ANN news CH
以下、「“節目”の2025年『戦後80年』『万博』『参院選』も…今年はどんな1年に【報道ステーション】(2025年1月6日) 」の概要欄より
9連休明けという人も多い仕事始め。
出勤する人
「きょうは、肩慣らしくらいで仕事しようかなと」
出勤する人
「3回目・4回目くらいのアラームで、やっと起きました。朝、起きて憂うつな気持ちで。ずっと休んでいたし、年末年始。ここから気持ちを切り替えて、頑張っていかなきゃなと」
朝から報道陣に囲まれた経営者もいます。
アメリカのバイデン大統領に、USスチールの買収禁止命令を出された日本製鉄の今井正社長です。
日本製鉄・今井正社長
「（Q．提訴の方針を固めた）重要な選択肢の一つとして、そういったことも念頭に検討している」
予測不能かつ内向きになっていくアメリカと向き合わざるを得ない日本。かじ取りを担う石破総理は、明治維新以降の“強い日本”、戦後の“豊かな日本”に次ぐ、“第3の日本”をつくるとぶち上げました。
石破総理
「第1の柱として、私は、令和の日本列島改造と位置づけ、地方創生2．0を強力に推し進めていく」
例年以上の賑わいを見せる神田明神。
製造業
「（去年は）我々の会社もあまり良い年ではなかったので、今年こそはという思いでお参りさせてもらいました」
ひときわ大きな熊手を手に入れた人たちがいます。おみくじも引いたそうです。
運送業
「いま、開けたんですけど、『吉』でした」
運送業といえば、去年、残業規制の強化でドライバー不足が課題となった『2024年問題』に揺れた業界です。
一宮運輸営業本部・犬山昌克本部長
「去年、クローズアップされて、脚光を浴びた業界でもあるので、今年は、もうちょっと現実的に飛躍できる年にしたい。今年は巳年なんで、長いものに巻かれろということで、仕事も世の中の流れに巻かれて、うまく上昇気流に乗っていくといいな」
東京・新橋の居酒屋。
根室食堂・平山徳治代表
「きょうは、さっぱりですね」
今月の新年会の予約は、わずか3件。インフルエンザの大流行も要因ですが、それだけではないと感じているそうです。
根室食堂・平山徳治代表
「年配層が、外で飲み食いするのが、急激に減ったと思います。最近、よく聞くのが、大企業のお客さまが半分ぐらいが移転されて。その分（新橋に）、サラリーマンが減ったかなと思いますね。（Q．サラリーマンの元気は）感じられないですね」
2025年、どんな年になるのでしょうか。
不動産ファンド
「円安・円高の話と金利と、（トランプ次期大統領は）関税をかなり強くかけてくると思う。そのあたりがどういう影響がでるかなって。株価にも影響が出るでしょうし。（ご自身の仕事にも影響出そう）影響、出るかな」
不動産ファンド
「いい影響じゃないですかね」
金融業
「金利がどんどん上がっていくので、『金利が上がっててごめんなさい』という会話が（去年は）多かった。（Q．2025年はどうなりそう）もう少し厳しくなってしまうのでは」
インドから来日して18年という人からはこんな声が。
不動産業
「変化に応じて自分を変えていく感じが、すごく大切になっていく。（Q．アメリカ大統領が変わってもそれにどう対応するか）前向きに柔軟に、そこだと思います」
◆2025年は、さまざまなことが節目を迎える年でもあります。
主な予定です。
1月は、忘れてはならない大災害のあった月。『阪神・淡路大震災』から30年です。最大震度7を観測。死者は6400人以上に及びました。
1月20日は、アメリカの大統領就任式。トランプ氏が、初日にいくつの大統領令に署名するかも注目です。
3月には、メジャーリーグの開幕戦『ドジャースVSカブス』が、6年ぶりに東京で開催されます。3月は、ほかにも、オウム真理教の幹部らが引き起こした『地下鉄サリン事件』から30年となります。
4月は、チケット販売が苦戦しているとも伝えられている『大阪・関西万博』が13日に開幕します。
7月には、『東京都議会議員』、参議院議員の半数が任期満了となります。去年、話題となったSNSを活用した選挙活動にも注目です。
8月は『広島・長崎への原爆投下』、15日は終戦、それぞれ80年という節目の年となります。
そして、12月1日には、現行の健康保険証が有効期限を迎えます。それ以降、現行の保険証は使えなくなり、医療機関などの受診は、マイナ保険証か資格確認書を利用することになります。
2025年は、こんな問題もあります。
いわゆる『団塊の世代』が、全員75歳以上の後期高齢者になります。これは、日本の総人口の約5人に1人の割合。“超高齢化社会”により、社会保障費の負担増加や、深刻な働き手不足が懸念され、“2025年問題”ともいわれています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
