1万5000人の行動分析データからわかった「行動できる人」と「行動できない人」の違い
ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2024年9月20日に書籍『1日5分で「自己肯定感」と「行動力」を高める できたこと手帳』を刊行しました。この手帳は、自己肯定感を育てながら、日々の「小さな成功体験」を積み重ねることで、よい習慣・よい行動を無理なく身につけられるツールです。
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295410126
● 毎日の「小さな変化」を振り返ることで、行動がよい方向へと変わっていく
「行動を変える専門家」の著者・永谷研一さんが、15年間で1万5000人以上の行動を分析したデータと、最新の行動科学・感情科学・認知心理学の知見をもとにつくり上げたメソッド「できたことノート」。これは、毎日の暮らしの中にある小さな「できたこと」を書き止め、振り返っていくことで、自己肯定感を高め、無理なく自分の行動を変えていく方法です。
その方法を誰でも簡単に実践できるように開発された手帳が、この『できたこと手帳』です。毎日たった3~5分の時間で、その日の中で見つけた小さな「できたこと」をメモし、自分自身を肯定的に見る習慣、それを振り返って行動をアップデートしていく習慣を身につけられます。
自己肯定感を高め、行動をよい方向に変えていくためには、日々、自分の「できたこと」や「小さな変化」に気づくことが重要。この手帳では、そのための具体的なステップを、冒頭20ページほどでわかりやすくコンパクトに解説しているので、今日からすぐに実践できるのが特徴です。
永谷さんは、大手企業での新人研修や管理職研修など幅広い層の人材育成のほか、⼩・中・⾼校での講演や教員研修など指導の機会も多く、近年は大学でも教えており、あらゆる年代に「難しいことをわかりやすく伝える」ことに定評があります。
●「やる気満々」の人ほど行動が続かない理由
これまで、「夢に向かって頑張ろう!」「やる気を出せ」と精神論ばかりを煽られてきた方も、この手帳なら無理なく続けられます。なぜなら、急に大きなことを始めるのではなく、行動科学の分野の研究成果をもとに、日常の中で自然に「小さな一歩」を重ねて「大きな変化」につなげていく方法だからです。
むしろ著者の永谷さんは「やる気満々の人を見ると心配になる」とさえ言います。永谷さんの研修で特徴的なのは、「研修をやって、その場でおしまい」ではなく、ITシステムを使って「参加者のその後の行動」までフォローし、分析している点。データを見てみると、やる気があること自体は大事なのですが、一気に大きなことを成し遂げようとして、
・やたら高い目標を立ててしまう人
・やることが多すぎる人
は、当然ながら行動が続かず、途中で挫折してしまうケースが多いとのこと。こうしてやる気が空回りしてしまうことを指して、「『最初のやる気』は嘘をつく」という言い方で注意を促します。逆に行動を続けられるのは「淡々と、簡単で小さなことを実践できる人」だということが、数字としてもはっきりわかってきました。この手帳のメソッドにも、そうした研究の成果が活かされています。
● 思った以上に多い「自己肯定感の低い人たち」を助けたい
この手帳は、2017年に刊行された『昨日より今日、ちょっとよくなる できたこと手帳』の改訂新版です。これまで延べ5万人が実践してきたメソッドを、時代の変化や行動科学・認知心理学の最新の研究に基づいて大幅にアップデートし、デザインやイラストなども一新しています。
また、この手帳のメソッドは、自分で実践するだけでなく、「親子で」「先生と生徒で」など、旧版の刊行当初に想定していた以上にさまざまな形、さまざまなシーンでお使いいただいています。永谷さんは、研修や講演などで、老若男女、さまざまな層とじかに触れ合う中で、「共働きの夫婦(特に女性)」「主婦」「学校の先生」「シニア(特に男性)」などの中には、自己肯定感の低い人が思った以上に多いと実感していると言います。そうした人たちを助けたいという思いも、このメソッドを広めていく大きな原動力になっているとのこと。
誰でも、ちょっとした「できたこと」を見つめることで、大きく変わっていけます。いまは気づいていない、自分の可能性をたぐり寄せる『できたこと手帳』。「なんとなくいまの自分を変えたい。でも何から始めたらいいのか分からない」という多くの方にぴったりのツールです。
▼ 実際に『できたこと手帳』を使った方の感想
・「自分の大切にしていることがわかり、仕事と家庭のバランスが取れるようになりました」(30代女性)
・「自信を失いかけていた日々が、前向きで楽しい毎日に変わりました」(20代男性)
・「部活の教え子たちに半年書いてもらったら、初めて県大会に出場できました」(40代女性)
・「『最近、笑顔が増えましたね』と言われるようになりました」(50代男性)
・「10歳の長男と交換日記的に使っています。息子の意外な面を知ることができて楽しいです」(30代女性)
▼ 本書の特色
・ロングセラー『1日5分 書けば明日が変わる できたことノート』の内容を凝縮して解説
・「日付記入式」で今日から始められる
・53週(371日)分の記入欄、10本のコラムを収録
● 著者紹介
永谷研一(ながや・けんいち)
行動科学専門家/発明家/株式会社ネットマン 代表取締役社長/長崎大学 講師/情報コミュニケーション学会 理事
1966年静岡県沼津市生まれ。1999年4月株式会社ネットマンを設立。学校や企業にITを活用した教育サービスを提供するパイオニア。校務・学習支援システム「Cラーニング」で全国の教育現場のDX化を推進する。
また行動変容を促進するITシステムを考案・開発し、日米で特許を取得。米国でその功績が高く評価を受け、O-1ビザ(卓越能力保持者ビザ)が認められる。
行動科学や認知心理学をベースに、1万5000人の行動変容データを検証・分析し、目標達成メソッド「PDCFAサイクル」を開発。多くの学校や企業の人材育成に採用されている。
また、自己肯定感を高めてありたい姿を実現するための「できたことノート」を伝える講演活動を精力的に行っている。4人の子の父。
著書に『1日5分 書けば明日が変わる できたことノート』ほか多数。
できたことノート&手帳 公式サイト https://www.dekitakoto.jp/
株式会社ネットマン https://www.netman.co.jp/
● 書籍情報
『1日5分で「自己肯定感」と「行動力」を高める できたこと手帳』
著者:永谷研一
定価:1,848円(本体1,680円+税)
体裁:A5判 / 102ページ / 2色刷
ISBN:978-4-295-41012-6
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2024年9月20日
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295410126
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