ビジネスリーダー1万人が最も高く評価したビジネス書、「TOPPOINT大賞」を発表

新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT(トップポイント)』を発行する、株式会社パーソナルブレーン(本社:京都市中京区、代表:橋本忠明)は、半年ごとに1万名超の定期購読者を対象とした読者アンケートを行い、「ベストビジネス書」に選ばれた書籍を「TOPPOINT大賞」として表彰しています。
このたび、第43回目となる、2025年下半期「TOPPOINT大賞」が決定いたしましたので、大賞作品&ベスト10冊を以下の通り発表いたします。
特設ページはこちら ⇒ https://www.toppoint.jp/bestbook/announcement/25l
2025年下半期「TOPPOINT大賞」ベスト10冊(一覧)

ビジネスリーダー1万人が選んだ2025年下半期のベストビジネス書は、
『アメリカの新右翼』!
第43回「TOPPOINT大賞」に輝いたのは、『アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち』(井上弘貴 著 /新潮社)です。

著者は、神戸大学大学院で教鞭を執る、アメリカ政治思想史の専門家である井上弘貴氏。本書では、トランプ政権の誕生以降、アメリカで存在感を強めてきたキリスト教保守、反移民、テック右派といった「新右翼」の正体 ―― 彼らの思想的背景やその実像を丁寧に分析して、明らかにしています。
本書に投票した『TOPPOINT』の読者からは、「欧米における移民問題がなぜここまで深刻化しているのかがよくわかった」、といった声が寄せられました。
社会の分断、AI時代の人間性、豊かな生き方
―― 経営者・管理職が今、関心を寄せるテーマとは?
第2位に選ばれたのは、『1メッセージ ――究極にシンプルな伝え方』(杉野幹人 著/ダイヤモンド社)です。元コンサルタントで、現在は武蔵野大学大学院教授の著者は言います。「『結果を出す人』は1行にすべてを込める」。本書は会議や面接など、様々な場面で効果を発揮する「1メッセージ」の極意を伝授します。
第3位には、『新しい階級社会 最新データが明かす〈格差拡大の果て〉』(橋本健二 著/講談社(講談社現代新書))がランクイン。格差拡大に歯止めがかからない日本社会の実態を、日本の階級構造研究の第一人者が最新の調査データを踏まえて明らかにした1冊です。
『TOPPOINT』の購読者のうち、約半数が経営者層、約6割がマネジメント層です。今回のベスト10冊を見渡すと、こうしたビジネスリーダーたちが、現代社会の「分断」の原因を分析した書籍(『アメリカの新右翼』『新しい階級社会』『ノスタルジアは世界を滅ぼすのか』)だけでなく、AI時代における「人間の役割」を考える書籍(『世界最高の質問術』『アルゴリズム・AIを疑う』)にも高い関心を寄せていることがうかがえます。さらにランキングからは、人生を豊かにする「生き方・働き方」を模索する姿勢も読み取ることができます(『一生健康に働くための心とカラダの守り方』『Rich Life』)。










■『アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち』の著者・井上弘貴氏の受賞コメント
今回の「TOPPOINT大賞」受賞にあたり、『アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち』の著者である、井上弘貴氏からコメントを頂戴しています。内容は、以下の通りです。
このたびはTOPPOINT大賞に拙著を選んでいただき、とても光栄に存じます。
拙著はアメリカ政治のなかでも実務から離れた思想潮流という題材を扱っているにもかかわらず、ビジネスパーソンの皆様に関心をもっていただけるとは、望外の喜びでした。
あらためて考えれば、アメリカの関税政策をはじめ規制の強化・撤廃をもっとも切実に受けとめていらっしゃるのが、ビジネスの最前線にいる方がたであり、そのような変化を予測し対応するためにも、皆様がその根底にある思想に注目されていることを、わたし自身、遅ればせながら学ばせていただきました。
今後とも皆様に、思想という観点からのアメリカの変化や最新の動きをお伝えできるよう、努力してまいります。
『アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち』の著者・井上弘貴氏の略歴
1973年、東京都生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。博士(政治学)。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。専門は政治理論、公共政策論、アメリカ政治思想史。著書に『ジョン・デューイとアメリカの責任』(木鐸社)など。
『アメリカの新右翼 トランプを生み出した思想家たち』に投票した読者のコメント(抜粋)
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欧米における移民問題がなぜここまで深刻化しているのかがよくわかった。この点、日本ではまだそこまで深刻化していないと少し安心したが、今後の移民情勢によっては日本も同じような状況に陥るのではないか。(40代・男性)
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テクノロジーの世界で頭角を現した人物は狂気の人と紙一重という怖さがある。特にアメリカでのし上がったテクノロジストの思想は極端で、加速主義がその典型で、社会変革を起こすために社会システムの解体を容認する。そんな彼らがアメリカの政治を動かすというのは恐怖でしかない。だから、SF作家が描く未来はほぼすべて破壊的な世界である。(60代・男性)
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トランプ自身にこれという思想があるように見えない。だからこそ本書に出てくるような思想家たちの思想を語ることで思想があるように見せているのではないか。(男性)
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「大いなる置き換え」という言葉は初めて知ったが納得できる。日本も同じだと思う。日本の文化はどんどん破壊されていると感じている。(50代・男性)
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終末論的な「加速主義」が、科学技術と結びつき、人類が進化していると錯覚しているのが、良く判った。(60代・男性)
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今のアメリカの状況に興味と心配がありましたが、この本でよくわかりました。(50代・男性)
「TOPPOINT大賞」とは
「TOPPOINT大賞」とは、新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』が、読者アンケートによって半年ごとの「ベストビジネス書」を決定するものです。2004年より前身の「読者が選ぶベストブック」を開始し、今回で通算43回目の開催となります。今回は、本誌2025年7月号~12月号の紹介書籍を対象とし、11月25日(月)から12月14日(日)までを投票期間としました。
アンケートは、1万名以上の『TOPPOINT』読者を対象とし、半年間で紹介した書籍60冊の中から「ベスト3」を選んでいただく形で実施しました。1位3点、2位2点、3位1点として集計し、総得点1位の書籍を「TOPPOINT大賞」として選定。併せて、得点順に上位10冊を選出しました。
「TOPPOINT大賞」決定に合わせた書店店頭フェアの開催
本賞の決定に伴い、丸善ジュンク堂書店、文教堂、有隣堂及び未来屋書店の主要大型店約50店舗にて「TOPPOINT大賞受賞書籍フェア」を開催します。開催期間は、2月1日(日)より1カ月間の予定です。
フェアでは、ベスト10冊に選ばれた各書籍を、その書籍の読みどころや読者のコメントを記したPOPと並べて展開。また、大賞を受賞した著者のコメントや本賞の概要を紹介した小冊子(無料)も配布します。
<過去の書店フェアの様子>



新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』とは
『TOPPOINT』は、毎月数多く出版されるビジネス関連の新刊書の中から、「一読の価値ある本」を厳選し、その要約を紹介する月刊誌です。毎月、100冊前後のビジネス関連の新刊書を熟読、その中でも特に「内容が斬新」「アイデアに溢れた」10冊を厳選し、その要約を紹介しています。1987年の創刊以来30年以上にわたり、第一線のビジネスリーダーを中心に購読されています。
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