2024年12月22日(日)に開催した、愛媛オレンジバイキングス戦で、“福岡83-61愛媛”の結果となりました。
2024年12月22日(日)に開催した、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズン【ライジングゼファーフクオカvs.愛媛オレンジバイキングス】において“福岡83-61愛媛”の結果となりましたことをお知らせいたします。
試合結果
【福岡】83-61【愛媛】
1Q 28-11
2Q 25-6
3Q 16-24
4Q 14-20
【戦評】
昨日のGAME1で勝利し17連勝中の福岡は試合開始早々、#7西川のジャンパーで先制点を挙げると、#0會田のレイアップや#8スミスのフリースロー、#25バーレルのドライブからのアタックで加点していく。
愛媛がゾーンディフェンスを敷く中、西川と#12寒竹がそれぞれ3Pシュートを2本ずつ成功させ、福岡が序盤から流れを掴む。対する愛媛は#3古野選手の3Pで反撃し、#1ガドソン選手のインサイドでオフェンスを組み立てようとするが、福岡の厳しいディフェンスにあい得点が伸び悩み、第1クォーターから28-11と点差が離れる。
福岡は厳しいチェックの対価としてガード陣が序盤からファウルトラブルに見舞われたが、オフェンスは第2クォーターに入っても福岡の流れは止まらず#23村上のドライブやスミスのインサイドプレー、西川と#50ブラウンのピック&ロールで着実に得点を重ねる。ディフェンスではバーレルのブロックも光り、福岡は第2クォーターの愛媛を6点に抑えると53-17と圧倒的なリードを築いて前半を折り返した。
愛媛は後半最初のオフェンスで古野選手がこの日3本目となる3Pを沈めると、#65玉木選手の3Pと#20原田選手のジャンパーも決まり、流れを掴もうとする。しかし昨日B2個人通算400本の3Pを成功させた#24谷口がコーナーから鮮やかな3Pを決め愛媛に流れを渡さない。
愛媛はインサイドで圧倒的優位立っている福岡に応戦するため、スミスに対して2人がかりで守ろうとするが、スミスはそれを物ともせずにゴール下で躍動。外からはブラウンが3Pを打ち抜き福岡は優勢を保つ。
愛媛はマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスを使い分けながら反撃のきっかけを探るが、コートに入った#13中田が鋭いドライブから會田の3Pを演出し点差を詰めさせない。
試合終盤には、本日MVPに輝いた西川がジャンパーを決め、最終スコア83-61で福岡が勝利した。これで連勝を18に伸ばし、クラブ連勝記録を更新した。
コメント
【浜口炎HC】
前半はとても良い流れでゲームに入ることができ、昨日に続いてスタートダッシュを決められたと思います。昨日の振り返りをもとに、ピックアンドロールのディフェンスやゾーンディフェンスの修正点を選手たちがしっかりアジャストし、集中してゲームをコントロールしてくれました。
序盤の2勝6敗という厳しい状況を振り返ると、選手たちが辛抱強く取り組みながら、少しずつチームとして成長してきたことを改めて実感しています。チーム全員が同じ方向を向き、一丸となって戦えるようになったことが大きな要因だと思います。
また、新加入のランダル選手やブラウン選手が加わり、チーム力がより高まりました。
同一カードの連勝が始まった神戸戦では、ビッグマンがスミス選手とバーレル選手の2人だけという厳しい状況でしたが、その頃からみんなで力を合わせてチームを作り上げてきました。
ディフェンス面では、今日の前半を見ても分かるように、非常にアグレッシブかつ賢く守れるようになってきたことが、今の連勝につながっていると思います。シュートの成功率も大きく改善され、負けていた時は確率が低かったことに加え、インサイドとアウトサイドのバランスにも苦しんでいましたが、今ではそれも改善されてボールがしっかりシェアされるようになり、それぞれの選手が得意なシュートを打てる状況が作れている点も、特に今日の前半に良い影響を与えたと思います。
しかし、まだ課題も多く残っています。毎回ステップアップを意識して日々の練習からしっかり取り組んでいきたいです。油断することなく、謙虚な姿勢を保ちながらさらなる高みを目指して強くなれるよう努力を続けていきます。
【西川貴之選手】
今日の試合ではとにかくボールをよく動かして、いいシュートを打って終わろうというテーマがありました。オフェンスに関しては前半からできたと思いますし、ディフェンスの時はハードに足を動かしてプレッシャーをかけてリバウンドもしっかり取るということをここ何試合も続けることが出来ていると思います。
最近の自分のシュートタッチに関しては悪くないと思うので、いいタイミングでボールも来ましたし、チームがいいパスを回してくれるおかげだと思っています。僕だけではなく、全体的にパーセンテージはよかったと思うので、リズムよく動かせたことが結果に出たと思います。
連勝も続いていますし雰囲気もいいですが、連勝記録よりも一日一日で自分たちがどれだけ良くなれるかが大切だと思います。どんな試合も自分たちの課題を見つけて、それに対して克服していくように改善を重ねることを大事にしています。
【寒竹隼人選手】
出だしからチーム全員でエナジーを出して戦えたことで、前半はリードを保てました。
自分たちのバスケットにフォーカスしてできるか、昨日よりも改善をしようと全員が頑張ったので、チームとしてもいいスタートを切れたと思います。
後半に関しては昨日と同様で、エナジーレベルが下がってしまったと思います。言い訳せずに、メンバーが入れ替わろうと自分たちのバスケットのレベルは落とさずにいかにファイトできるかが課題だと思うので、気を引き締めてやっていきます。
自分自身のプレーに関しては、元々3Pポイントシュートは自信を持っているので、 いいタイミングでパスが回ってきたらしっかり打ち切ることはずっと意識しています。そこは変わらずやり続けているのと、今年のチームメイトもいいタイミングでパスを回してくれるので、信頼してくれて本当にありがたいし、責任を持って打ち切れます。
bjリーグの時も今のライジングと同じくらい連勝したことがありますが、キャリアの中でこんなに連勝を続けられることはなかなかないと思います。しかし、18連勝という感覚はあまりなく、目の前の試合をみんなで戦っている感じが強いので、誰一人浮かれていません。むしろチームも個人も課題を抱えながら戦っているので、チームの雰囲気はいいですが、ピリピリとしたいい空気感を持っています。
どの相手と試合をしても、自分たちの目指す理想のバスケットを高いレベルでやり続けたいと思います。
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