好評につき「京都検定号」として通年運行に切り替えます。またご乗車のお客様へ「京都検定号乗車記念カード」の配布をスタートします。
彌榮自動車株式会社(ヤサカグループ本社、以下:彌榮自動車)は、大丸松坂屋百貨店大丸京都店(以下:大丸京都店)、京都国立博物館、京都鉄道博物館、ならびに京都商工会議所と運行している「京都検定20周年特別仕様車」について、2023年10月26日から1年間の期間限定運行としていましたが、好評につき「京都検定号」として通年運行することをお知らせいたします。
京都検定号が誕生した経緯とこれまでの動きについて
京都検定号はご当地検定の先駆けである京都検定が誕生し2023年で20周年を迎えたことから、京都検定ゆかりの人気キャラクターが集結しお祝いで共演するというコンセプトのもと誕生しました。大丸京都店の公式キャラクターで、京都検定団体戦G-1グランプリ上位常連、表彰式にも出席したことがある「デッチ―くん」。京都検定3級試験問題に登場し、京都国立博物館 公式キャラクター PR大使である「トラりん」。そして通年運行に伴うリニューアルに合わせ、これまで京都検定3級や1級で出題されてきた京都鉄道博物館の公式キャラクター「ウメテツ」が新たに仲間として加わりました。これまでも各施設では京都検定の実施に合わせ、SNSやホームページなどで京都検定号を使用したPR活動を実施してきました。代表的な例としては、2024年3月に京都国立博物館で各キャラクターと京都検定号が一堂に会し、京都検定イベント「京都検定ってなぁに?」を開催し、ヤサカ観光バスからバスガイドがMCを務めました。
また2024年7月14日に行われた第24回京都検定試験当日には京都国立博物館の「トラりん」が会場のひとつである京都経済センターにサプライズでの出張応援を行い、受験する多くのみなさまに笑顔を届けました。
通年運行となった背景
当初2023年10月から1年間の期間限定で運行をスタートした京都検定号でしたが、トラりんのように知名度が高いキャラクター(2024年9月20日時点 Xフォロワー数:3.4万人)や、日頃間近で見ることのできないキャラクターが登場し、また京都市域1,200台のヤサカタクシーのなかで1台のみという「レアな車両」であることから、運行より時が経つにつれて少しずつ知名度が上がってまいりました。
また各施設でこの車両を使ったメディア展開、そして京都検定におけるPRにも活用の幅が広がってきたことから、「1年間という短期で終わらせるのではなく、もっと多くの方の目に触れていただけるように」そして「京都検定や各施設に親しみを持ってもらいたい」という要望が広がり、登場から1年、そして第25回京都検定の受付が間もなく終了するこのタイミングで通年運行が決定しました。
※2024年第25回京都検定は8月16日から10月21日まで受験申込の受付を実施しています。
車両の紹介
車両左側は先頭より「京都検定って今年で何年目?」と問いかけるトラりん、そしてそのボードを指さすデッチ―くん、そして敬礼をするウメテツが登場しています。そして最後部にはヤサカタクシーの「安全・快適・信頼」をシンボルとした「三つ葉のクローバー」を基本としつつ、京都検定に合わせた「四つ葉のクローバー」をあしらっています。
車両右側には後方より問題を出すトラりん、それを指さすデッチ―くん、そして問題を真剣に考えるウメテツが登場し、最後に京都検定をあしらった四つ葉のクローバーが描かれています。
行灯は通常、ヤサカタクシーのシンボルでもある三つ葉のクローバーが描かれていますが、京都検定号については京都検定のシンボルマークをかたどり、この車両が「京都検定のための特別仕様車」であることを広く知らせています。
「京都検定号乗車記念カード」の配布について
このたび通年運行になったこと、そして運行開始時より「乗車した記念になるものを配布してほしい」というお声をいただいていたことから、ご乗車いただいたお客様に「京都検定号乗車記念カード」を配布いたします。
京都検定号の通年運行がスタートする2024年10月26日を配布開始予定とし、ご乗車されたお客様へ上記カード(名刺サイズ)を配布いたします。なお、枚数限定での配布となりますため予定枚数に達し次第終了となります。あらかじめご了承ください。
運行概要
運行台数:1台(京都市域で営業を行うヤサカタクシー1,200台のうち1台)
※車両を指定しての予約はいたしかねますのであらかじめご了承ください
運行企画:彌榮自動車株式会社 (ヤサカグループ本社)
ラッピングに登場するマスコットキャラクター:
「デッチーくん」 株式会社大丸松坂屋百貨店 大丸京都店
「ウメテツ」 公益財団法人交通文化振興財団 京都鉄道博物館
「トラりん」 独立行政法人国立文化財機構 京都国立博物館
企画協力:京都商工会議所
