■中学受験も、仕事も人生も……「算数力」は一生モノ!
「算数力」とは、情報処理能力、論理的思考力があるのはもちろん、「考えること」が大好きで、考え続けられる能力のことを指します。近年、ますます激化する中学受験競争において、最も重要なのがこの「算数力」です。覚えれば誰でもできる暗記科目とは異なり、算数は思考力の差がつきやすく、得意かどうかが合否を分けることになります。最近では算数1科目入試を採用する学校も増え、今後もそのトレンドは続くことが予想されます。
算数ができると、中学受験に超有利になることはもちろん、その後の受験、さらには仕事や人生においても役立ちます。考えることが好きな力は、さまざまなトラブルに直面しても自分で考えて解決する、たくましく生きる力に通じます。
子どもに絶対に身につけさせたい算数力は、どのようにして鍛えれば良いのでしょうか?そのカギは、苦手意識がつかない低学年のうちに、徹底的に考えることの楽しさを教えることにあります。算数ほど、スタートダッシュが利く科目はありません。
■早いうちに、正しく楽しく学習に取り組めば、算数力は必ず身につく
著者の田邉亨氏は、年中から小学校低学年向けの算数に特化した学習教室、「りんご塾」の代表です。この本では、これまで数多くの子どもたちの算数力を開花させてきた田邉氏が、天才を生み出すりんご塾のメソッド、また家庭でも実践できる算数力を育てる環境づくりや声かけの秘訣を紹介しています。
小学校低学年までにやることは「詰め込み教育」ではなく、「思考力」と「考えることは楽しい」という気持ちを身につけることだといいます。そのための教育法の提案はもちろん、「テストで悪い点が続く子どもにどう声をかける?」「ゲームやYouTubeばかりの子でも大丈夫?」など、さまざまな親の悩みにも応えます。算数を得意にさせたい方はもちろん、勉強を好きになってほしい、社会で活躍できる人になってほしいと願うすべての親に手にとってほしい1冊です。
■目次
はじめに
プロローグ 子どもの将来にもっとも大事な「算数力」
第1章 「算数力」は小学校低学年までに決まる
第2章 「算数力」を育てるための環境づくり
第3章 「算数力」をぐんぐん伸ばすりんご塾メソッド
第4章 「算数力」を育てる声かけ
第5章 Q&A 田邉先生教えて! こんなときはどうすれば?
第6章 結局「算数力」がある子がすべてに勝つ
エピローグ 「4つ目のりんご」になりたいという私の夢
巻末特典 まずはこれから! 「天才パズル」超・厳選版!
■著者プロフィール:田邉 亨(たなべ・とおる)
りんご塾代表。1968年、滋賀県生まれ。モーツァルトとサンバが好きで声楽家を志し、名古屋音楽大学に入学するも中退。その後、ニューヨーク市立大学とペンシルベニア州立大学で学ぶ。帰国後、塾の講師などを経て、2000年9月、小学校低学年向けの「算数オリンピック」「そろばん検定」「思考力」を重視した学習教室「りんご塾」を滋賀県彦根市に設立。「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」を教育信条にした、独自の教材とメソッドで、2014年から毎年、算数オリンピックの入賞者を輩出。大手教育企業と提携し、2024年から全国に200か所以上の教室を展開予定。Gakkenの「天才!! ヒマつぶしドリル」のシリーズは累計25万部突破。今まさに、最も注目されている教育者のひとり。
■『「算数力」は小3までに育てなさい』
著者:田邉 亨
定価:1,760円(税込)
発売日:2024年5月15日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六判並製・256頁
https://www.amazon.co.jp/dp/4478120021/
※リリース内の画像・写真は、本書籍に関わる報道を目的とした使用に限ります。