3つの伝説が織りなすタイムピース タグ・ホイヤーとポルシェ、そしてカレラ・パナメリカーナ・メヒコ



         https://www.tagheuer.com/jp/ja/CBS5012.FC6571.html


スイス、ラ・ショー・ド・フォン – 2024年10月10日:スピード、ヘリテージ、精度、卓越性の飽くなき追求。タグ・ホイヤー、ポルシェ、カレラ・パナメリカーナ・メヒコの代名詞ともなっているこれらの要素はいずれも、タグ・ホイヤーの新作タイムピースを象徴する特徴でもあります。スイスの高級時計ブランドとして、「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ x ポルシェ パナメリカーナ」を満を持して発表します。255本限定のエクスクルーシブなタイムピースは、時計ブランドと自動車メーカーとの最も正統なパートナーシップが再びコラボレーションしたタグ・ホイヤーとポルシェの豊かな歴史が刻まれています。伝説のレース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」を舞台に両社が共有するヘリテージを反映し、同レースでのポルシェ初勝利70周年を記念しています。その1954年のカレラ・パナメリカーナ・メヒコでは、ポルシェ 550 スパイダーが、1500cc以下のスポーツカークラスで1位と2位、総合で3位と4位という快挙を収めています。

カレラ・パナメリカーナ レースの響く轟音

この上なく危険でスリリングなコースで知られるカレラ・パナメリカーナ・メヒコは、1950年の初開催以来、モータースポーツ界の伝説的なクロスカントリーラリーとしてその名を馳せてきました。メキシコ北部の国境地帯から南部の国境地帯まで優に3,000キロを超えるこのレースは、ドライバーにも、マシンにも絶対的な限界突破を強いるものとして瞬く間に評判となります。カレラ・パナメリカーナ・メヒコは、過酷な地形と極端な気温の中を平均時速150km以上で駆ける、スピード、耐久性、ドライビングスキルが極限まで試されるレースだったのです。安全上の懸念からわずか5回で中止に追い込まれたにもかかわらず、このレースはモーターレーシング史上に燦然と輝く足跡を残し、今も熱く語り継がれる数え切れないほどの物語や伝説を生み出しました。


ポルシェのカレラ・パナメリカーナ・メヒコ参戦にまつわるストーリーは、波乱万丈のこのレースの歴史の中でも極めて重要な部分を構成します。1954年、ハンス・ヘルマンの駆るポルシェ 550 スパイダーが、この屈指の難レースでクラス優勝を果たします。この勝利が、耐久レースにおいてポルシェが力をつけていくための基礎を築き、
エンジニアリングの優位性というポルシェの名声を確固たるものにしました。洗練されたデザインと先進のダブルオーバーヘッドカムシャフトを搭載した550 スパイダーは、自動車のイノベーションとパフォーマンスを象徴するアイコンとなります。

1962年、ジャック・ホイヤーは、メキシコのレーシングレジェンド、ペドロとリカルドのロドリゲス兄弟の両親から聞いた、カレラ・パナメリカーナ・メヒコの危険と興奮に満ちたレースの話に感銘を受けます。このレースの話にジャックが魅了されたことが、「ホイヤー カレラ」という名のクロノグラフの誕生につながります。
この名前こそ、冒険心、精度、卓越性のあくなき追求といったものを完璧に表現していました。1963年に発表された初代ホイヤー カレラ クロノグラフは、高速走行時でも容易に読み取れるようデザインされたすっきりとしたダイヤルが特徴で、タグ・ホイヤーの機能性とエレガンスへのこだわりを体現しています。また、2023年に60周年を迎えたタグ・ホイヤー カレラは、最も象徴的で革新的な時計の一つとしての地位を確固たるものにしました。

無敵のコラボレーション

1988年の再開から36年が経過した現在も続いているこのレース同様、「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ x ポルシェ パナメリカーナ」も、卓越性と革新性のレガシーを受け継いでいます。今年のカレラ・パナメリカーナ・メヒコのレースに合わせて発表されたこのタイムピースは、タグ・ホイヤーとポルシェが共に紡いできた歴史とその強力なパートナーシップを祝うもので、タグ・ホイヤーとポルシェのファンだけでなく時計愛好家をも大いに喜ばせることでしょう。


