フタバ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:市川宗一郎)は年賀状スルー(年賀状をもらっても返事を出さないこと)に関するアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
調査期間:2025年12月8日〜2025年12月10日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:年賀状のやり取りをしたことがある方
有効回答人数:200名
新年を迎えてポストを覗くあの瞬間、皆さんはどんな気持ちになりますか?
懐かしい便りに嬉しさを感じる一方、「返信が面倒」と迷ってしまう──。
実際の調査では、年賀状を無視したことがある人が7割を超える一方で、約7割もの人が「それでも年賀状をもらうと嬉しい」と答えています。
「必ず返事を出す」という常識が薄れる中、「紙」の持つ温もりはデジタル時代だからこそ際立つものです。
効率と情緒の間で揺れる、現代人の複雑な年賀状事情を紐解きます。
「年賀状スルー」経験者は7割超の多数派に

まずは、送られてきた年賀状に返事を出さず、そのままにしてしまった経験はあるかを尋ねました。
その結果、「返事を出さなかったことがある」と答えた人は全体の7割を超える71.5%(143名)に達しました。
かつては当たり前だった「もらった年賀状には必ず返事を出す」という習慣が、薄れていっていることがわかります。
年賀状スルーの理由とは?「面倒」「LINEで十分」の声も
ではなぜ「年賀状の返事を出さなかった」のでしょうか。
返事を出さなかった理由を自由記述で伺いました。
以下に回答の一部をご紹介します。
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「単純に面倒だったので。」(40代男性)
「今から出しても届くのが遅くなるから。」(20代男性)
「年賀状だけの付き合いなので、やめるため。」(50代女性)
「前の年送ったのにその人から返ってこなかったからもう返すのを辞めた。」(40代女性)
「LINEで繋がっていて年に何回かはやり取りをして食事にも行く仲なのでLINEで済ませれば良いと思ったから。」(30代女性)
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「うっかり出し忘れた」「時期を逃してしまった」といった、悪気のないケアレスミスが多く挙げられました。
一方で、明確な意思を持って「出さない」と決めた人たちもいます。
「作成が面倒なのでやめたい」「LINEでの連絡で十分」など、手間を省き、人間関係を効率化したいというドライな本音も伺えました。
つまり、年賀状を出さないことは単なる「怠慢」や「失敗」ばかりではなく、自分にとって何が大切かを冷静に判断した「選択」と言えるでしょう。
無視したけれど心は痛い…スルー経験者の58%が抱える「罪悪感」

では、年賀状をスルーした際の心情はどうなのでしょうか。
この点を尋ねたところ、半数以上の人が罪悪感を抱いていたことが明らかになりました。
スルー経験者の58.0%(80名)が「罪悪感があった」と答えた一方、42.0%(58名)は「なかった」と回答しています。
この罪悪感の有無は、スルーした理由が「うっかり」か「あえて」かの違いに起因していると考えられます。
心を痛める人の多くは、「出すつもりだったのに忘れてしまった」という申し訳なさを抱く一方、罪悪感がない人は「LINEで十分」と合理的に割り切っています。
「つい」してしまったのか、自ら「あえて」したのか。そのスタンスの違いが、心理的な負担感を左右していると言えるでしょう。
スルーしない派の美学とは?デジタル全盛でも「紙には紙で」

続いて、年賀状をスルーしたことが「ない」と回答した人たちの対応を深掘りします。
スルーしたことがない57名に、その具体的な手段を尋ねたところ、49名という圧倒的多数が「年賀状を送った(送り返した)」と回答しました。
この数字には、届いてから急いで返信したケースだけでなく、元旦に届くよう準備していたケースも多く含まれていると考えられます。
LINEやメールなどのデジタル手段で返事を済ませる人は極めて少なく、その人数はわずか2名でした。
返信が必要になった場合でも、あえて「紙の年賀状」を選んでいる様子がわかります。
「LINEでは失礼」形式を重んじる返信の美学と本音
なぜ、メールやLINEではなく「年賀状での返信」を選ぶのでしょうか。
その理由を自由記述で伺いました。
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「年賀状には年賀状で返すのが礼儀と思うからです。」(20代 男性)
「メールや電話だと失礼かなと思ったから。」(40代 女性)
「年賀状で返す以外の選択は思いつかなかったため。」(40代 男性)
「年賀はがきのほうがお相手の時間をいただくこともありませんし、気にしなくて良いと思うので。」(30代 男性)
「年賀状を出してもまだ遅すぎないと感じたし、年賀状も余っていたから。」(40代 女性)
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理由としては、「年賀状には年賀状で返すのが礼儀」という回答が圧倒的多数を占めました。
「メール等のデジタル手段では不誠実」といったシビアな意見も見受けられます。
相手がかけたコスト(ハガキ代や手間)に対し、手軽な手段で済ませることを「不釣り合い」と感じる律儀さが根底にあるようです。
返信リミットはいつまで?「1月7日まで」が多数派

