株式会社朝日新聞出版は2024年8月2日(金)、AERA増刊「甲子園2024」を発売しました。8月7日(水)に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に出場する49代表の完全戦力データガイドです。毎年好評の「書き込み式トーナメント表」付き。グラビアや特集記事も充実で、テレビ観戦の楽しみも倍増。ぜひお求めください。
チーム紹介は全国の地方大会を取材した朝日新聞記者が執筆しました。選手たちの活躍を間近で見てきた記者ならでは視点で、チームと個人の詳細成績を載せた表と合わせて、代表校の戦力を鋭く分析します。地方大会の戦績、「監督の横顔」も必見です。
●見どころ満載のグラビア!
有力選手を求めて全国の地方大会にフォトグラファーを派遣して徹底取材。「2024注目選手 夏に輝け!」のタイトルで巻頭9ページ、オールカラーで14選手を紹介しています。箱山遥人(群馬・健大高崎・捕手・3年)、吉田大輝(秋田・金足農・投手・2年)、石塚裕惺(埼玉・花咲徳栄・内野手・3年)、只石貫太(広島・広陵・捕手・3年)、正林輝大(鹿児島・神村学園・外野手・3年)、宇野真仁朗(西東京・早稲田実・内野手・3年)、関浩一郎(青森・青森山田・投手・3年)、森陽樹(大阪・大阪桐蔭・投手・2年)、西川大智(石川・小松大谷・投手・3年)、古賀海凪(福岡・西日本短大付・内野手・3年)、石澤順平(千葉・木更津総合・投手・3年)、百々愛輝(香川・英明・外野手・3年)、藤田琉生(神奈川・東海大相模・投手・3年)、今朝丸裕喜(兵庫・報徳学園・投手・3年)の各選手のグラウンドの姿を、迫力満点の写真でご覧いただけます。
今や米大リーグで当たり前のように活躍する日本人選手。そんな“サムライメジャーリーガー”もかつては甲子園を目指す高校球児でした。「海を渡った侍たち」では、大谷翔平(ドジャース/花巻東)、ダルビッシュ有(パドレス/東北)、松井裕樹(パドレス/桐光学園)、前田健太(タイガース/PL学園)、鈴木誠也(カブス/二松学舎大付)の各選手の高校時代の写真を掲載しています。
若手のプロ野球選手もグラビアで取り上げました。「今年も熱い!ルーキーズ」では前田悠伍(ソフトバンク/大阪桐蔭)、度会隆輝(DeNA/横浜)、横山聖哉(オリックス/上田西)の各選手のインタビューを掲載しました。
今年は甲子園球場開場100周年の記念の年です。「“甲子園めし”の100年」では、球児や審判、応援する観客をいつも陰で支えてきた“甲子園めし”を写真で振り返り、3ページのカラーグラビアで特集しています。
駒大苫小牧の北海道勢初優勝(2004年)など、西暦末尾4年の夏の選手権にはドラマが多いです。今年はどんなドラマが見られるでしょうか? 「西暦末尾「4」の年は何かが起こる!」では、「鹿児島実と東海大相模(神奈川)、白熱の延長戦」(1974年)や「取手二、KK擁するPL学園を破り茨城勢初優勝」(1984年)などを写真で紹介しています。
甲子園で活躍した後、大学野球に進路を見出す選手が増えています。「甲子園から神宮へ」では大学野球で活躍する元甲子園球児をカラーグラビアで紹介。昨年の夏の甲子園で優勝した慶應義塾高校の選手で、現在は慶應義塾体育会野球部で活躍する丸田湊斗、渡邉千之亮の両選手、慶應義塾高校と対戦し惜しくも敗れ準優勝となった仙台育英から早稲田大学野球部へ進んだ尾形樹人、髙橋煌稀の両選手へも取材しました。
『巨人の星』『ドカベン』『タッチ』――。野球マンガは名作ぞろいです。「野球マンガが好きだ!」では、『クロカン』『甲子園へ行こう!』の漫画家・三田紀房先生や、高校野球大好き芸人のいけだてつやさんに話を聞きました。
今年の大会は暑さ対策として2部制を一部導入。今後、日が暮れた甲子園での試合も増えそうです。「夜の甲子園」では、“夜の名勝負”を写真で紹介しています。
グラビアではほかに、30年以上にわたって高校野球中継の実況を担当しているABCアナウンサー・中邨雄二さんへのインタビューも掲載しています。
●読み応え十分の特集記事!
「日本一のグラウンド」と選手やファンが称賛する甲子園球場。シーズンオフには耕運機を使って土を掘り起こす「天地返し」というメンテナンス作業をするなど、地道な作業によって維持されています。「甲子園の土」では、そんな100年の歴史を刻む「理想の土」にまつわる物語をお届けします。
好評企画「高校野球伝説 真夏の番狂わせ」では、「第103回大会 東北学院(宮城)vs.愛工大名電(愛知)」「第76回大会 那覇商(沖縄)vs.横浜(神奈川)」「第67回大会 甲西(滋賀)vs.東北(宮城)」など、高校野球史上に残る熱戦を振り返りました。
特集記事ではほかに、「甲子園球場100年! トリビア17選」も掲載しています。
●充実の記録ページ!
「2024年 地方大会の記録」では3441チームが参加した49地方大会の記録をすべて収録しました。故郷の母校の記録を探してみてはいかがでしょう。
「第105回まで 大会の歩み 大会全記録」は1915年の第1回から2023年の第105回までの選手権大会の全記録をコンパクトに収録しました。記録を見ればかつての夏の甲子園の記憶が鮮明によみがえります。
「1915-2023 出場校と優勝校」では選手権大会の出場校と優勝校を都道府県ごとに一覧表にしました。故郷の代表校の変遷がたどれます。「最多本塁打、打点、奪三振…大会史に残る記録アラカルト」は「通算記録」「大会記録」「1試合記録」「1イニング記録」に分類して掲載しました。
ぜひ一度、お手にとってご覧ください。
AERA増刊「甲子園2024」
発売日:2024年8月2日(金曜日)
定価:550円(本体500円+税10%)
B5判・208ページ