2時間で読める教養の入り口「NHK出版 学びのきほん」シリーズ最新刊が、10月27日に発売
「2時間で読める教養の入り口」として、累計発行部数75万部を超える人気となった「NHK出版 学びのきほん」シリーズ。その最新刊は、英語を学ぶ人に必読の「学問としての翻訳入門」となる『NHK出版 学びのきほん 英語と日本語、どうちがう?』(2025年10月27日発売)です。

誰もが一度は感じる、英語を訳すことの苦手意識。しかし、翻訳の本質を理解し、英語と日本語の構造的違いが分かれば、その「訳って苦手……」を払拭できるのです。なぜ英語は日本語に訳しにくいのか? 「言語の歴史と役割」「英文和訳と翻訳の違い」「直訳と意訳の違い」「翻訳を教える際に気をつけている5つのポイント」――。良い読解をして適切に訳すために知っておくべき前提知識、二つの言語の理解の深め方を、日本を代表する翻訳家・鴻巣友季子さんが指南します。巻末には、英語・日本語・翻訳のことをもっと知りたい人のための豊富なブックガイドを収載。
英語を学ぶ人、必読の書!
──本書では、私が専門とする英語の翻訳を通して、翻訳とは何かを掘り下げて考えてみたいと思います。あらかじめお断りしておくと、本書は翻訳テクニックをお伝えするものではありません。そうではなく、英語と日本語はそもそも何がどう違うのか、なぜ衝突が起きるのか、その衝突の中で翻訳という営みは何をなしているのかについてお話しします。
(本書「はじめに」より)
『NHK出版 学びのきほん 英語と日本語、どうちがう?』構成
はじめに 言葉とことば
第1章 言語ってなんだろう?
第2章 翻訳ってなんだろう?
第3章 勘違いしていませんか? 「直訳」と「意訳」
第4章 英語と日本語のちがいって?
おわりに
ブックガイド
著者
鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)
翻訳家・文芸評論家。1963年東京都生まれ。翻訳家、文芸評論家。英米圏の同時代作家の紹介と並んで古典名作の新訳にも力を注ぐ。文芸評論、翻訳研究の分野でも活動。主な訳書にエミリー・ブロンテ『嵐が丘』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(新潮文庫)、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』『誓願』『老いぼれを燃やせ』(早川書房)など、著書に『文学は予言する』(新潮選書)、『翻訳ってなんだろう?』(ちくまプリマ―新書)、『翻訳問答』シリーズ(左右社)、『ギンガムチェックと塩漬けライム』(NHK 出版)など。津田塾大学言語文化研究所客員研究員。日本文藝家協会常務理事。
商品情報

書名:NHK出版 学びのきほん 英語と日本語、どうちがう?
著者:鴻巣友季子
出版社:NHK出版
発売日:2025年10月27日
定価:825円(税込)
判型:A5判並製
ページ数:112ページ
ISBN:978-4-14-407337-3
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064073372025.html
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