続いて、年賀状を受け取ってから、いつまでに返すべきかを尋ねました。
最も多かった回答は「1月7日頃まで」で、200名中114名が選択しています。
これは一般的に「松の内」と呼ばれる期間と一致しており、多くの人が「お正月の間に返せばセーフ」という認識を持っているようです。
次いで「元旦〜1月3日」という回答も38名が選択していますが、現実的には三が日に届いた年賀状を見てから準備を始めると、7日頃の投函になるケースが多いのではないでしょうか。
年賀状のやり取りで冷や汗!「気まずい」瞬間エピソード集
年賀状のやり取りをする中で、思わず気まずい思いをしたエピソードを自由記述で伺いました。
具体的な内容は以下の通りです。
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離婚を知らず連名で送付
「離婚したことを忘れていて家族全員の名前を書いて出した。」(50代 男性)
元恋人からの予期せぬ一通
「なぜか別れたはずの恋人から突然年賀状が実家に送られてきて、ヒヤッとした。」(30代 女性)
名前の間違いを直接指摘
「友だちの漢字をまちがって出していたのを年明けに会った時に指摘されたことが2度ある。」(40代 女性)
返信なしへの直球クレーム
「年賀状返してくれなかったと直接言われたことがある。」(30代 女性)
喪中相手への誤送付
「喪中の方に年賀状を送ってしまい、後日今年は喪中のためごめんなさいと連絡があったときは気まずかったです。」(30代 女性)
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誤字や出し忘れといったケアレスミスのほか、離婚や喪中など「相手の状況変化を知らずに送ってしまう」ケースが目立ちました。
一年に一度のやり取りだからこそ情報のタイムラグが生じやすく、修正の効かない「紙」として形に残ってしまう点が、気まずさを増幅させているようです。
疎遠な縁が蘇る!「あぶり出し」から「再会」まで心温まる年賀状エピソード集
続いて、年賀状のやり取りにまつわる「思い出に残るエピソード」を伺いました。
具体的な内容は以下の通りです。
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幼い兄妹からの直接配達
「ご近所さんのお孫さんで、いつも仲良くしてくれている幼い兄妹さんが、我が家のポストに直接年賀状を配達してくれるのですが、何度見付けても嬉しくて嬉しくて。」(40代 女性)
あぶり出しで焦がした思い出
「あぶり出しの年賀状をもらったのでそれをあぶったらあぶりすぎたこと。」(20代 男性)
懐かしのプリントゴッコ奮闘記
「プリントゴッコでクラスの女子全員分1枚ずつ刷って、正月に間に合うよう書いて出したこと。」(40代 女性)
年賀状がつないだ恩師と同級生の縁
「高校の先生と年賀状だけやりとりしていたことを知った同級生から、先生の住所を教えて欲しいと言われ教えました。その子は学校の先生を目指していて、先生になれたことを報告したかったのだそうです。その後の先生の年賀状でその子と連絡がとれたことをとても喜んでくださったコメントが書かれていて、役に立てたことがとても嬉しかったです。」(50代 女性)
海を越えて届いた幸せの報告
「カナダから年末年始のグリーティングカードが送られてきて、カナダで結婚して、子供もいる幸せそうな写真付きの手紙をみたときは、感動した。」(40代 女性)
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効率やスピードが重視される現代だからこそ、年賀状ならではの「ちょっとした手間」や「アナログな温かさ」が嬉しくて、じんわり記憶に残るようです。
近所の子どもが直接届けに来てくれたり、海を越えた遠い地から届いたりといったエピソードは、相手がわざわざ時間を割いてくれたという「行為そのものの重み」が感じられたのでしょう。
また、恩師や疎遠な友人と再びつながる機会が生まれたように、年賀状が縁を優しくつなぐ「架け橋」の役割を果たしていることがわかります。
「面倒だけど…やっぱり好き」が約7割!データが明かす年賀状のツンデレ事情

準備や返信の面倒さとは裏腹に、「もらうと嬉しい」のもまた年賀状だと言えそうです。
調査の結果、68.0%(136名)もの人が「もらうと嬉しい」と回答しています。
もらうと嬉しい理由としては「手書きのメッセージに温かみを感じる」「普段会えない友人の近況や、子どもの成長を知れるのが楽しみ」といった声が多く寄せられました。
デジタル全盛の時代だからこそ、ポストに届く物理的な「便り」の価値が、再評価されているのかもしれません。
調査の結果を見ると、多くの人が「返信の面倒さ」と「届く喜び」の間で揺れ動いていることがわかります。
心のどこかでは繋がりを求めているのに、手間の多さがその気持ちに蓋をしてしまっているのかもしれません。
もし、その「面倒な作業」だけをきれいに取り除くことができたら、年賀状はもっと素直に楽しめるイベントになるはずです。
「宛名書き」も、もう頑張らなくていい。スマホで完結、フタバの年賀状
年賀状で最も気が重くなる作業といえば、やはり「宛名書き」や「住所録の整理」ではないでしょうか。
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フタバ株式会社概要
【本社所在地】
〒466-0058 愛知県名古屋市昭和区白金二丁目4番10号
【代表者】
代表取締役 市川宗一郎
【事業内容】
年の始まりに贈る心ふれあう年賀状印刷サービスの提供
慶びお祝い時に贈るお祝い袋(ポチ袋)の企画販売
感謝の気持ちを添えて贈るキャラクターグッズ(ギフト)の開発
大切な思い出を形にするフォトブック(写真整理アプリ)の提供
【設立】
1972年2月
【WEB サイト】
企業 HP:http://www.futabanenga.com/
年賀状印刷:https://futabanenga.jp/
「ROKKAKU」公式HP:https://rokkaku-futaba.jp/
「ROKKAKU」公式オンラインショップ:https://rokkaku-futaba.myshopify.com/
フタバオンラインショップ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/futabaonlineshop/
【SNSアカウント】
フタバ公式商品紹介 X(旧Twitter):https://x.com/Futaba_product
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