【LIPS labo】X・TikTokで大バズり!若者カルチャーの枠を越えて注目される、"メロい界隈"について徹底調査【2025年10月号】



こんにちは、LIPS編集部です。LIPSユーザーの美容事情や、ビューティトレンドをピックアップする『LIPS labo』。2025年10月号では、「メロい」「メロい女メイク」などのトレンドに着目しています。

また、SNSでたびたび話題となる、界隈を”メロつかせている”芸人・アイドルについて独自調査を敢行。今、熱視線を浴びる芸人・アイドルのランキングTOP10を発表します。


SNSで数々のバズりを生み出す”メロい”に関する認知度を調査!

“メロい”はもはや世代問わず親しまれるトピックスに

全体の8割以上のユーザーが「メロい」という言葉を認知していることが判明。なかでも約2割のユーザーが、「メロい女メイク」などのコンテンツを自身のメイクの参考にするなど、若年層を中心に非常にポジティブに捉えられているトレンドであることがわかりました。

メロいの意味・元ネタは?

「メロい」とは、メロメロになるほど魅力的で、かっこいいもしくはかわいいという意味で、主に女性の目線で使われることが多いSNS発の新しい言葉。アイドルやキャラクターなど推し活カルチャーの浸透とともに、推しへの強い気持ちを表現する言葉としてSNSで急速に広まりました。「メロい」の他にも、「メロすぎ」「メロつく」「メロがる」などの派生語も押さえておきたいポイントです。

メロい芸人・アイドルに関する関心度を調査

続いては、メロい芸人やアイドルとして紹介され、大きなバズりが生じるなど、”メロいコンテンツ”の関心度にフォーカス。現在は、雑誌で頻繁に特集が組まれたり、人気芸人のYouTubeチャンネルで「メロい」を取り上げた企画が反響を見せるなど、注目度の高さがうかがえます。

実際に美容オタクであるLIPSユーザーに聞いてみたところ、全体のおよそ半数がメロい芸人・アイドルに関する話題に興味があることが判明。年代別にみると、若年層であるほどメロいに関連した話題に関心を寄せる人が多いことがわかりました。

続いては、実際にどんな芸人やアイドルにラブコールが送られているのか、ランキングTOP10の発表です。まずは芸人部門からチェック!


【2025年】メロい芸人ランキングTOP10

【1位】レインボー・池田直人

・恋愛コントなど、メロい表情をしているイメージがある。中性的でメロい女メイクも似合いそう(20代前半)

・美への探究心はもちろん、芸人としての生き様がかっこいいから(10代後半)

・かっこよくて優しくて、一線は引きつつも心を持っていかれる感じがすごく惹かれる。恋愛観がメロい(20代後半)

【2位】ヒコロヒー

・哀愁があるセクシーさが魅力的だから(20代後半)

・仲良しの芸人さんの結婚祝いで、タバコの箱の中にお札をねじ込んで渡してたのを見てかっこよくて惚れた(20代後半)

・大人の女性という感じのオーラがします。また毒舌ですが優しさも感じられる発言がメロいです(10代後半)

【3位】こたけ正義感

・真面目かと思いきや全力でちょけ、スーツ姿が似合っていて、生配信の時の角度がメロすぎます(30代前半)

・ビジュアルがいいし、メガネと余裕のある雰囲気が素敵(20代後半)

・雑誌の「不正義感」という企画の写真がとにかくメロかった(20代前半)

【4位】さや香・新山

・メガネと表情。時々見せる表情がメロい、沼る感じ(20代前半)

・性格なども含め、行動や仕草などがとても素敵な人だから(10代後半)

・大人っぽくて魅力的な感じがする!(10代後半)

【5位】かまいたち・濱家隆一

・笑わせてなんぼという特殊な世界で顔や仕草でも人気になるような人。芸人というフィルターがかかっているからか、何かエモさみたいなものを感じる(20代前半)

・何となく言動がメロいと感じる(20代前半)

・元々好き。『ビートDEトーヒ』を踊ってるところがかわいい(10代後半)

