"千年の森" から木造ビルまで。森林大国・日本に世界が注目! 書籍『森林ビジネス』が本日発売


国土の約7割が森林! 日本の森の潜在力


ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年8月1日に書籍『森林ビジネス』を刊行します。

国土の約7割を森林が占める日本。本書は、林業や木材流通、加工、建築はもちろん、森林サービス、観光など、日本の森林を取り巻く多様なビジネスの全貌を解説した一冊です。著者は、これまで日本各地の森林に足を運び、地域再生・林業再生コンサルタントとして活躍する古川大輔氏。森林ビジネスの全体像とともに、業界の現状と課題、可能性について語ります。

●世界に誇る森林ビジネスの全貌

日本は古くから「木の文化」を持つ国です。屋久島や白神山地などの森林エリアは、世界遺産に登録されています。また、人里に隣接した山地や森林は「里山」と呼ばれ、人々の暮らしの中で大切にされてきました。

建築の世界においても、木は日本人と深い関係にあります。世界最古の木造建築は法隆寺であり、東大寺の大仏殿は世界最大級の木造軸組建築物として知られています。

最近では、庁舎や体育館などの公共建築物のほか、木造のビルも建設されています。また、東京2020オリンピックでは国立競技場に、2025年の大阪・関西万博では会場シンボルの「大屋根リング」に国産木材が使われました。

近年、持続可能な地上資源として木材が見直されており、日本の森林資源は世界からも注目されています。本書では、日本が誇る森林ビジネスの世界を網羅的に解説します。

●新たな時代に突入する森林ビジネス

森林をとりまく話題には、SDGs、地方創生、脱炭素社会(カーボンニュートラル)、持続可能な社会の構築など、共通のテーマがあります。本書では、それらのテーマに沿った話題や新たな森林ビジネス、木材の生産・加工・流通のほか、「伐採」vs「規制」の論争や、日本各地に点在する「持ち主不明の森」の現状などについても取り上げます。

そのほか、森林施業プランナーやフォレスター、林業系コンサルタントなど、森林に関連した幅広い職種についても紹介。

「木材と材木の違い」や「間伐材に関する誤解」、「一見、天然林に見える人工林」など、“森林トリビア” も満載です。

業界への就職や新規参入を考えている人はもちろん、自然や建築が好きな人にとっても、読み応えのある一冊です。

●本書の構成

第1章 世界から学ぶ森林ビジネスの世界

第2章 日本の人工林から学ぶ多様な森林の世界

第3章 植林・育林・間伐・伐採から学ぶ生産の世界

第4章 木材市場から学ぶ流通の世界

第5章 日本の建物から学ぶ木造建築の世界

第6章 職人から学ぶ木製プロダクトの世界

第7章 森ではたらく人々から学ぶ現場の世界

第8章 「まちづくり」から学ぶトータル林業の世界

第9章 これからの森林ビジネスの世界

 ●こんな方におすすめ 

・森林・林業に関心がある方

・地方創生、まちづくり、移住・二地域居住に興味がある方

・環境問題に興味がある方

・木材・建築業界の関係者

・森林ビジネス業界で働く人や森林ビジネス業界への就職を考えている人

・森林ビジネスへの展開や新規事業を検討されている企業の方

 ●著者紹介 

古川 大輔(ふるかわ・だいすけ)

株式会社古川ちいきの総合研究所 代表取締役

地域再生/林業再生コンサルタント。総務省登録・地域力創造アドバイザー。国産材ギャラリー「ちいきのBAR峠」オーナー。新潟県生まれ、東京都町田市育ち。東京大学大学院時代に全国の農山村地域を巡り、過疎化、農林業経営の厳しさ、ダム建設など農山村が抱える問題を目の当たりにする。これらの解決のため、より実践的な活動がしたいと考え、大学院を中退しビジネスの世界に飛び込む。(株)船井総合研究所では「地域ブランド創造チーム」を立ち上げ、地域ブランディングを切り口とした地方創生に携わる。その後、(株)アミタ持続可能経済研究所の客員研究員、(株)トビムシを経て独立し、2012年に(株)古川ちいきの総合研究所を設立。市町村の森林ビジョン策定と実行支援、企業の経営コンサルティング、地域材コーディネート、6次産業化支援、移住定住支援など、幅広く全国の森林・林業・木材産業・まちづくりに関わり、各地での講演実績多数。編著書に『森ではたらく! 27人の27の仕事』(学芸出版社)がある。2024年より、社会人博士課程として東京大学大学院 林政学研究室に所属し、研究活動を再開。

●書籍情報

『森林ビジネス』

著者:古川 大輔(ふるかわ・だいすけ)

定価:1848円(本体1680円+税)

体裁:四六判 / 288ページ

ISBN:978-4-295-41119-2

発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)

発売日:2025年8月1日

▼リンク一覧(クロスメディアグループ)

株式会社クロスメディア・パブリッシング https://cm-publishing.co.jp/

株式会社クロスメディア・マーケティング https://cm-marketing.jp/

クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/





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