青春出版社(東京都・新宿区)は『株高不況』(藤代宏一/著)を7月3日に発売いたしました。

コロナ収束以降、日経平均株価は3~4万円台と高値をキープし、一時、バブル期に記録した最高値も更新した。2025年になってトランプ関税に振り回されつつも、しっかり持ち直してもいる。
その一方で、足元の物価高もあって、庶民の生活は厳しいまま。
なぜ、株価は好調なのに庶民はその恩恵を感じられないのか。国民全体が好景気に沸いたバブル期と何かが違うのか。

本書では、現在の「株高不況」の真因と、生活者ができるその対応策を、気鋭のエコノミストが鋭く、かつ、わかりやすく解説する。
本書の目次

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景気回復の実感に乏しい株高
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円安がもたらしたもの
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異次元緩和とはなんだったのか
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賃金、物価、金融政策、金利、株価は全てつながっている
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物価上昇の実感とのズレ
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悪名高き? ステルス値上げ
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日本企業は稼ぐ力を取り戻している
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低い労働分配率は大企業が問題 …… ほか
著者プロフィール
藤代 宏一 (ふじしろ こういち)
第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト。2005年第一生命保険入社。2010年内閣府経済財政分析担当へ出向し、2年間『経済財政白書』の執筆や、月例経済報告の作成を担当。その後、第一生命保険より転籍。2018年参議院予算委員会調査室客員調査員を兼務。2023年4月から現職。早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。テレビ、新聞、YouTubeなどを通じて幅広く経済情報の発信を行っている。
書籍情報

株高不況
著者:藤代宏一
発売日:2025年7月3日
定価:1,298円(税込)
ISBN:978-4-413-04725-8



