◆作品概要
「半沢直樹」シリーズや「花咲舞」シリーズなど数々のヒット作を生み出している作家・池井戸潤さんの最新作。小さなM&Aブティック(企業の合併・買収の仲介を専門とする会社)を舞台に繰り広げられる人間ドラマが展開されていきます。
本作の主人公は若きエリートバンカーの雨宮秋都。6月3日発売号の「第一話」は、東京中央銀行・日本橋支店に勤める雨宮が融資先であるカフェ「コピ・ルアク」を訪れるシーンから始まります。何やら問題を抱えているようで、冒頭から融資折衝をめぐる緊張感が伝わってくる内容になっています。
情熱あふれるニューヒーローが、「M&A」という舞台でどのような駆け引きを演じていくのか。“涙あり笑いあり恋もあり”のエンタメ作品です。
◆著者プロフィール
池井戸潤(いけいど・じゅん)
1963年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。
1998年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。
2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』で直木賞、2020年野間出版文化賞、昨年『ハヤブサ消防団』で柴田錬三郎賞を受賞。また、『シャイロックの子供たち』を原作とする同名映画で脚本を手がけ、2024年にツバキミチオ名義で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。
主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『シャイロックの子供たち』『空飛ぶタイヤ』『民王』『かばん屋の相続』『ルーズヴェルト・ゲーム』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『ノーサイド・ゲーム』『民王 シベリアの陰謀』など。最新刊『俺たちの箱根駅伝』が早くもベストセラーに。
◆週刊ダイヤモンドのご紹介
ビジネス週刊誌の中で31年連続書店売上No.1※を誇る『週刊ダイヤモンド』は、1913(大正2)年の創刊以来、111年にわたり日本を代表する経済誌として、企業やビジネスパーソンの情報ニーズに応えてきました(※ABC販売会社部数調べ)。
また、2019年に経済メディアとしていち早く、「ダイヤモンド・オンライン」上でサブスクリプション(継続課金)サービス 「ダイヤモンド・プレミアム」をスタート。登録会員数100万人、有料会員数4.2万人を突破しました。業界担当記者が企業・産業界を長期間カバーする態勢を徹底することで、雑誌とデジタル版の双方において、他メディアでは読めない独自コンテンツをお届けしています。
ダイヤモンド社にとって、2024年は「週刊ダイヤモンド創刊111周年」「サブスク参入5周年」のメモリアルイヤーとなります。この記念すべき節目のタイミングで、池井戸潤さんの最新作をお届けいたします。ぜひご期待ください。
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