情報提供:京都産業大学 日本文化研究所/NPO法人 京都観光文化を考える会・都草
協力:独立行政法人国立文化財機構 京都国立博物館
登場する各キャラクターの紹介
大丸京都店シンボルキャラクター「デッチーくん」
★ご紹介 「京都大好き推進室長」に任命された、大丸京都店のシンボルキャラクターを務めているデッチーくんです。 大丸の発祥は呉服店。そこで勤めていた時のファッションで現在もお仕事しています。腰には大福帳をぶらさげ、商品や夢などがたくさん詰まった風呂敷包みを大事に抱えて、日々お客さまに笑顔をお届けできるよう奮闘しています。
★大丸京都店概要 1717年(享保2年)創業。1912年に現在地である四条烏丸に大丸京都店は開店しました。2023年9月に約50年ぶりとなるレストランフロアを改装オープン。ラグジュアリーブランドからデパ地下まで、楽しいお買い物をご提供しています。
京都鉄道博物館公式キャラクター「ウメテツ」
★ご紹介 鉄道への愛は誰にも負けず、あまりの好きさに帽子とカバン(通票革袋)は、自分でつくるほど器用なので、自ら鉄道関連のグッズも手がけています。チャームポイントは、子どものような真っ赤なほっぺと寝グセの羽、好奇心旺盛のまゆ。飛来するツバメ(ウメテツ)自らが宣伝隊長として広報活動もしています。
★京都鉄道博物館概要 京都鉄道博物館は1972年に開館した梅小路蒸気機関車館(2015年閉館)を前身とし、交通科学博物館(大阪市港区、1962年開館・2014年閉館)の展示物を合わせて、2016年に開館しました。「見る、さわる、体験する」をテーマに、54両の展示車両と数多くの展示物をそろえた、日本最大級の鉄道博物館です。
京都国立博物館 公式キャラクター PR大使「トラりん」
★ご紹介 トラりんは、京都国立博物館 公式キャラクター・PR大使です。正式な名前は、虎形 琳丿丞(こがたりんのじょう)。やんちゃな1歳の男の子です。京都国立博物館にある尾形光琳の『竹虎図』から生まれたトラりんは、展覧会開催期間中に館内に登場して、おともだちをお出迎えするほか、いろんなところに出張して博物館の魅力をPRしています。
★京都国立博物館概要 京都国立博物館は1897年に京都東山の山麓に開館した120年余りの歴史を持つ博物館です。京都の社寺に伝来した名品、日本・東洋の古美術品など、考古遺物や陶磁器、仏像を中心とする彫刻作品、古代から近世にかけての絵画・書跡、染織・漆工・金工といった様々な分野の文化財を保管、調査・研究・展示しています。
通年運行を開始するにあたり、運行開始からこれまでご愛顧賜りました全てのみなさまに改めて御礼申し上げます。また、ご尽力いただきました各関係者のみなさまに対しても厚く御礼申し上げます。
京都検定は京都を学ぶための羅針盤であると共に、京都を学ぶ人と人を結ぶ役割も果たしています。私たちは「京都検定号」の通年運行を通じて、京都を学ぶ醍醐味をより多くのみなさまにお伝えする取り組みを継続して展開してまいります。
京都・観光文化検定試験®(京都検定®) 主催:京都商工会議所
京都・観光文化検定試験®(京都検定®)は、京都の豊かな歴史や文化のPRとともに、観光産業に関わる方々の知識とおもてなし力向上を目的に創設され、2023年に20周年を迎えました。京都の歴史、文化、神社・寺院、史跡、祭りや行事、工芸など、京都の産業やならわしなどの暮らし、京都の新しいニュースなど、あらゆる京都に関わる、幅広い視点から出題しており、全国各地から老若男女を問わずご受験いただいております。おかげさまで、年間約7,000人、総受験者数はのべ約15万人を超えております。これからも京都が文化観光都市としてさらに飛躍する一助となるべく、実施してまいります。
彌榮自動車株式会社(ヤサカグループ本社) 会社概要
明治末年に創業し、1945年に京都市内の全てのハイヤー会社を戦時統合して現在のヤサカグループ本社である彌榮自動車株式会社を設立。「ヤサカタクシー」「ヤサカハイヤー」として知られるタクシー・ハイヤー事業、観光バス事業、路線バス事業、旅行事業、エネルギー事業、不動産事業、トヨタ系ディーラー事業の7業種16社を、京都を中心に関西圏・首都圏で展開しています。創業以来、京都を基盤に百年余にわたって先人たちが積み重ねてきたもの、その本質を紡ぎ出したテーマ「移動における価値の追求と創造」に全社を挙げて取り組んでいます。京都検定を「京都を学ぶための羅針盤」と位置づけ、社員の地道な自己研鑽を顕彰する機会として、当初から積極的に受験を奨励し、「京都検定団体戦(京都検定G-1グランプリ)」では、2018年と2022年に第一位を獲得しました。伝統文化の継承を担う中学生・高校生のみなさんの「京都検定チャレンジ事業(京都市教育員会)」も2015年から毎年支援しています。