日本のコンサルの草分け的存在「伝説のコンサルタント」が明かす本物のコンサルを選ぶ技術とは?
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企業とコンサルのミスマッチはなぜ起こるのか?
近年、コンサルタントを起用する企業が増加する一方で、クライアントとコンサルタントのミスマッチが深刻な問題となっています。コンサルタントを雇ってみたが、思うように成果が出ない。次々にコンサルタントを変えてみても、結果は同じどころか、かえって会社自体が方向性を見失い、組織がガタガタになってしまった……。そんな笑うに笑えない事態が起きているというのです。この問題の背景には、質の低下したコンサルタントの増加が挙げられます。
例えば、短絡的にコストカットや人員削減を推奨するコンサルタントです。こうした施策は一時的な成果として数字上の改善が見られるものの、長期的には組織の崩壊や経営層と社員間の溝を深める結果となることも少なくありません。企業が持続的な成長を実現するためには、コスト削減に頼るだけでなく、売上を伸ばす戦略を立てることが重要です。しかしながら、現状は短期的な成果を求めるあまり、コンサルティングの本質的な価値が失われていると言わざるを得ません。このような状況は、企業側もコンサルタント側も互いに不幸であり、業界全体に対しての信頼を損ねる結果となっています。現在の「コンサル全盛時代」において、コンサルティングに対する不信感が広がっていることは、企業やコンサルティング会社にとって大きな課題であり、両者が共により良い関係を築くことが求められています。
本書では、そんなミスマッチを起こさないためにも、コンサルタントを雇う側の意識を高め、実力のある本物のコンサルタントを見極める方法について解説しています。
本書の構成
第1章 企業とコンサルのミスマッチはなぜ起こるのか?
第2章 コンサルティングは本当に役に立つのか?
第3章 企業を変えるコンサルタント7つの条件
第4章 ひと目でコンサルの実力を見抜く方法
第5章 コンサルタントとの賢いつき合い方
著者紹介
堀紘一(ほり・こういち)
1945年兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業後、読売新聞経済部を経て、73年から三菱商事に勤務。ハーバード・ビジネススクールでMBA with High Distinction(Baker Scholar)を日本人として初めて取得後、ボストン コンサルティング グループで経営戦略策定を支援。89年より同社代表取締役社長。2000年6月、ベンチャー企業のコンサルティングを行うドリームインキュベータを設立、代表取締役社長に就任。05年9月、同社を東証1部に上場させる。著書多数。
津田久資(つだ・ひさし)
東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院修了(MBA)。博報堂、ボストン コンサルティング グループ、チューリッヒ保険などで、一貫して新商品開発、ブランディングを含むマーケティング戦略の立案・実行にあたる。現在はコンサルティング業務を行いながら大手企業などの研修において、論理思考・戦略思考の講座を多数担当。のべ1万人以上の指導実績を持つ。著書に『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか──論理思考のシンプルな本質』『新マーケティング原論』(ともにダイヤモンド社)など、共著に『ロジカル面接術』(ワック)などがある。
書籍情報
『本物のコンサルを選ぶ技術』
著者:堀紘一、津田久資
定価:1,848円(本体1,680円+税)
体裁:四六判 / 272ページ
ISBN:978-4-295-41016-4
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2024年9月27日
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