新作「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ x ポルシェ パナメリカーナ」のデザインの直接のインスピレーションとなったのが、アイコニックなレーシングカー「ポルシェ 550 スパイダー」。精巧なディテールが目を引くオープンワークダイヤルが、550 スパイダーのホイールを模している一方、シルバー、イエロー、ブラックの配色は、オリジナルマシンのカラーリングをそのまま採用しています。また、イエローラッカー仕上げの針とサブダイヤルの針が、この時計に際立ったスポーツテイストを添えています。

ダイヤルとサブダイヤルの光沢仕上げが、550 スパイダーのボディワークを想起させる一方、550 スパイダーのレーシング ホイールに着想を得た形状のオープンワークダイヤルに施されたザラザラとした質感をもたらすグレイン仕上げが、路面のアスファルトを彷彿とさせ、モーターレーシングのスポーティ感を演出しています。ダイヤルからは、高い技術力を誇るサヴォアフェールと計時の美しさが融合した、スネイル/サテン仕上げのムーブメントプレートが見えます。


サイズは42 mm。サテン仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されたステンレススティール製ケースを備え、サイドには1950年代にポルシェが使用していたオリジナルフォントで「Spyder」と刻印されています。湾曲したフランジにはPORSCHE ロゴをプリントし、6時位置のトゥールビヨンの上には伝説のレース「PANAMERICANA」の名が刻まれています。

このタイムピースにはまた、1970年代のカレラに使われていた同様にドーム型のヘサライトクリスタルへのオマージュとして、ドーム型サファイアクリスタルの「グラスボックス」デザインが採用されています。湾曲部分がフランジの上を滑らかに流れるよう工夫が凝らされたグラスボックスは、ダイヤルの縁へと流れるように
繋がり、ケースとの一体感を生み出しています。この革新的なデザインによって、ダイヤル表示が読み取りやすくなり、過酷なロードレースを闘うドライバーにとって理想的なタイムピースに仕上がっています。


パンチング加工が施されたブラックのカーフストラップは、イエローのライニングとステッチがさりげなくスポーティさとヴィンテージ感を添え、魅力をさらに高めています。ストラップの両サイドを飾るライニングが、この時計のアスレチックな美学を引き立てる斬新なデザイン要素となっています。

ムーブメントは心臓部にトゥールビヨンを配した自社製のTH20-09を搭載。約65時間ものパワーリザーブを実現し、究極の精度を約束しています。過去のタグ・ホイヤー x ポルシェの全てのモデル同様、ポルシェのステアリングホイールを模したローターをサファイアケースバックから覗くことが出来ます。、この時計のインスピレーションとなった550 スパイダーにタグ・ホイヤーならではのオマージュを捧げています。

このタイムピースは、1954年のカレラ・パナメリカーナ・メヒコを制したポルシェ 550 スパイダーのカーナンバー「55」に因み、255本のリミテッドエディションとなっています。それぞれの時計のケースバックには、このタイムピースのプレミアム感を引き立てるシリアルナンバーと「LIMITED EDITION」の特別な刻印が施されています。

ブラックラッカー仕上げのウッドボックスの高級感あふれるパッケージは、タイムピースと同色のイエローでパーソナライズされ、さらなる洗練さと特別感をもたらします。


2023年同様、ポルシェとタグ・ホイヤーは、今年もまた、カレラ・パナメリカーナ・メヒコとの強い絆を祝して、ユニークなこのレース限りのポルシェマシンをメキシコシティでのレーススティントの間にお披露目します。


「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ x ポルシェ パナメリカーナ」は、タグ・ホイヤー、ポルシェ、そしてカレラ・パナメリカーナ レースと3つの伝説の結びつきがいかに強いものであるかを証明するタイムピース。それこそが、共に紡いできた歴史、アドレナリンとイノベーションに対するいずれ勝るとも劣らない情熱を讃えるポルシェとタグ・ホイヤーのコラボレーションです。過去からインスピレーションを得て、それをモダンなデザインで再解釈することで、タグ・ホイヤーとポルシェはこれからも、ウォッチメイキングとモータースポーツの両分野で、未来に向けて、可能性の限界を押し広げ続けていきます。


<タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ x ポルシェ パナメリカーナ>

https://www.tagheuer.com/jp/ja/CBS5012.FC6571.html

CBS5012.FC6571/536万8,000円(税込)/2024年10月発売
TH20-09 / 自動巻 / シルバーオープンワークダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径42 mm / 100m防水 / パンチング加工を施したブラックカーフストラップ


 

スポゲル

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