「月イチ!“ぴあテン”ランキング」は、エンタメの出会いと発見を提供する「ぴあ」(アプリ&WEB)が新たに贈る企画。評論家、ライター、編集者など映画のプロの投票により、月ごとに高評価の作品を選ぶ「みた」映画ベストテン、特に期待している作品を選ぶ「これからみたい」映画ベストテンを決めるランキングです。
1月公開作品から選ぶ「みた」映画ベストテンには『哀れなるものたち』が、3月公開作品から選ぶ「これからみたい」映画ベストテンでは『オッペンハイマー』が1位に輝きました。
2024年1月公開の「みた」映画ベストテン
1位『哀れなるものたち』73pt
2位『ビヨンド・ユートピア 脱北』17pt
3位『ただ空高く舞え』15pt
4位『カラオケ行こ!』14pt
5位『レオノールの脳内ヒプナゴジア』14pt
5位『サン・セバスチャンへ、ようこそ』13pt
7位『コット、はじまりの夏』12pt
7位『ノスタルジア 4K修復版』12pt
9位『燈火(ネオン)は消えず』9pt
10位『緑の夜』8pt
【ランキング投票方法】
「ぴあ」(アプリ&WEB)の“水先案内人”(=レビュアー)合計28名に2024年1月公開の「みた」映画の中からそれぞれがベスト3までを挙げていただき、1位:5点、2位:3点、3位:2点のポイントを付けたうえで集計したもの。対象は2024年1月1日~1月31日に日本で劇場公開された作品で、映画祭や特集上映での公開作、配信のみの作品、ブルーレイ・DVDのみでの発売作品は含みません。
『哀れなるものたち』は選者28人中、過半数の15人が3位までにランクインさせ、うち14人は1位に! 獲得ポイントは73ポイントと、2位の17ポイントに実に4倍以上の大差をつけており、「圧倒的な映像美の中で、人間の本質となる欲を支配する男性社会からの脱出を描いた大傑作です」(伊藤さとり)、「エマ・ストーンの見事な演技に震える」(真魚八重子)などのコメントが寄せられました。
2位に入った『ビヨンド・ユートピア 脱北』は、北朝鮮から“脱北”する家族の1万2千キロに及ぶ過酷な旅に密着したドキュメンタリー。「独裁者の暴走に異議を唱えた勇気あるドキュメンタリー映画の佳作」(植草信和)、「よく撮れたものだ……という場面の連続」(相馬学)といった絶賛コメントが寄せられました。
3位の『ただ空高く舞え』は、格安航空会社を創設しようとした男の姿を描いたインド映画。ゴールデングローブ賞では最優秀外国映画部門のインド代表に選出された作品で、池上彰さんら3人が1位と高く評価しています。
※選者28人の投票作品とコメントは「ぴあ」(アプリ&WEB)に掲載中。
【投票者一覧】
相田冬二(Bleu et Rose・映画批評家)
池上彰(ジャーナリスト)
イソガイマサト(フリーライター)
伊藤さとり(映画パーソナリティ)
植草信和(フリー編集者・元キネマ旬報編集長)
恩田泰子(映画記者・讀賣新聞)
笠井信輔(フリーアナウンサー)
春日太一(映画史・時代劇研究家)
紀平重成(コラムニスト・元毎日新聞記者)
坂口英明(ぴあ編集者)
佐々木俊尚(フリージャーナリスト・作家)
相馬学(フリーライター)
高崎俊夫(フリー編集者・映画評論家)
高松啓二(イラストレーター)
立川直樹(プロデューサー・ディレクター)
中川右介(作家・編集者)
中谷祐介(ぴあ編集者)
夏目深雪(著述・編集業)
平辻哲也(映画ジャーナリスト)
細谷美香(映画ライター)
堀晃和(ライター・元産経新聞・編集者)
真魚八重子(映画評論家)
水上賢治(映画ライター)
村山章(映画ライター)
村山匡一郎(映画評論家)
よしひろまさみち(オネエ系ライター)
渡辺祥子(映画評論家)
渡辺麻紀(映画ライター)
2024年3月公開の「これからみたい」映画ベストテン
1位『オッペンハイマー』66pt/3月29日(金) 公開
2位『デューン 砂の惑星PART2』35pt/3月15日(金) 公開
3位『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』18pt/3月15日(金) 公開
4位『すべての夜を思いだす』13pt/3月2日(土) 公開
4位『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』13pt/3月29日(金) 公開
6位『コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー』10pt/3月22日(金) 公開
6位『ナチ刑法175条』10pt/3月23日(土) 公開
8位『ゴールド・ボーイ』9pt/3月8日(金) 公開
8位『ビニールハウス』9pt/3月15日(金) 公開