【6位】モグライダー・芝大輔

・お笑い芸人なのに好印象でかっこいいし、ファッション系とのコラボも行っていたから(20代前半)

・普段は髪を上げてるけど、モデルや俳優モードになると髪を下ろしているところ(30代前半)

・色っぽいけど芸風がコミカルで好き!安心してメロがれる(20代後半)

【7位】アルコ&ピース・平子祐希

・父性と余裕がある感じがいい(20代前半)

・ドラマで愛妻家演じる平子さんがとてもよくて、ご本人の包容力とも相まってまさに「メロい…!」と思いながら見てました。 大人の色気もほどよく感じるところがメロいと思います。(20代後半)

・色気があるところ。恋愛観が推せるから(20代後半)

【8位】アインシュタイン・河井ゆずる

・芸人さんの中でもずば抜けてメロい。癒し(20代後半)

・優しく気遣いができて、女性人気があるイメージがあるから(20代前半)

・清潔感と気配りの神。自然に女性をエスコートできたり、普段はほんとに自然なのに雑誌とかの表情がメロいです。あとセンター分けがほんとにメロいです。神です。世界を救います(20代後半)

【9位】令和ロマン・髙比良くるま

・非常に落ち着いた大人な雰囲気で、知的な印象を受けるから(10代後半)

・フェイスラインがメロいです、メガネが好き、めちゃくちゃおもしろい(20代前半)

・恋愛リアリティ番組に出演している際に、恋愛観などが可愛らしくてメロさを感じた(30代前半)

【10位】ラランド・サーヤ

・センスと色気があって魅力的。多才で頭もよく、輝いているから(30代前半)

・顔が可愛いのに、性格がサバサバとしていて男気のある雰囲気にギャップを感じるから。メロメロです(20代前半)

・芸人でありながら、色んなこともしててYouTubeチャンネルでいろんな姿見られてメロいと思ったから(20代後半)

芸人部門ではレインボー・池田さんが堂々の1位に。コントなどで女装メイクをした際の中性的で可愛らしい見た目と、まっすぐに笑いを追求するプロフェッショナルな姿勢という相反するふたつの要素を兼ね備えるギャップこそが、界隈をメロつかせている秘訣のよう。

また、今回の調査では、性別問わず「メロい芸人」と聞いて思い浮かぶ人を自由回答いただいた結果をもとに集計していますが、2位、10位にランクインした女性芸人のおふたりにも注目。ヒコロヒーさん、ラランド・サーヤさんの共通点として、”媚びない美しさ”が挙げられます。かっこいい女性像を彷彿とさせる立ち振る舞いに対して、憧れを抱く人が多い印象を受けました。

【2025年】メロいアイドルランキングTOP10

【1位】Snow Man・目黒蓮

・大人っぽい、色気がある感じなのに子供っぽいお茶目な一面もある(10代後半)

・よくメロいというワードが使われているイメージ。ダンスしている時のなめらかな腰つきがとにかくメロい(20代前半)

・目線の使い方が上手。笑顔が可愛いのに、男らしい表情もするから。(30代後半)

【2位】Hey! Say! JUMP・山田涼介

・メロいの権化。メロすぎる。美。(20代後半)

・めっちゃ可愛い1面もありながらカッコイイ1面もありすごくメロいから(10代後半)

・リアル王子様。顔はイケメンだけど可愛いところがあるし、母性本能がくすぐられる。笑顔がかわいいところもメロい(10代後半)

【3位】IVE・ウォニョン

・ミステリアスだけどキュートな一面もある、ギャップのある姿がメロいと感じたから(20代前半)

・あんなにスーパーアイドルなのに、バブみもかっこよさもある、完璧なアイドルじゃないところがかえってメロく感じる(20代前半)

・かわいくて尊いので。男女関係なくメロメロにさせるところ(20代後半)

【4位】中島健人

・アイドルキャラを一貫している。ファンのことを思う行動がメロい、顔がメロい(10代後半)

・どんなに美しくても触れることはできない存在…そんな切なさと同時に「メロい」という感情が襲ってきます(10代後半)

