ビッグバンから意識の出現まで、「この138億年に起きたこと」をまとめた驚くべき偉業

「あなた」や「私」がここにいるのはなぜか?
この根源的で壮大な問いに挑むには、ひとつの学問だけでは足りません。ビッグバンから宇宙が始まり、星々が生まれ、地球が形成され、生命が誕生し、進化を経て人類が現れ、やがて「私」という意識が芽生える――。この一連、すなわち「138億年かけて起こったこと」を理解するには、化学、宇宙物理学、生命科学、進化学、遺伝学、生物学、脳科学、心理学など、あらゆる科学の知見を総動員する必要があるのです。
本書は、そうした問題意識から生まれた、「ユニバーサル・ヒストリー」の書。科学が積み重ねてきた発見の数々を通して、「私たちの存在は偶然なのか、それとも必然なのか」を探究します。
リチャード・ドーキンス絶賛!
「多くの科学者は自分の専門分野しか知らないが、ティム・コールソンは科学を統合された全体として理解している。読む喜びに満ちた、不朽の業績だ」

私はこの本で科学がめざましい功績をあげてきたことを読者に納得させたい。私は科学的知識のごく一部を要約することしかできないが、私たちが存在する理由をめぐる歴史を伝えるにはそれで十分だ。私たちの宇宙の歴史と仕組みは目を見張るうえに美しく、理解するに値するものだ。科学的方法を恐れるべきではない。受け入れるべきである。これまで何百万人もの科学者が懸命な努力によってもたらしてきた知識には、はっとするような驚きがある。さあ、ここからは、私たちが存在する理由を探る時間の旅に出かけよう。
――本文より抜粋(一部編集)
刊行を記念し、本書の第4章をNHK出版デジタルマガジンにて公開中!
目次
第1章 科学的に考える
第2章 時間の始まり――物理学の視点
第3章 すべては粒でできている――化学の視点
第4章 私たちのいるところ――地球科学の視点
第5章 命の出現――生命科学の視点
第6章 生命はすべてを支配する――進化生物学の視点
第7章 意識の宿る場所――脳科学の視点
第8章 人類はなぜいまのようになったのか――古生物学と人類学の視点
第9章 あなたと私
第10章 なぜ私たちは存在するのか
著者
ティム・コールソン/Tim Coulson

オックスフォード大学動物学教授。30年にわたり生物学の講義を行うとともに、これまでに学術誌に200を超える論文を発表している。主な研究テーマは捕食動物の生態系への影響について。教育及び研究の実績に対して、王立協会、イギリス生態学会などから国際的な賞を受賞。オックスフォード大学の自然史博物館において、定期的に一般向けの講義を行うほか、BBC、Sky、Channel4 などの番組にコメンテーターとして出演している。
商品情報

『「私」という存在の科学 ビッグバンから意識の出現まで』
[著] ティム・コールソン
[訳] 藤原 多伽夫
出版社:NHK出版
発売日:2026年2月25日
定価:3,190円(税込)
判型:四六判
ページ数:496ページ
ISBN:978-4-14-082008-7
URL:
NHK出版ECサイト→https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000820082026.html
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