8位『ゴッドランド/GODLAND』9pt/3月30日(土) 公開
8位『流転の地球-太陽系脱出計画-』9pt/3月22日(金) 公開
『オッペンハイマー』は、第96回アカデミー賞で主要13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞など主要7部門を受賞したクリストファー・ノーラン監督の最新作。選者27人中、15人が見たい3本の中に選び、うち12人は1位に投票。2023年の全米公開時から世界的に話題を呼んでいた作品だけに、ついに迎える日本での劇場公開に、映画ツウたちも大きな期待を寄せています。
2位に入ったのは、2021年に公開された『DUNE/デューン 砂の惑星』から約2年半ぶりの続編『デューン 砂の惑星PART2』。「パート1は期待以上の映像体験だったので、楽しみ。大きな劇場で観たい」(中川右介)、「これほど待ち望んだシリーズはかつてなかった」(植草信和)といったコメントが集まりました。
3位は、映画監督・若松孝二の若き日を描いた『止められるか、俺たちを』(18)の10年後を描いた続編『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』。「1980年代の若き映画人たちの熱い心意気が気になる」という村山匡一郎さんほか3人が、1位~2位として投票しています。
そのほか、清原惟監督の『すべての夜を思いだす』や『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』、岡田将生主演の『ゴールド・ボーイ』などもランクインしました。
※選者27人の投票作品とコメントは「ぴあ」(アプリ&WEB)に掲載中。
【投票者一覧】
相田冬二(Bleu et Rose・映画批評家)
池上彰(ジャーナリスト)
イソガイマサト(フリーライター)
伊藤さとり(映画パーソナリティ)
植草信和(フリー編集者・元キネマ旬報編集長)
恩田泰子(映画記者・讀賣新聞)
笠井信輔(フリーアナウンサー)
春日太一(映画史・時代劇研究家)
紀平重成(コラムニスト・元毎日新聞記者)
坂口英明(ぴあ編集者)
佐々木俊尚(フリージャーナリスト・作家)
相馬学(フリーライター)
高崎俊夫(フリー編集者・映画評論家)
高松啓二(イラストレーター)
立川直樹(プロデューサー・ディレクター)
中川右介(作家・編集者)
中谷祐介(ぴあ編集者)
夏目深雪(著述・編集業)
平辻哲也(映画ジャーナリスト)
細谷美香(映画ライター)
堀晃和(ライター・元産経新聞・編集者)
真魚八重子(映画評論家)
水上賢治(映画ライター)
村山匡一郎(映画評論家)
よしひろまさみち(オネエ系ライター)
渡辺祥子(映画評論家)
渡辺麻紀(映画ライター)
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◆ 情報誌「ぴあ」について
代表取締役社⻑である⽮内廣が、中央⼤学在学中の1972年7⽉に、テレビの報道局でアルバイトをしていた仲間とともに映画・演劇・コンサートなどのエンタテインメント情報を網羅した⽉刊情報誌「ぴあ」を創刊しました。“⽂化・街歩きの道しるべ”として、当時の若者たちから絶⼤なる⽀持を集めました。(2011年7月21日発売・第1,341号を最後に休刊)
・最盛期発⾏部数:約100万部
・⽉刊〜隔週刊〜週間
・⾸都圏/関⻄版/中部版 ・最終号:通巻1,341号
・表紙イラスト作家及川正通⽒ ※ 同⼀雑誌表紙描き⼿としてギネス記録
◆ “ぴあ”の名前の由来
「ぴあ」の創刊当時(1972年)は、情報誌という⾔葉すらなかった時代。「既存の⾔葉に雑のイメージを縛られたくない」と、あえて意味のない⾔葉を雑誌名にしました。将来的にくの⽅々に受け⼊れられる雑誌になったときに初めて、読者の⽅に具体的な意味やイメージ持ってほしいという思いから名付けたものです。
◆ ぴあ株式会社について
情報誌「ぴあ」創刊から2年後の1974年に、ぴあ株式会社を設⽴。現在のぴあグループは、⾳楽・スポーツ・演劇・映画・各種イベントなどの興⾏を常時約2万件登録し、年間約7千万枚のチケットを販売、1700万⼈を超える会員組織と約3万8千ヶ所の販売ネットワークを持つ⽇本最⼤⼿のチケットエージェントです。加えて、コンサートやイベント等の主催・運営をはじめ、ホール・劇場、興⾏主催者、スポーツ団体などへのチケット販売ソリューションの提供、レジャー・エンタテインメント領域における出版物の刊⾏やWebメディアの制作、ホールの開設や運営など、エンタテインメント分野におけるさまざまな事業を幅広く展開しています(プライム市場/証券コード4337)。