HYTはハイドロメカニカルスポーツウォッチの新シリーズ「S1コレクション」のワールド プレミアを行い、日本・スイス国交樹立160周年を記念するモデルを発表しました。8本の日本限定となります。
<日本・スイス国交樹立160周年を記念した日本限定モデル、8本限定>
今年2024年は日本・スイス国交樹立160周年の節目となる年です。2012年にスイス・ヌーシャテルで創業した流体式機械時計ブランド『HYT』は、その節目を記念して、新作S1コレクションから、「S1日本限定版 日本・スイス国交樹立160周年記念モデル」を発表いたしました。
発表会は、2024年10月8日(火)、東京都港区のスイス大使公邸にて、世界に先駆けて行われました。
<S1コレクションの「S」は「Sport」のS>
今回世界に先駆けて発表された、「S1日本限定版 日本・スイス国交樹立160周年記念モデル」は、8本限定となります。
S1日本限定版は、流体機械式腕時計の発明者である HYTのスポーツウォッチシリーズ第 1 弾です。「S」は「Sport」の略で、まるでトップアスリートのごとく、パフォーマンス、パワー、精度が滲み出ています。
<オープンワークデザインの主役になるキャリバー501-CM>
オープンワークのS1日本限定版は、ハイドロメカニカルな創意工夫とパワーを際立たせ、複雑なデザインを際立たせるオープンワークデザインの唯一無二のスポーツウォッチです。そしてS1コレクション最初の本作は日本限定版です。
本モデルは、人間工学に基づいた 45mm チタン製ケースと彫りの深いルックスが特徴で、繊細なサテン仕上げが柔らかな仕上げとなっています。ハイドロメカニカルキャリバー501-CMは、S1のオープンワークダイヤルの主役です。その存在感は、見ている人が目をそらすことを許しません。
オープンワークのデザインがゆえ、時計の細かく仕上げられた「エンジン」をはっきりと見ることができ、S1のスポーティさと軽量性を強調しています。HYT の作品に期待されるように、細部へのこだわりは驚異的です。フランジのミニチュアハニカム構造には、時を示すアラビア数字もあしらわれており、ライトウェイト/スポーティというテーマと完全に調和しています。
2 つの小さなベローと、精巧なサンドブラスト仕上げとサテン仕上げのムーブメント部品を備えたこのムーブメントのユニークな外観は、2012 年に初めてハイドロメカニカルな HYT の作品が時計界に登場してから 12 年経った今でも、劇的なものと捉えられるでしょう。しかし、今回のキャリバー501-CMの性能はブランドの自信につながっています。長年の開発と微調整により、他に類を見ない信頼性の高いムーブメントが誕生したのです。
キャリバー501-CMは、伝統的な品質と現代的な品質を最も魅力的に組み合わせています。このムーブメントの伝統的な特徴には、すべての各部品が高級時計製造レベルの仕上げが施されていることや、チタニウム製のリューズを2時位置と3時位置の間で回して巻き上げる主ゼンマイなどがあります。これを行うと、中央の分針、9時位置と10時位置の間のサブダイヤルのスモールセコンド、リューズと一直線に配置されたパワーリザーブインジケーターのスモール針が動きます。
また、機械式ムーブメントはエネルギーを伝達し、レトログラード流体時間表示に命を吹き込みます。毎時28,000振動(4Hz)の振動数と72時間のパワーリザーブを備えた画期的な352部品キャリバーは、完全に進化した絶対確実なムーブメントですが、ユニークでもあります。そのエキゾチックなルックスだけでなく、テクノロジーにも驚かされます。例えば、目立つように配置された一対の小さなベローは合金製で、壁の厚さは人間の髪の毛のわずか4分の1で、従来のダイバーズウォッチの10,000倍の防水性があります。
この2つのベローの独自性は、それらを接続する非常に細いガラス毛細管があるからこそ駆動します。
S1日本限定版は、ブラックの流体が時をマークし、時計のモノクロームな装いと完璧にマッチしています。
<考え抜かれたストラップデザインと針の視認性>
均整のとれた人間工学に基づいた形状のケースと、考え抜かれたストラップデザインを組み合わせている点も見逃せません。シルバーとブラックコーティングの軽量チタンケースのサイズは
45.30mm×17.20mmで、ケースの長さは46.30mmです。
ケースは角度付きストラップと組み合わされ、ほぼすべての手首で安定した快適な位置を確保します。
