教えたくなる」建設に関する雑学、あるいは日本の職人技やテクノロジーに感動するような内容などに反響があり、以下のようにさまざまなメディアなどでも取り上げられています。

・J-WAVE「STEP ONE」著者出演(4/3)

・「日経アーキテクチュア」著者インタビュー掲載(3/27)

・「マネーポストWEB」記事掲載(2/5から4回連載)

・「プレジデントオンライン」記事掲載(1/25から2回連載)

・「PHPオンライン」記事掲載(1/25から5回連載)

これから家を建てようと考えている方から、建設業界に関わる方まで、大満足のボリュームの本書。多くの読者の方々からも好評をいただき、このたび2刷重版を実施しました。

●世界に誇る日本の建設技術

日本の技術レベルの高さのわかりやすい例として、本書の第1章「トイレから学ぶ建設業界の世界」から、日本の建設職人の技が光るエピソードを紹介しましょう。

皆さんは地上450mの東京スカイツリー天望回廊で、問題なくトイレが使えるのはなぜか、考えたことがあるでしょうか? どうやってあんな高いところに水をくみ上げているのか? 排泄物がものすごい勢いで地上に落下しないのか? その問題を解決するのが世界に誇る日本のものづくり技術です。

まず、地上450mまで水をくみ上げる技術ですが、貯水槽に中継を設けながら、ポンプで段階的に汲み上げています。次に、排泄物の処理ですが、排水管の落下速度を減速させる排水管が使われています。この技術はタワーマンションなどの高層ビルで使われている技術と同じものです。皆さんが高層階で問題なくトイレを使うことができるのは、「目に見えないところで実はすごいことをやっている」企業が日本に多いからです。建築物は「すごい技術の塊」なのです。

海外で人気の日本製品といえばTOTO株式会社の便器です。同社の温水洗浄便座「ウォシュレット」は来日した外国人旅行客が感動する製品の一つでもあります。訪日訪問をきっかけに日本のトイレの良さに気づいた外国人が、海外でTOTOを広めてくれています。

ノズルから噴出する温水がお尻に当たって周囲にかからない角度を追求するなど、日本の「職人的ものづくり」が反映されたのがTOTOのトイレです。職人的ものづくりの代表はトヨタ、ホンダをはじめとする自動車ですが、トイレも日本が誇る「職人芸」の一つです。

TOTOの便器にも工夫が凝らされていますが、その設置工事も高度な職人の技術が活かされています。例えば和式トイレを洋式にリフォームする場合、様々な住宅の状況に応じて臨機応変に対応しなくてはなりません。古い家は新築時の図面が残っていない場合もあります。電気配線を切らないように、ここまでは壊して、ここまでは残して、きちんと配管して……というように職人たちは現場ごとに「見立て」、予算や工期など限られた条件の中で「納め」ています。建設職人の技術は目に見えにくいですが、皆さんの生活を支えているのです。

本書ではこのように世界から注目されている日本の建設職人の技術のほかにも、住宅工事の裏側、建設業界の働き方、建設に関わるテクノロジーなど、幅広い内容を取り扱っています。つい人に話したくなる、身近なようで、全く知らなかった建設業界の知識を得ることができる一冊です。

●著者略歴

髙木健次(たかぎ・けんじ)

クラフトバンク総研所長/認定事業再生士(CTP)

1985年生まれ。京都大学在学中に塗装業の家業の倒産を経験。その後、事業再生ファンドのファンドマネージャーとして計12年、建設・製造業、東日本大震災の被害を受けた企業などの再生に従事。その後、内装工事会社に端を発するスタートアップであるクラフトバンク株式会社に入社。社内では建設業界未経験の新入社員向けのインストラクターも務める。

2019年、建設会社の経営者向けに経営に役立つデータ、事例などをわかりやすく発信する民間研究所兼オウンドメディア「クラフトバンク総研」を立ち上げ、所長に就任。

テレビの報道番組の監修・解説、メディアへの寄稿、業界団体等での講演、建設会社のコンサルティングなどに従事。

クラフトバンク総研 https://corp.craft-bank.com/cb-souken

●書籍情報

『建設ビジネス』

著者:髙木 健次

定価:1,848円(本体1,680円+税)

体裁:四六判 / 288ページ / 1色刷

ISBN:978-4-295-41055-3

発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)

発売日:2025年1月24日

▼リンク一覧(クロスメディアグループ)

株式会社クロスメディア・パブリッシング https://www.cm-publishing.co.jp/

株式会社クロスメディア・マーケティング https://cm-marketing.jp/

クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/





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