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以下、「お年玉に贈与税?心配の声 “子ども貯金”注意 110万円超えると…【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年1月13日) 」の概要欄より
人からお金や土地など財産となるものをもらうと贈与税がかかることもありますが、お正月の子どもたちの一番の楽しみ「お年玉」にも贈与税は適用されるのでしょうか。専門家に聞きました。
■“子ども貯金”注意 110万円超えると…
小学5年生 お年玉2万2000円
「推しのグッズを買いに行きます」
小学3年生 お年玉は家族でつかみ取り
「全部ディズニーランドで使っちゃった」
今年最初の3連休。子どもたちが楽しそうに話すのは、お年玉についてです。なかにはこんな現代的な受け取り方も。
20歳学生 お年玉4万円
「Vポイントをそのままポイントであげるって言われて、(ポイントで)3万円分いただきました」
しかし、親の中にはこんな心配をする人もいます。
買い物に来た親子
「(ためたお金を)将来的に本人にあげたいと思っていたんですけど、その都度、少しずつ出して使っちゃったほうが税金のことを考えるといいのかなっていう気がします」
家族旅行で来た40代父親
「贈与税がかかってしまうということですか。ちょっとそこまで税金をかけられるのは正直厳しい」
お年玉に贈与税はかかるのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの橋本絵美さんに話を聞きました。
橋本さん
「基本的には、お年玉に贈与税はかかりません。お年玉だけでなく、結婚式の時のご祝儀ですとか、年末年始のごあいさつ。そういったものに関しては、社会通念上おかしくないような金額であれば贈与税はかからない」
では“社会通念上”とはいくらを指すのでしょうか。
橋本さん
「1年間でもらった金額の合計に対して決まりますので、合計いくらもらったのかというのが判断の基準になってきます。目安としては贈与税が非課税である110万円以下におさえたほうがいいと思います」
お年玉には影響がなさそうです。しかし、こんな注意点も。
橋本さん
「子どもに渡すタイミングがどこかで来る。(その時に)110万円を超えていると、一括で贈与したとみなされるケースがありますので、その点は注意が必要です」
子どもの成長に合わせながら、親子で一緒に管理するという意識が望ましいといいます。小学生の娘をもつ橋本さんの場合は?
■子ども貯金で運用 NISAで「10倍に増えた」
橋本さん
「子どもの通帳に入れて、お年玉をもらったら『お年玉○○円』と生まれた時からつけている」
お年玉以外にも、誕生日のお祝いや入学祝などをもらうと、子どもの口座に振り込んでいる橋本さん。ファイナンシャルプランナーであることを生かし、こんな工夫もしています。
橋本さん
「いったん全部ジュニアNISAに移して運用しています。基本的にはほぼ右肩上がりだったので、入れといてよかったなと思っています」
お年玉の行方を子どもに説明すると。
橋本さん
「株を買うと、会社からプレゼントが来ます」
小学3年生 来海ちゃん
「ここに『株主優待券』って書いてあるから…」
橋本さん
「そう、来海は株主なの」
子どもたちの趣味に合わせながら選んだ銘柄で、これまでためていたお年玉貯金は10倍以上にも増えたといいます。
一方で投資はリスクも伴います。金融教育も義務化したなか、お年玉はお金の勉強の第一歩になっていくのかもしれません。
(「グッド!モーニング」2025年1月13日放送分より)
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