全国各地の実際に暮らしている14物件が対象、お施主とリアルな話も。
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン(神奈川県鎌倉市)は、2024年8月、全国各地でパッシブハウスと高性能な住宅の見学会「PASSIVEHOUSE OPENWEEKS 2024 SUMMER(パッシブハウスオープンウィークス2024夏)」を開催します。
“オープンウィークス”は今回で4回目。過去3回は年に一度、2月に開催しましたが、猛暑が続く今夏に快適なパッシブハウスを体感してほしいと、パッシブハウス・ジャパン賛助会員企業が声を上げ、初めての夏の開催となります。
オープンウィークスの最大の特徴は、住宅展示場と違い、実際に住まわれているお家の見学会となっており、お施主様ともリアルな話ができる機会があることです。
物件毎に日程が決まっており、8/1~8/31の約1ヶ月間開催し、申込予約制です。
開催概要
「PASSIVEHOUSE OPENWEEKS 2024 SUMMER(パッシブハウスオープンウィークス2024夏)」
日時:2024年8月1日(木)~31日(土)
※開催日時は物件ごとに異なります。
会場:全国のパッシブハウス、パッシブハウス認定申請物件14箇所
・福島県福島市「福島パッシブハウス」
・茨城県坂東市「スズモクパッシブハウス(認定申請予定)」
・埼玉県児玉郡「上里パッシブハウス」
・埼玉県大里郡「寄居パッシブハウス(認定申請予定)」
・埼玉県志木市「志木パッシブハウス」
・神奈川県伊勢原市「伊勢原パッシブハウス」
・東京都八王子市「八王子みなみ野パッシブハウス(認定申請予定)」
・長野県北佐久郡「信濃追分の家(認定申請予定)」
・新潟県長岡市「長岡パッシブハウス」
・大阪府枚方市「大阪パッシブハウス」
・兵庫県洲本市「淡路島パッシブハウス Winter`s Gate」
・岡山県岡山市「吉備の国パッシブハウス」
・徳島県徳島市「徳島パッシブハウス」
・佐賀県武雄市「佐賀パッシブハウス(認定申請予定)」
※見学お申込みの方に詳細な場所をお伝えします。
参加費:無料
主催:一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
詳細・申込:WEBサイトをご確認ください
PASSIVEHOUSE OPENWEEKS 2024 SUMMER – パッシブハウスオープンウィークス2024|家について真剣に考えたら、人と地球に優しい住まいができました。
パッシブハウスとは
1991年にドイツのパッシブハウス研究所によって確立された省エネ建築スタンダードおよび設計メソッドです。各国の法規によって定められた省エネスタンダード(いわゆるミニマム・スタンダード)よりもはるかに上を行くこのシビアな省エネ基準は、その経済性が実証されるとドイツ、オーストリアで大きく普及し、近年ではEUとは気候の異なるアメリカや韓国でもパッシブハウスの建設が試みられております。
パッシブハウスの基準
・年間冷暖房需要がそれぞれ15kWh/m2(夏季の除湿需要は除く)
・年間一次エネルギー消費量(家電も含む)120kWh/m2(旧基準の場合)
・気密性能として50パスカル加圧および減圧時に漏気回数が0.6回/h
上記の条件を満たすように、国際的に採用されているPHPPソフト(Passive House Planning Package)を用いて建物の熱損失計算を行います。
PHPPは住宅のみならず、学校建築、商業建築、そして医療施設等にも適応することのできる設計ツールで、設計者自ら建物の年間一次エネルギー消費量、冷暖房需要をこのPHPPのデータで確認しながら建物のエネルギー効率を向上させることが出来ます。
そのち密な計算により、実際の建物のエネルギー消費量が、計算値を上回らないことで世界中で高い評価を受けています。
【資料】団体概要
法人名:一般社団法人パッシブハウス・ジャパン(passivehouse-japan.org)
設立:2010年2月1日
事務局:神奈川県鎌倉市大町2-2-2
代表理事:森みわ
理事:竹内昌義、高岡文紀、高橋慎吾、三原正義
賛助会員:282社(2024年8月2日現在)
省エネ建築診断士:3450人
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン(以下PHJ)は、ドイツのPHI(パッシブハウス・インスティテュート)の日本正式窓口として、ドイツ発祥の超省エネ住宅「パッシブハウス」を日本の気候・文化様式にあわせた「日本型超省エネ住宅」の研究と確立、そして普及を目指す非営利の社団法人です。PHJでは各地の気候条件などを考慮し、全国を8つの支部に分け、各支部勉強会や見学会などを通じて意識の高い施工者、設計者と交流を深めながらパッシブハウスや省エネ設計の重要性に関する普及啓もう活動を行っております。
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