ストラップについて、S1日本限定版には、ループバックル付きのライトグレーのVelcroストラップと、ピンバックル付きのブラックラバーストラップが付属します。どちらもケースのラインに完璧に溶け込み、シームレスに統合され、流線型の外観を演出します。ちなみに、独創的なクイックリリースのストラップ交換システムにより、ストラップ間の交換は数秒で完了します。スポーツウォッチらしく、
50m防水を備えています。
針はダークグレーとホワイトの服を着てそれぞれの仕事をしています。サテン仕上げの針は、現代的な外観が特徴で、暗い場所でも最適な視認性を発揮するホワイトのSLNがアクセントになっています。
S1コレクション 日本限定版 日本・スイス国交樹立160周年記念モデル モデル詳細
REF: H03300-A
¥13,090,000 (税込/予価)
日本限定8本
サイズ詳細:
ケース径:45.30 mm、長さ:46.30 mm、厚さ:17.20 mm
ムーブメント:
– Ref.: 501-CM(352パーツ)
– タイプ:機械式
– 振動数:28,800 振動/時(4Hz)
– 石数:41
– 巻き上げ:手巻式
– パワーリザーブ:72 時間
– 仕上げ:繊細なサテン仕上げおよびサンドブラスト仕上げ
– コーティング:シルバー コーティング
ケース:
– 反射防止加工のサファイアガラス
– シルバーおよびブラックコーティング サテン仕上げチタン
– チタン製リューズ
防水性:
防水機能50m
クラスプ :
チタン製バックル、サテン仕上げおよびサンドブラスト仕上げ
機能:
– 時のレトログラード液体表示
– 中央の分針
– パワーリザーブ表示針
文字盤:
– アントラシット DLC & ロジウムプレート真鍮
– ブラックDLCプレートのアプライド、ホワイトデカール、SLN ホワイト C1 / WL
– ホウケイ酸キャピラリーチューブ(液体色:ブラック)
針:
– ブラック ゴールドのサテン仕上げの分針、ホワイト SLN
– ブラック ゴールドのサテン仕上げの秒針、ホワイト SLN
– ブラック ゴールドのサテン仕上げのパワーリザーブ針、ホワイト SLN
ストラップ:
– ブラックラバーストラップ
– ギャラクシーテックシルバーVelcroストラップ
『HYT』について
『HYT』は2012年に時計産業の中心地として有名なスイス・ヌーシャテルにて創業されました。
「絶えず流れる時間、それを流動性ある液体で表現できないか」というアイデアを具現化するため、20年以上にわたりラグジュアリー業界のマーケティングを担当し、時計業界でマーケティングとマネジメントの要職を歴任した、ヴィンセント・ペリアード氏を筆頭に、計6名の時計・医療・化学・物理学・宇宙工学等のスペシャリストが結集し、立ち上げられました。クロノードやルノー・エ・パピによる最高峰の時計技術と最先端医療技術、NASAが開発した宇宙工学の部品などとも組み合わせ、わずか0.4mmのプレキシガラス製のキャピラリー(毛管)の中で2つの異なる液体により時間を表示することに世界で初めて成功しました。10年もの歳月を経て、流体式ムーブメントと機械式ムーブメントを組み合わせた、宇宙をテーマにした壮大なる時計ブランドが完成しました。
2020年後半に大幅な組織改編が行われ、2021年3月に新株主の元、創業者のヴィンセント・ペリアード氏が会長として復帰し、経営陣を刷新。新生に取り組んだ『HYT』は、これまで流体機械式の弱点であった温度と気圧の影響を見事に克服し、数々の世界特許を取得。さらに、今世紀最高の時計師と呼ばれるエリック・クードレイ氏と組み、「腕時計の宇宙船」をコンセプトに流体機械式コンプリケーションコレクションの開発に取り組んでいます。
『オフィス麦野』について
代表の麦野豪が数々のラグジュアリー・ブランドのリポジショニングを手掛けた後に独立・設立し、様々な業界で企業やブランドのブランド・マーケティングやリポジショニング業務を請け負うコンサルティング・ファーム。それまでのラグジュアリー・ブランドの経験から、富裕層関連ビジネスにおいては、媒体・流通・顧客・オピニオンリーダーとの人脈を豊富に有している。北米、台湾、マレーシア、グアム、スイスにそれぞれ現地法人を設立し、海外ブランドのアジア進出や日本企業の海外進出支援の足掛かりを固めている。
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