パリ2024オリンピック自転車競技で日本代表が大健闘!ケイリン4位・中野慎詞選手「悔しいがこれが実力」ロス五輪でのメダル獲得へも意欲

パリ2024オリンピック 自転車競技トラック種目が2024年8月5日(月)~11日(日)まで行われ、日本代表選手がオリンピックの大舞台で活躍を見せました。

男子チームスプリントでは長迫吉拓選手・太田海也選手・小原佑太選手の3選手が出場し、日本新記録を更新・5位に入賞しました。また、男子ケイリンでは中野慎詞選手が日本勢では16年ぶりとなる決勝進出を果たし、4位に入賞しました。女子ケイリンでも太田りゆ選手が準決勝まで駒を進め、日本勢では過去最高となる9位となりました。

パリ2024オリンピック 自転車競技トラック種目 日本新記録を樹立!

 チームスプリントにて5位入賞を果たした長迫吉拓選手・太田海也選手・小原佑太選手3選手は「オリンピックではメダルが全てだが、3人で最後まで諦めずに戦って日本記録を更新できたことは嬉しい」と述べました。男子ケイリンで4位入賞を果たした中野慎詞選手は「もう少しでメダルに届いたかと思うと、悔しい気持ちが強い。今後もオリンピックでメダルを獲りたい気持ちはある。」と悔しい心境を吐露すると同時に、今後の自身の活動にも言及しました。

また、女子ケイリン9位の太田りゆ選手は「すごくハイレベルな戦いの中で一生懸命レースができた。ここまでやってきた自分を誇りに思う。」と自身を評価しコメントしました。

写真提供:フォート・キシモト

男子チームスプリント 5位入賞 長迫吉拓選手・太田海也選手・小原佑太選手

太田海也選手:「何としてでもメダルを獲得したいという気持ちで臨んだ初戦でフランスに敗れてしまい、夢であってほしいという気落ちがありました。ですが気持ちを切り替え、3人で「日本記録を目指そう」と気合を込めて、最後まで走りぬきました。1人ではできない種目なので、3人で本当に力を合わせて戦えた結果だったと思います。オリンピックはメダルが全てなので、悔しい気持ちもありますが、(メダルと)近いものが得られたと思いますし、このチームで戦えてよかったです。」

男子ケイリン 4位入賞 中野慎詞選手

「悔しい気持ちの方が強いです。トップに何とか食らいついていこうと思っていましたが、やはり強かったです。落車しないでしっかり走ることができればという気持ちはありましたが、実際に(メダルに)届いてないので、これが実力なのかなとも思います。五輪のメダルが欲しいという気持ちはあるので、ロサンゼルス五輪を目指していく可能性はありますが、まずは怪我を治し、練習していく中で今後については考えていきたいです。」

女子ケイリン 9位 太田りゆ選手

「すごくハイレベルな戦いの中で一生懸命レースができました。自分を誇りに思うし、同時に周りの選手を尊敬する1日でした。オリンピックのメダルを狙って、この何年間、この日のために練習してきました。その日が終わってしまいますが、後悔はないです。」

パリ2024オリンピック 自転車競技 トラック種目 結果一覧

 短距離では男子チームスプリントや女子ケイリンのほか、男子スプリントにて小原佑太選手が6位、太田海也選手が7位となりました。中距離では男子マディソンにて窪木一茂選手・今村駿介選手が5位入賞、男子オムニアムにて窪木一茂選手が6位入賞を果たしました。

写真提供:フォート・キシモト

TEAM JAPANオフィシャルサポーターシップ「公式支援団体特別プログラム」について

 2024年2月より、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)とJKAはTEAM JAPANオフィシャルサポーターシップ契約を締結し、公式支援団体としてTEAM JAPANを応援しています。

直近で注目の競輪GⅠ開催 及び 2024年の競輪グレードレース開催

◆第67回オールスター競輪&女子オールスター競輪

 競輪界のトップ選手がファン投票で選出され、平塚競輪場で開催される特別な大会。オールスター競輪と 女子オールスター競輪の2部門があり、各地から選ばれた選手たちが集結し、激戦が繰り広げられます。ファンの期待を背負った選手たちが、最高のパフォーマンスを披露する場です。

■期 間 :2024年8月13日(火)~18日(日)

■場 所 :平塚競輪場(〒254-0801 神奈川県平塚市久領堤5-1)

■出場予定選手:

オールスター競輪:太田海也選手・小原佑太選手・窪木一茂選手など135名

女子オールスター競輪:佐藤水菜選手・太田りゆ選手など14名

■特設サイト:https://allstarkeirin-vote.jp/

◆2024年 競輪グレードレース開催スケジュール

・9月13日~16日:  第40回共同通信社杯競輪 @宇都宮競輪場

・10月17日~20日:第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント @弥彦競輪場

・11月19日~24日:第66回朝日新聞社杯競輪祭・第2回競輪祭女子王座戦 @小倉競輪場

・12月28日~30日:KEIRINグランプリ2024 @静岡競輪場

今後のナショナルチームの活動スケジュール

 ナショナルチームの1つの目標であった「パリ2024オリンピック」が2024年8月12日(月)に閉幕を迎えました。今後も、国内外におけるレースでの活躍が期待されるナショナルチームが出場予定の大会スケジュールをまとめました。(※下記スケジュールは予定となっており、今後変更の可能性があります。)

◆今後の大会スケジュール

・2024年9月6日~9日:全日本自転車競技選手権大会(トラック)@静岡県・伊豆ベロドローム

・2024年10月16日~20日:UCI 世界選手権-トラック @デンマーク・バレラップ

公益財団法人JKAについて

 競輪とオートレースは、それぞれ自転車競技法と小型自動車競走法の規定により、地方自治体が開催する公営競技です。その収益は、競技を開催する地方自治体の財政の健全化に役立てられるだけではなく、自転車・小型自動車その他の機械の改良及び輸出の振興、機械工業の合理化並びに体育事業その他の公益の増進を目的とする事業の振興に寄与する形で社会に還元されます。
 本財団は、こうした法令に則り、「競輪関係業務」、「競技実施業務」及び「小型自動車競走関係業務」を行っています。
 主な業務内容は、競輪とオートレースの選手・審判員や、自転車・小型自動車の登録、競輪とオートレースの実施方法の制定、選手の出場あっせん、養成・訓練を行うほか、自転車・小型自動車等機械工業の振興、体育事業その他の公益の増進を目的とする事業に対する補助等を行っています。

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