・人として、アイドルとしての徹底具合が凄まじくて男女関係なくメロついてるイメージがある(30代前半)

【5位】aespa・ジゼル

・ジゼルのオンニ感がメロいなと思うから(10代後半)

・カリスマ的な真似したくなるスタイルや、ギャルっぽい要素と3ヶ国語を話せるというギャップ(20代後半)

・美人だけどギャルというギャップがあって、表情や仕草がメロい(10代後半)

【6位】aespa・カリナ

・クールな見た目と裏腹に可愛らしい一面があったり女性として憧れる面があるため(20代前半)

・メイクが大人っぽくメロいメイクに似てて、雰囲気があるから(20代前半)

・中性的なビジュアルでクールな感じだけど中身はお転婆でメロい(10代後半)

【7位】timelesz・寺西拓人

・「国民の元彼」という異名がつくくらい、アイドルに興味がなかった女性たちをもメロメロにさせているから(20代後半)

・特別かっこいい、とか好きという感情には当てはまらず、ため息をついて見入ってしまったり行動一つひとつに視線が向いてしまう(20代後半)

・小学生の頃に憧れていた近所のお兄ちゃんっぽいところがある気がする(20代後半)

【8位】=LOVE・野口衣織

・野口衣織さんはかっこいい曲もがっつり歌えるから(30代前半)

・表情豊かで周りの人もメロメロになっている印象。上品さと色気を兼ね備えているから(20代前半)

・顔立ちと雰囲気のギャップを感じるし、可愛いのにとてもカッコイイ。かわいさだけでなくセクシーさというか多方面へ魅力を感じる(10代後半)

【9位】Number_i・平野紫耀

・表情がメロい!!(30代前半)

・男女関係なくうっとりしてしまうような、嫌味のない性格がメロいと思う(20代前半)

・ギャップとか笑顔がやばい。魅力があり夢中になれる、かっこいいし可愛い所もある。(20代前半)

【10位】なにわ男子・大西流星

・王道の可愛さに加えてキラキラした存在感があり、見ているだけで気持ちがメロメロになるから(30代前半)

・顔がよくてきゅるきゅるっとした可愛さとかっこよさのバランス(30代前半)

・メイクやスキンケアを自分流でやっている。透明感があってメイクの発信も行なっているから(10代後半)

芸人として立ち振る舞うなかで、ふとした瞬間にうかがえる”素の顔”とのギャップに対してメロつくという声が多く見受けられた芸人部門。

一方で、アイドル部門では、ステージ上でのパフォーマンスや、ライブ配信などでの言動などを通して、ファンを大切にする想いに対してメロいと感じる人が一定数いることがわかりました。また、所属グループ内での立ち振る舞いにメロさを感じる人もいるようです。


“メロい”ブームの火付け役は、X・TikTokの2大SNS!

メロいトレンドの人気に火をつけたのはX・TikTok

全体の8割近くのユーザーが認知している「メロい」。具体的にどこで知ったのかについて聞くと、”バズりの原点”としてもっとも多くの票が集まったのが「X(28%)」その次に「TikTok(24%)」という結果に。

美容界隈に”メロい”が広まったきっかけは、Xでのとある投稿でした。女性イラストを得意とするイラストレーター・砂糖薬さんによる投稿は、たちまちSNSで大きな話題を呼び、描かれた女の子のイラストをXを通して見た有名インフルエンサーたちが、TikTok上で「メロい女メイクをしてみた」というタイトルでメイクを再現。これをきっかけに”メロい界隈”が一気に拡大していったのです。

LIPSでも盛り上がる、メロい・メロい女メイクの投稿

メロい女に関するLLPSの投稿

LIPSでは、メロい女になれるメイクテクニック集メイクハウツーに関する投稿が多くのいいね数を獲得しています。

メロい女を憧れの対象としてメイクの参考にしている人や、実際にメロい女と自身のパーソナルカラーなどを組み合わせて独自の”メロさ”を表現するべく日々追求している人もいるなど、美容界隈における人気コンテンツのひとつとして、これからも注目され続けるでしょう。


