南三陸町産 天然あわびフェア~解禁日からの旬を味わう100日間~
一般社団法人南三陸町観光協会・食の魅力プロモーション部会(部会長:及川満)主催のもと、11月のあわび漁解禁日から「南三陸町産 天然あわびフェア~解禁日からの旬を味わう100日間~」を初開催いたします。本フェアでは、南三陸町で水揚げされた新鮮な天然あわびを存分にご堪能いただける多彩なメニューや宿泊プランをご用意しております。
宮城県南三陸町は、1928年の昭和天皇即位儀式「大嘗祭」に旧歌津町(現南三陸町歌津)産の干しあわびが献上されるなど、古くから味・質ともに上質なあわびが獲れる地域です。現在も、あわび漁の開口(解禁日)を迎えると、地元の漁師たちは朝早くから天然あわびを求めて海へと出かけます。
「南三陸町産 天然あわびフェア~解禁日からの旬を味わう100日間~」では、南三陸町産の天然あわびを使った新しい料理や宿泊プランを通じて、その魅力を気軽に味わっていただくことができます。地元の飲食店や宿泊施設が提供する特別メニューで、旬のあわびの美味しさをぜひお楽しみください。
飲食店のメニューには、あわびの新たな魅力を引き出す「あわびのしゃぶしゃぶ」や、地元の味を堪能できる「あわびの炊き込みご飯」など、多彩な料理が揃っています。宿泊施設では、漁師が営む民宿をはじめ、「あわびの踊り焼きプラン」や「あわびの刺身プラン」など、南三陸町ならではの味をご提供いたします。
■フェア開催概要
名称:南三陸町産 天然あわびフェア~解禁日からの旬を味わう100日間~
日程:11月下旬~2月末
参画店舗:22事業者
<飲食店>
創菜旬魚はしもと、食事処松原、かいせんどころ梁、弁慶鮨、季節料理志のや、食楽しお彩
<小売店>
山内鮮魚店、海鮮マルセン、ロイヤルフィッシュ、マルヤ五洋水産、歌津小太郎、たみこの海パック
<宿泊施設>
南三陸まなびの里 いりやど、民宿 清観荘、神割崎キャンプ場、民宿 なか、ニュー泊崎荘、民宿 下道荘、民宿 津の宮荘、民宿 明神崎、民宿 コクボ荘、民宿 ながしず荘
※店舗により、週末限定・数量限定での提供の場合がございます。
※天候の影響により入荷のない場合がございます。予めご了承ください。
フェア概要ページ: https://www.m-kankou.jp/page-258069/
■フェア提供メニュー例
メニュー名:あわびの七福丼
価格:2,700円(税別)
提供店舗:食楽しお彩
メニュー名:あわびの刺身
価格:1個1,500円(税別)
提供店舗:海鮮マルセン
プラン名:あわび踊り焼きと漁師の舟盛会席プラン
価格:15,800円(税込)
提供施設:南三陸 民宿 清観荘
■記者発表会
<南三陸会場>
日時:11月18日(月)15:00~16:00
会場:道の駅「さんさん南三陸」内
住所:〒986-0752 宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地1
<仙台会場>
日時:11月29日(金)13:30~14:30
会場:CROSS B PLUS
住所:〒980-0804 宮城県仙台市青葉区大町1丁目1-30 新仙台ビルディング 1階
※事前予約制となります。メディア・報道関係皆様のご参加について詳細は事務局までお問い合わせください。
■特典
(1)プレゼントキャンペーン
あわびプラン、メニューご注文の方にアンケート用紙をお配りいたします。お答えいただいた方の中から抽選で「南三陸町産天然あわび」をプレゼントいたします。
(2)宿からあわびプラン予約特典
南三陸町観光協会公式予約サイト「みなたび」よりあわびプランご宿泊の方へ宿から予約特典を受けられます。
詳細: https://www.m-kankou.jp/archives/257952/
(3)「みなたび」サイト予約特典
「みなたび」にて体験・宿泊をされた方へ、町内店舗にて割引等のサービスが受けられます。
詳細: https://www.m-kankou.jp/archives/257864/
■フェア開催中の関連イベント
開催期間中には、歌津あわび祭り、ラムサール志津川湾おすばで祭りでのあわび販売、活あわびの即売会などを開催予定です。年末年始の贈り物としても、ご活用いただけます。
イベントの開催日程等に関しては、南三陸町観光協会イベントサイトよりお知らせいたします。
南三陸町観光協会イベントページ:https://www.m-kankou.jp/events/event/
■天然あわびの開口日とは
天然あわび漁の解禁日である「開口(かいこう)」は、年に数回のみ定められており、漁師であっても許可なく天然あわびを採取することはできません。この「開口日」に限り、漁が可能となります。
解禁日の朝は、夜明けとともに漁師たちが小型船で一斉に海へ出向き、あわび漁が始まります。この光景は地元では一種の祭りのような風物詩として親しまれており、漁師たちは「箱メガネ」(底面が透明な箱状の道具)を海面に浮かべ、肉眼で海底のあわびを探します。採取可能な水深は1〜4メートルほどで、視認したあわびを専用の竿で引っ掛けて、丁寧に採取します。
天然あわびは成長に4〜5年を要し、規定サイズの9cm以上に達するまでの時間がかかるため、漁業組合は毎年稚貝の放流や藻場の保全活動に力を入れ、天然あわびの成長を見守っています。こうした厳しい基準が設けられていることにより、持続可能な漁業が支えられ、天然あわびは他の海産物と比較しても特に貴重な存在となっています。
■地域の提供者の想い
及川満 創菜旬魚はしもと店主
一般社団法人南三陸町観光協会 食の魅力プロモーション部会
部会長
今回のフェアには、多くの飲食店や宿泊施設が賛同し、豊富なあわびメニューが揃いました。幼い頃からあわびに親しんできたからこそ知る多彩な食べ方を取り入れ、海の恵みが身近にある南三陸町ならではの特別なメニューをお楽しみいただけます。飲食店や宿泊施設も、あわびをこんな風に大々的に提供することは初めての取り組みなので、是非1人でも多くの方に貴重な天然あわびの味わいを堪能していただきたいです。
菅原由輝
民宿下道荘オーナー/漁師
暖流と寒流が交わる志津川湾は、200種以上の海藻が生育する豊かな海であり、その多様性が評価され2017年にラムサール条約にも登録されました。この豊かな生態系で育まれる天然あわびはまさに地域の宝です。私たちの宿では、開口日に獲れた新鮮なあわびをその場で刺身にしてお客様に提供しています。『4〜5年かけて育ったあわびの本来の味わいを知ってほしい』という思いを込め、最も新鮮な状態でお出ししています。ぜひ現地を訪れ、この地のストーリーを感じながら味わっていただきたいです。
一般社団法人南三陸町観光協会について<https://www.m-kankou.jp/>
一般社団法人南三陸町観光協会は、2009年に設立。南三陸町及びその周辺地域の有する文化的、社会的、経済的特性を活かし、観光客の誘致促進を図ると共に、観光地及び観光物産の紹介宣伝、 観光施設の整備促進、観光関係者の資質の向上を図り、もって地域の生活文化の向上及び産業経済の発展に寄与することを目的とし、その目的を達成するために事業を行っています。