多くの読者に愛されてきたモカシリーズ最新作
多くの読者に愛されてきた、モカシリーズ最新作『モカとまほうのコーヒー』がNHK出版より9月4日に発売になります。主人公のモカが、日常に疲れた青年を思いやりたっぷりのコーヒーで励ます『モカと幸せのコーヒー』(2016年4月刊)。それから数年が経過したという設定で、モカが彼の目の前にふたたび姿を現します。今回、モカのコーヒーは彼をどんなふうにハッピーにするのか、お楽しみに。
世界中で読まれている『ぴっぽのたび』から10年の節目に、思いを込めて描き上げるファンタジー絵本
福井県ふるさと文学館にて原画展「きみのそばに」が9月16日(月・祝)まで開催中の、ボローニャ国際イラストレーション賞受賞作家・刀根里衣さん。
9月4日には、多くの読者に愛されてきた、モカシリーズ最新作『モカとまほうのコーヒー』が発売されます。
主人公モカが日常に疲れた青年を思いやりたっぷりのコーヒーで励ます物語『モカと幸せのコーヒー』のクライマックスには、予想もしない展開が待っていました。それから数年後という設定で、モカがふたたび姿を現します。今回、モカのコーヒーは彼をどんなふうにハッピーにするのでしょう。今回もたくさんのコーヒーが登場します。『モカと幸せのコーヒー』の続編として、お楽しみください。
主人公のモカ
ボローニャ国際絵本原画展入選作品「まほうつかいうさぎと100のコーヒー」のなかで描かれた小さなうさぎ。じつは、マシュマロでできている。バルでバリスタ(コーヒーのスペシャリスト)としてはたらくモカは、愛情たっぷりのコーヒーでみんなをハッピーにすることが生きがい。マローネという茶色いうさぎのガールフレンドがいる。
朝起きてから寝る前までの飲み物を提案
絵本の中には、朝起きてから飲むエスプレッソから、3時のおやつに手作りケーキと飲むモカコーヒーに、お休み前のホットミルクなど、それぞれの時間帯にあわせてバリスタのモカが飲み物を提案していきます。それぞれ、モカの温かなメッセージがついていますので、絵のなかには登場しない青年をご自身に置きかえてお読みください。
刀根里衣の展覧会「きみのそばに」
『ぴっぽのたび』が12か国以上で翻訳されるなど、世界で活躍する刀根さん。日本デビュー10年の節目の今年、ふるさと福井で原画展が開催されています。20冊の絵本から、約100点の原画を展示。あなたにそっと寄り添う、美しく幻想的な絵本の世界をお楽しみください。
なお、展示の様子は8月20日(火)、NHK総合「午後LIVE ニュースーン」で特集され、大反響を呼びました。
★レビュー紹介★
事前にNetGalleyでゲラを読まれた方のレビューの一部をご紹介します。
・温かみのある優しいタッチの絵と優しい言葉が沁みます…。 なんといってもコーヒーカップのデザインがとても好きです。 読んでるだけポカポカとあたたまる。 コーヒーを飲みながら、1ページ1ページじっくりと味わいたい一冊。(書店関係者)
・またモカに会えて嬉しいです。モカのコーヒーと優しい言葉にとても癒やされました。ちょっと疲れたときにモカが淹れてくれたコーヒーは心も体も温めてくれそうです。刀根さんの絵本はプレゼントとして、子どもだけでなく大人に贈っても喜ばれます。この本は自分へのプレゼントとして手元に置きたいと思います。(レビュアー)
・今を頑張っているみんなに、静かに静かに読んでほしい絵本。目覚めから帰宅して床に着くまで、その時の気持ちにピッタリ応じてモカが出してくれるコーヒーと、それに添えられた言葉。そんな、生きることへの癒しが詰まった絵本。(教育関係者)
・刀根さんの作品はあたたかくて大好きです。コーヒーも大好きだし、モカちゃんももちろん好き。1ページ1ページが作品で、額に入れて飾りたくなる。モカちゃんカフェのメニュー表にもなるかな?コーヒーで一休みしたようなほっこり気分になれる1冊。どのコーヒーも飲んでみたい。(図書館関係者)
・またモカに会えるなんて、思いがけない幸せ。これは「読むコーヒー」ですね‼︎青年にかけることばは、そのままわたしの胸に沁みてくる。熟練のバリスタらしく、時と場合に応じてのコーヒーメニューのチョイスが抜群。何を飲もうかなぁ?とちょっとうきうきします。描かれたとりカップ始め、懐かしいグッズも目に嬉しい。一杯のコーヒーに心癒されたり、励まされたり、気持ちを切り替えたり。コーヒー効果、侮れません。(レビュアー)
※「NetGalley」(ネットギャリー)とは、出版社が提供する発売前の作品をデジタルデータで読めるサービスです。
著者紹介
刀根里衣(とね・さとえ)
福井県生まれ。絵本作家。2011年、イタリアの出版社から“Questo posso farlo”(『なんにもできなかったとり』)でデビュー後、ミラノで生活を開始する。約12年のイタリア在住を経て、現在は日本とイタリアの二拠点で創作活動を行う。2012年から2年連続で、ボローニャ国際絵本原画展に入選をはたし、2013年には、同原画展において入選者から選ばれる「国際イラストレーション賞」を受賞。受賞作を絵本化した“El viaje de PIPO”(『ぴっぽのたび』)は、幻想的で繊細な筆致が高く評価され、12か国以上で読まれている。『ぼくのばしょなのに』『おもいで星がかがやくとき』『うさぎじかん』など、子どもから大人まで幅広い層に愛される作品多数(いずれもNHK出版)。
商品情報
『モカとまほうのコーヒー』
作:刀根里衣
出版社:NHK出版
定価:1,870円(税込)
発売日:2024年9月4日
判型:A4変型判
ページ数:24ページ
ISBN:978-4-14-036159-7
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関連商品情報
『モカと幸せのコーヒー』
作:刀根里衣
出版社:NHK出版
定価:1,650円(税込)
発売日:2016年4月11日
判型:A4変型判
ページ数:25ページ
ISBN:978-4-14-036123-8
『モカとつくるホットチョコレート Hot chocolate for you』
作:刀根里衣
出版社:NHK出版
定価:1,650円(税込)
発売日:2022年11月10日
判型:A4変型判
ページ数:26ページ
ISBN:978-4-14-036147-4
『マローネとつくるクッキー Cookies for you』
作:刀根里衣
出版社:NHK出版
定価:1,650円(税込)
発売日:2022年11月10日
判型:A4変型判
ページ数:26ページ
ISBN:978-4-14-036148-1
『おおきくなったら、なんになる?』
作:刀根里衣
出版社:NHK出版
定価:1,650円(税込)
発売日:2022年7月05日
判型:A4変型判
ページ数:34ページ
ISBN:978-4-14-036146-7