株式会社学情（本社：東京都中央区）は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「入社研修」に関して調査。入社研修の有無や充実度について、「意識する」と回答した20代が9割に迫りました。また9割以上が、入社研修が充実している企業は「志望度が上がる」と回答。「キャリアチェンジを考えているので、研修の有無や充実度は重視している」「研修が充実している企業のほうが成長できると思う」「研修をしっかりと受けて、現場ですぐに貢献できるようにしたい」といった声が上がりました。入社時に研修で学びたいことは、「仕事の進め方」「業務で必要になるスキル」がほぼ同率で最多。次いで、「コミュニケーションツールなど社内システムの利用方法」が続きました。
【TOPICS】
(1) 入社研修の有無や充実度を意識する20代が、9割を超える
(2) 入社研修が充実していると「志望度が上がる」と回答した20代が9割を超える
(3) 入社時に研修で学びたいことは「仕事の進め方」が最多。次いで「業務で必要になるスキル」が続く
【調査の背景】
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、働き手による主体的なキャリア形成への関心が高まっています。転職を希望する働き手が増加する中、企業もキャリア採用（経験者採用）を拡大。「秋入社」や「春入社」など、一定の入社時期を設け、研修を実施する企業も増加の傾向です。20代の転職希望者は、入社時研修をどのように捉えているかアンケートを実施しました。
(1) 入社研修の有無や充実度を意識する20代が、9割を超える
入社研修の有無や充実度について、「意識する」と回答した20代が62.4％に上りました。「どちらかと言えば意識する」30.5％を合わせると、9割以上の20代が「入社研修の有無や充実度」を意識していることが分かります。「キャリアチェンジを考えているので、研修の有無や充実度は重視している」「現職は研修・教育制度が充実していないので、改めて学びの機会を持ちたい」といった声が上がりました。
(2) 入社研修が充実していると「志望度が上がる」と回答した20代が9割を超える
入社研修が充実している企業は、「志望度が上がる」と回答した20代が53.7％に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」39.6％を合わせると、9割以上の20代は入社研修が充実している企業は志望度が上がるとしています。「研修が充実しているほうが、安心して応募できる」「研修や教育に力を入れている企業は、社員を大切にしていると感じる」「研修が充実している企業のほうが成長できると思う」「研修をしっかりと受けて、現場ですぐに貢献できるようにしたい」といった声が上がりました。
(3) 入社時に研修で学びたいことは「仕事の進め方」が最多。次いで「業務で必要になるスキル」が続く
入社時に研修で学びたいことは、「仕事の進め方」83.2％、「業務で必要になるスキル」83.0％がほぼ同率で最多となりました。次いで、「コミュニケーションツールなど社内システムの利用方法」63.4％、「会社の規程・ルール」54.7％が続きました。
■調査概要
・調査期間：2024年7月12日～2024年7月28日
・調査機関：株式会社学情
・調査対象： 20代社会人（20代専門転職サイト「Ｒｅ就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者）
・有効回答数：495件
・調査方法：Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0％にならない場合があります。
■株式会社学情とは
株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代社会人・学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。一貫してキャリアの起点となる「初めての転職」「就職」を支援。これからを担う世代にひとつでも多くの選択肢を示すことで、働き手・企業・社会の未来に貢献していきます。
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