「疲れているのに眠れない」など睡眠の悩みには、専門医おすすめの、簡単な寝る前ストレッチが効果的。就寝前の習慣にすることで、健康的で熟睡&スッキリ目覚める快眠生活へ導く一冊です。
ベッドやふとんの上で行える、29種類の簡単なストレッチで睡眠力をアップ!
「寝つきが悪い」「夜中に目が覚めてしまう」「朝起きると体がだるい…」など、年齢を重ねるにつれて増えていく睡眠の悩み。そこでおすすめなのが、寝る前に行う簡単なストレッチ。ベッドやふとんの上で、両ひじの上げ下げや、つま先とかかとを交互に上げるストレッチを行えば、寝つきが良くなります。また、首を動かしたり、ウエストをひねったりするストレッチは血行を促進させ、肩こりや腰痛など体の不調も改善します。
質の良い睡眠は心身の健康を保つうえで欠かせません。習慣化することで熟睡&スッキリ目覚める快眠が得られ、やがて健康長寿にもつながります。
元気な毎日を長く過ごせるように、ぜひ「寝る前ストレッチ」を始めてみましょう!
主な内容
あなたの”眠り”は大丈夫? 快眠チェックリスト
「快眠」できない理由はいろいろありますが、知らないうちに「快眠」を妨げている行動や生活習慣をしているかも!? 快眠チェックリストで自分の睡眠充足度や体のこりをチェック!
Part1 体をほぐして快眠に!
寝る1時間半前に深部体温を上げよう!
快眠の第一歩は、寝つきを良くすること。人間は深部体温が下がるときに眠くなります。就寝の1時間半ぐらい前にストレッチをして体温を適度に上げることで、寝る前に体温が下がり、眠りにつきやすくなります。
寝る直前に! 血流アップをして深部体温をダウン
赤ちゃんの手が寝る前に温かくなるのは、体の熱を放散しているから。手のひらや足の裏からは熱が逃げやすく、熱が逃げるほど深部体温は下がります。寝る前にストレッチで手足の血行を良くしましょう。
心も体もリラックス!
寝つきが悪い人の多くは、自律神経のバランスが乱れています。寝る前に心身をリラックスさせるためには、呼吸法とストレッチの組み合わせが効果的。テレビは消して、部屋の照明を落として行いましょう。
スッキリ目覚めてリズムを正そう!
起き抜けの体をストレッチで適度に刺激すると、自律神経が活動モードに切り替わり、日中を活動的に過ごせます。そうすれば、夜は自然に眠気が訪れやすくなるという好循環に。
Part2では、肩こりや腰痛、足のつりを改善するストレッチを紹介します。
Part2 つらい症状をやわらげて快眠に!
・肩こりに やさしくゆるめてしっかり休もう
・腰痛に① 腰をやさしくストレッチ
・腰痛に② 股関節からゆるめよう
・足がつる人に 突然の激痛を回避しよう
著者紹介
白濱龍太郎(しらはま・りゅうたろう)
慶應義塾大学訪問准教授。東京医科歯科大学呼吸器内科や睡眠制御学快眠センター勤務等を経て、2013年に睡眠・呼吸器科の専門医院を開設。翌年には経済産業省海外支援プログラムに参加し、インドネシア等の医師たちへ睡眠時無呼吸症候群の教育を行う。2018年、ハーバード大学公衆衛生大学院の客員研究員として睡眠に関する先端の研究に従事。日本睡眠学会専門医、日本医師会認定産業医。
商品情報
書名:NHKまる得マガジンMOOK
今日から快眠! 寝る前ストレッチ
著者:白濱龍太郎
出版社:NHK出版
定価:990円(税込)
仕様:B5判並製
べージ数:80ページ
ISBN: 978-4-14-199346-9
NHK出版→https://www.nhk-book.co.jp/detail/000061993462024.html