◆4年ぶりの通常開催で大いに盛り上がった、昨年の演舞会場(砥崎河原)
2023年の本祭は、コロナウイルスの感染拡大による中止をはさみ、4年ぶりの通常開催となりました。八代市内はもちろん、全国各地からの観光客、そしてインバウンドで訪れる外国人の姿も多くみられ、久しぶりの有観客でのお祭りを楽しみました。
【開催概要】
■名 称:「八代妙見祭」
■開催日時:
<神幸行列・お下り/御夜> 2024年11月22日(金)14:00〜20:30
<神幸行列・お上り> 2024年11月23日(土・祝)07:30〜17:00
■行列経路:塩屋八幡宮、本町アーケード、八代駅前、八代妙見宮、砥崎河原ほか
■ホームページ:https://myouken.com/
◆国重要無形民俗文化財に指定されている八代妙見祭の神幸行列は、
日本の「山・鉾・屋台行事」の一つとして全国33の祭礼とともに、ユネスコ無形文化遺産にも登録!
地域の繁栄や不老長寿などを願い、9基一つ一つに異なるめでたい飾りがついた「笠鉾」。毎年、祭りが行われる時期に200〜300個にもおよぶ部材を、釘を一本も使わずに組み立てます。18世紀初め頃に現在の姿になったとされる笠鉾は、修理や改造を重ねながら江戸時代以来の姿を今に残しています。
◆長崎くんちから習い伝わった、江戸時代から続く伝統の舞楽「獅子」!
雄獅子・雌獅子が一対となり、玉振り役の子どもとともに、チャルメラやラッパ、ドラ、鉦(かね)、太鼓のリズムに合わせて異国情緒豊かな舞を披露します。また、この獅子に子どもの頭を噛んでもらうと「すくすく元気に育つ」と言われており、演舞会場をはじめ、神幸行列の際にも縁起物の獅子の周りには多くの親子連れが集まります。
◆砥崎河原で激しく舞う、長さ3m、高さ2.5mの巨大な「ガメ」!
およそ1300年前、妙見神(みょうけんしん)が中国から海を渡ってくる時に乗ってきたとされる亀と蛇が合体した神獣「亀蛇(きだ)」。地元の人からは「ガメ」の愛称で親しまれている亀蛇は、100キロ以上の重さがあり、担ぎ手が5人1組で息を合わせ、首を上下左右に振りながら会場を駆け回ります。
◆歴史を受け継ぐさまざまな催しものと、出店や屋台など親子連れでも楽しめるコンテンツが満載!
他にも、神様の乗り物とされる神馬(しんめ)や飾馬、城下町の子どもの七五三のお祝いに奉納されたとされる木馬(きんま)、花奴、籠、鉄砲、毛槍など、色鮮やかな衣装の演者を見ることができます。
また、八代妙見宮とその隣の宮地小学校周辺には、多くの出店や飲食の屋台が軒を連ね、お子様連れからご年配の方まで幅広い年代の方々に楽しめるお祭りとなっています。
◆本祭前日の「御夜」では、奉納出し物展示やパフォーマンスでお祭りを盛り上げます
八代妙見祭の前夜祭にあたる「御夜」では、中心商店街となる本町アーケードに笠鉾や亀蛇などがズラリと展示されるほか、地元の秀岳館高校の和太鼓の演奏やお茶会、沖縄の「勢理客獅子舞」や韓国の「農楽」など、翌日の本祭に向けた機運を高めるイベントが目白押しとなっています。
【お問い合わせ】
■八代妙見祭公式ホームページ
https://myouken.com/
■八代妙見祭多言語音声ガイド
https://www.kinasse-yatsushiro.jp/myoken/
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<各種お問い合わせ>
八代妙見祭保存振興会
Tel.070-5819-8246
<事務取り次ぎ>
熊本県八代市文化振興課
〒866-8601 熊本県八代市松江城町1-25
Tel.0965-33-4533/Fax.0965-33-4516