【藤井聡太竜王・名人 VS 羽生善治九段】日本将棋連盟×阪神甲子園球場「100周年記念対局」Supported by 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 藤井聡太竜王・名人 VS 羽生善治九段を本日(12/8)開催羽生善治九段が勝利しました

~小学生将棋甲子園、阪神タイガース才木選手などのトークショーも開催~

 

 公益社団法人日本将棋連盟(東京本部:東京都渋谷区、関西本部:大阪府高槻市、会長:羽生善治、以下「日本将棋連盟」)と阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:久須勇介)が運営する阪神甲子園球場は、2024年にそれぞれ100周年を迎えたことを記念して、藤井聡太竜王・名人と羽生善治九段による100周年記念対局を、同球場にて本日開催し、羽生善治九段が勝利しました。

 記念対局は、阪神甲子園球場が皇室の方々をはじめ大切なお客様をお迎えしてきた、ロイヤルスイートフロアにある「貴賓室」で行われ、3,800名の観客には、スタンドの座席から球場のメインビジョン、スタンド内特設ステージで行われる大盤解説を通して対局をご覧いただきました。

 勝利した羽生善治九段は、「日本将棋連盟と阪神甲子園球場がともに100周年ということで、藤井さんからお祝いをいただいたような感じです。」、藤井聡太竜王・名人は「100年に一度の対局ということで大変緊張した。積極的に指したが羽生九段にうまく切り返された。」と対局を振り返りました。

 記念対局前には、全国から集まった128名の小学生たちによる「小学生将棋甲子園 supported by 三菱UFJモルガン・スタンレー証券」も開催され、優勝した大阪府の澤田さんと、東京都の宮野さんには、記念対局終了後に特設ステージで、藤井聡太竜王・名人と羽生善治九段からの表彰状の授与と記念撮影が行われました。

 更に、谷川浩司十七世名人と室谷由紀女流三段、そしてスペシャルゲストの阪神タイガース才木浩人選手と阪神タイガースOB井川慶氏によるトークショーも実施しました。才木選手は「将棋の魅力は、頭を使って戦術を考えること。その点で野球と将棋は似ていると思う」「藤井さんによく似ているといわれる。」「来シーズンはリーグ優勝、日本一を狙っていきたい。」などと語りました。

 大盤解説には、谷川浩司十七世名人、久保利明九段、室谷由紀女流三段、榊菜吟女流2級にご登場いただき、熱戦の様子を解説いただきました。 

【日本将棋連盟×阪神甲子園球場「100周年記念対局」】

【記念対局】終盤押し切って羽生善治九段の勝利

記念対局は、阪神甲子園球場が皇室の方々をはじめ大切なお客様をお迎えしてきた、ロイヤルスイートフロアにある「貴賓室」で行われました。

対局開始前にはバルコニーからスタンドの観客に向けて、二人揃って手を振りました。

振り駒で先手番は藤井竜王・名人。120手で羽生善治九段が勝利しました。

対局は、早繰り銀の戦型で、藤井聡太竜王・名人が序盤を工夫し、互角の中盤戦が続いた後に、羽生善治九段がペースを握りました。終盤では、羽生善治九段が緩みなく押し切って見事勝利を掴みました。

【感想戦】激闘を終えて記念すべき対局を振り返る

感想戦では対局を振り返り、勝利した羽生善治九段は「今日は将棋好きも野球好きの方も来ていると思いますが、100年を機に、さらに前に進んでいけるよう頑張っていきたい。」藤井聡太竜王・名人 は「特別な素晴らしい舞台で対局ができていい機会になった。対局の方では改めて羽生九段の強さを感じる形となってしまいましたが、勉強にもなった。」と、お二人とも記念すべき瞬間を楽しみました。

最後に、谷川十七世名人の提案により甲子園にちなんで、「かっとばせー、藤井!」、「かっとばせー、羽生!」と両者に観客からエールが送られ、会場は一体感に包まれました。

【大盤解説】谷川十七世名人ら4人の棋士が熱戦を解説

3塁側スタンド特設ステージにて、記念対局の大盤解説が行われ、谷川浩司十七世名人、久保利明九段、室谷由紀女流三段、榊菜吟女流2級が熱戦を解説しました。

谷川浩司十七世名人は、「こんなに多くの方に見守られながら解説できることは嬉しいことです」と語った。

【スペシャルトークショー】野球と将棋は似ている

対局前に、3塁側スタンド特設ステージにて、スペシャルトークショーを開催しました。

谷川浩司十七世名人、室谷由紀女流三段、そしてスペシャルゲストとして、将棋好きとしても知られる阪神タイガース才木浩人選手と、2007年に初の将棋親善大使に任命された阪神タイガースOB井川慶氏が参加し、将棋ファンだけでなく、阪神ファンにも楽しんでいただけるトークショーとなりました。

トークショーの中で、才木選手は「将棋の魅力は、頭を使って戦術を考えること。その点で野球と将棋は似ていると思うが、野球に関しては僕は脳筋。まっすぐで、いったれオラ!って感じ。」「藤井さんによく似ているといわれる。」「来シーズンはリーグ優勝、日本一を狙っていきたい。チームの中心になれるよう頑張っていきたい。」などと語りました。

井川氏は、2004年10月の対広島戦で先発だった際、練習後に久保田智之氏との将棋に熱中するあまり、アップに遅れてしまったとのエピソードを披露しました。

【小学生将棋甲子園】全国から集まった小学生が熱戦を繰り広げました

全国から集まった128名の小学生たちによる「小学生将棋甲子園」を、阪神甲子園球場の1・3塁ブルペンで開催し、低学年の部と高学年の部の各優勝者には、記念対局終了後に特設ステージにて、藤井聡太竜王・名人と羽生善治九段からの表彰と、記念撮影が行われました。

低学年の部で優勝した東京都小学3年生の宮野さんは、「東京から来たので優勝できてよかった。羽生さん藤井さんから直接もらって嬉しかった。」、高学年の部で優勝した大阪府小学5年生の澤田さんは、「自信はそんなになかったが、こんないい大会で優勝できてよかった。」と感想を話し、お二人とも、将来の夢は、将棋のプロ棋士とコメントしました。

【グラウンドウォーク】阪神甲子園球場のグラウンドに足を踏み入れてみんな笑顔

観客の方々に、阪神甲子園球場のグラウンドウォークも体験いただきました。参加した鳥取県の小学3年生藤原さんは「初めて甲子園球場のグラウンドに入ったので楽しかった。ワクワクした」、小学2年生の友森さんは「阪神タイガースのファンなので、とても嬉しい。このグランドで試合をしてみたい」と話すなど、皆さん笑顔でグランドを歩かれていました。

 

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スポゲル

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