美容商材のタイアップ企画に、芸人・アイドルの起用はあり・なし?美容オタクのリアルな評価とは

ここからは、近年さらに結びつきが深まっているように感じられる、美容業界における芸人・アイドルの起用について見ていきます。

惜しくも10位以内へのランクインは逃しましたが、メロいアイドルに関するアンケートで上位に名前が挙がったなにわ男子・大橋和也さん。先日の「Anua」新CM発表会に登場した大橋さんを紹介するXの投稿は、10月末時点で7.2万インプレッションを超えるなど、大きな反響を呼んでいます。

「Anua」新CM発表会に登場した大橋さん

芸人・アイドルの起用について、それぞれどのくらい興味関心があるのか聞いてみました。

芸人によるPR投稿や案件動画に対する関心度

芸人がSNSなどで紹介するタイアップ投稿については、全体の約半数が興味を示しているという結果に。自分の言葉でユーモアたっぷりに商品特徴を紹介されるとすっと頭に入ってくるなどといったポジティブな意見が寄せられました。

なかでも、美容オタク目線でわかりやすく美容情報を発信されているレインボー池田さんや、美容商材のタイアップ動画に定評のある紅しょうがさんの名前を挙げる人がたくさんいました。

一方で、専門家レベルの美容情報を求める人からすると、芸人を起用したPR投稿内容にやや物足りなさを覚えるという声も見受けられます。

アイドルによるPR投稿や案件動画に対する関心度

芸人と比較すると、アイドルによるPR投稿のほうが興味関心を抱く人が多いことがわかります。推しのアイドルがモデルに起用されたことを知ると真っ先に公式サイトをチェックし商品を購入したことがあるなど、推し活の一環として積極的に情報収集する姿がうかがえます。

その一方で、PRする商品については、元からきれいな顔立ちだからあまり説得力がない、いつも肌がきれいなので効果がわかりづらいといった声も寄せられています。

このような意見をふまえ、より幅広い層に対して商品の認知を獲得したい場合はアイドルを起用、既存のブランドファンとは異なった層に広くリーチしたい際には芸人を起用するなど、目的やシーンに応じて使い分けるのもひとつの手であると言えるでしょう。

ときめきの感性が、トレンドを動かす時代に!

「メロい」という言葉から見えてきたのは、今の時代ならではの”ときめき”のかたち。SNSをきっかけに、芸人やアイドル、メイクハウツーなどさまざまな世界で広がる”メロい界隈”は、憧れや自己表現のひとつとして定着しつつあります。誰かにキュンとしたり、自分らしさを楽しんだり。そんな気持ちを大切にするカルチャーが、これからのトレンドを動かしていくのかもしれません。


調査結果詳細

調査方法:アンケート調査
調査期間:2025年9月29日(月)~10月6日(月)
調査対象:LIPSユーザーである10代〜50代の男女
対象者数:2,231名

引用時のお願い

本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として下記のような記載お願いいたします。(例:「『LIPS』による調査」「『LIPS』調べ」など)

LIPSについて

2017年1月にサービスをローンチし、2021年には「コスメ・メイクのクチコミ検索アプリダウンロード数No.1」(出典:App Annie 日本国内 iOS & Android、合計:2021年1月~12月)を記録。2022年10月には「なりたい自分を、もっと自由に。」のコンセプトを体現するロゴへリデザイン。性別・世代を問わず、メイクや美容を通じて個々人の「幸せ」や「なりたい姿」を自由に追求できるプラットフォームに。さらに2025年2月には累計1,300万ダウンロード(※当社調べ/調査期間:2017年1月~2025年2月、調査対象:App store・Google Playからのダウンロード数総合計)を突破。メイクやスキンケアに関する商品レビューやユーザー間コミュニケーション、人気ランキング、新商品情報やプレゼント企画など様々な機能やコンテンツを無料で提供しております。

会社概要

社名:株式会社AppBrew
所在地:東京都文京区本郷1丁目11-6 東接本郷ビル4階
代表取締役社長:松田崇
事業内容:美容プラットフォームアプリ「LIPS」の企画・開発・運用
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