プラモ感覚で我が家を建築 住宅キットで組み立ても耐震性クリア 背景に「危機感」【グッド!モーニング】(2025年1月15日)

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以下、「プラモ感覚で我が家を建築 住宅キットで組み立ても耐震性クリア 背景に「危機感」【グッド!モーニング】(2025年1月15日) 」の概要欄より

 建設業界の人手不足解決へ新たな一手となるかもしれません。プラモデル感覚で自らの手で建てる住宅キットを開発したベンチャー企業を取材しました。

■女性でもOK 耐震性もクリア

「(家作りは)めちゃくちゃ楽しいですね」と話すのは、現在、愛知県岡崎市に念願の我が家を建築中の村瀬航平さんと西山ののかさんの2人です。

西山さん
「自分たちで手をかけて工夫したりとかして建てた家の方が、安心するなという感覚でいます」

 専門の業者に任せることなく、自らの手で建てる住宅。といっても、2人とも建築の知識はない全くの素人です。

 そんな2人が選んだのは、3Dプリンターなどデジタル技術を駆使した「ネスティング」と呼ばれる住宅。最大の特徴は、番号の付いた木材キットを設計図に従いプラモデル感覚で組み立てられることです。

 木材はすべて重量が10キロ以下にしてあるため、女性でも持ち運べます。建築基準法で定められた耐震性もクリアしています。専門的な知識が必要な電気や水回りの工事以外は、基本的に全部自分たちで行うといいます。

村瀬さん
「失敗したら修正の仕方を(開発会社に)教えてもらえるので、困っちゃうみたいなことはないです」

 なぜ自らの手で建てる住宅が誕生したのか。その気になる価格とは?

■能登の被災地にも…次は郊外へ

 プラモデル感覚で自らの手で建てる住宅を開発したベンチャー企業の社長はこう話します。

「VUILD」秋吉浩気社長
「建設費高騰がやっぱり円安とかもあるので、住宅の価格が上がっているということと並行して、職人が不足してる」

 1980年代には80万人以上いた大工職人は高齢化とともに減少し続け、2030年には20万人にまで減ると言われています。

秋吉社長
「2030年、40年になっていくと、お金でも解決できないぐらい作れる人がいなくなっちゃうのではという危機感がある」

 こういった未来を見据えて生まれたのが、自分たちの手で作る住宅です。

 実際に完成した栃木県内の住宅は40平方メートルの平屋で、依頼主は仲間と力を合わせて1カ月ほどで完成させました。かかった費用はおよそ1200万円でした。

 3月に完成予定だという村瀬さんと西山さんの新居。2人は木材にもこだわりました。

西山さん
「(地元)愛知県の木材を使って、木を切った人とか加工した人の顔も分かるというので、そうやって(住宅は)本来作るべきだろうな」

 開発した企業は、今後の展開についてこう説明します。

秋吉社長
「能登の実際壊れてしまった家をカスタマイズして、常設で住む家を作るというのを、(去年)10月から始めて。離島とか山村とかには、ものすごく(この工法が)マッチしている。地方の郊外エリアとか、(大工職人が少ない)所に次は入っていけるといいなと」

(「グッド!モーニング」2025年1月15日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp




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