読売テレビニュース
以下、「『ノンアル』戦国時代 サッポロビールとミズノが異色コラボで新商品 市場規模は10年前の約1.5倍 」の概要欄より
きょう(16日)、サッポロビールとミズノが共同で開発したという“ある商品”を発表しました。飲料メーカーとスポーツメーカーという異色のコラボレーションで誕生した商品とは?
大阪市のスポーツメーカー・ミズノで、きょう(16日)お披露目されたのは…
ノンアルコールビール!
ミズノとサッポロビールが業種の垣根を越えて共同開発した新商品です。そのコンセプトは…
サッポロビール・坂下聡一さん
「ビール好きの方々が、運動後に楽しめるノンアルコールビール。心身のうれしさを感じられる運動後のノンアルコール。こういったもので、サッポロビールは貢献ができるのではないか」
スポーツ後に爽快感を得られるノンアルコールビール。アルコールによる脱水の心配もなく、安心して楽しめるのがウリです。
ミズノとサッポロビールは、スポーツ後の『ご褒美』として今回の新商品を提供し、大人の運動の習慣化などにつなげる狙いです。
異色とも言えるコラボ商品の発売。なぜノンアルコールビールなのか?
実は今、日本のアルコール市場には、逆風が吹き荒れています。
10月に起きたアサヒビールのシステム障害により、ビール業界全体の流通は混乱。
また若者の酒離れや、昨今の値上げなどにより、酒の消費量は年々、右肩下がりの状況です。
そんな中、急成長しているのがノンアルコール市場です。今年の市場規模は10年前の約1.5倍に拡大すると見込まれていて、大手飲料メーカー各社も、こぞってノンアルコール商品の開発に力を注いでいます。
サントリーは今年1月、ノンアルコール飲料を専門に扱う『ノンアル部』を新設し、ノンアル飲料を続々発売。
サントリー ノンアル部・福本匡志 部長
「今後、大きく伸長する(ノンアルコール飲料の)カテゴリーを、我慢の時の選択とするのではなく、ポジティブに選択していただく、そんな飲み物にしていきたい」
さらにキリンビールは、開発に4年の歳月をかけたノンアルコールビールを9月に発売。各社がしのぎをけずる状況です。
そんな、ノンアル旋風は、老舗の酒造メーカーでも…
奈良県にある明治26年創業の梅乃宿(うめのやど)酒造。去年、ノンアルコール飲料の開発に着手。看板商品の「あらごし」のリキュールの“ノンアルコール版”を発売しました。
そのお味は…
山口佐助 記者
「ゆずの甘みと、ほのかな苦みを感じます。ジュースというよりは、かなりお酒に近い味わいです」
梅乃宿酒造・石塚 好さん
「販売開始したときには、弊社のノンアルコールでないリキュールの方と同等か、もしくはもう少し上回るような売り上げがあったと。時代の流れに沿った商品を展開していけるようにできればなと思っております」
今年4月からは全国での販売もスタートし、売り上げは好調だということです。
年々拡大しているノンアル市場。忘年会シーズン、今まで飲んだことのない商品を手に取ってみるのも1つの選択肢かもしれません。
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