<本調査に関して>
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負う西日本新聞社のGranza Beautyと合同で化粧下地を使ったことがある男女103名を対象に、「化粧下地選びに関しての実態調査」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:「化粧下地選びに関しての実態調査」についてのアンケート
調査期間:2024年11月28日(木)〜11月29日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:103人
調査対象:男性7人、女性96人
回答者に関して
まずは回答者の年代と男女の割合に関してご紹介します。
回答者の年代
10代:約1%
20代:約25%
30代:約33%
40代:約27%
50代:約14%
回答者の性別
男性:約7%
女性:約93%
化粧下地と回答者の肌質について
回答者の肌質と、これまでの化粧下地の使用に関して、以下の質問をしました。
-
ご自身の肌タイプはどれに一番近いですか?
-
過去に化粧下地を使用して肌が荒れた・肌トラブルが起こった経験はありますか?
回答者の肌質について
まずは回答者の肌質に関して紹介します。日本人の肌質は以下の4つに大別することができます。このうちのどれに当てはまるかを聞いてみました。
-
混合肌(水分量少ない/皮脂量多い)
-
乾燥肌(水分量少ない/皮脂量少ない)
-
普通肌(水分量多い/皮脂量少ない)
-
脂性肌(水分量多い/皮脂量多い)
-
混合肌(水分量少ない/皮脂量多い):約42%
-
乾燥肌(水分量少ない/皮脂量少ない):約39%
-
普通肌(水分量多い/皮脂量少ない):約11%
-
脂性肌(水分量多い/皮脂量多い):約8%
今回は混合肌(水分量少ない/皮脂量多い)が一番多い結果となりました。
化粧下地と肌トラブル
次にこれまで化粧下地を使ってきた際の肌トラブルなどの有無を聞いてみました。
-
肌トラブルなどの経験がある:約26%
-
肌トラブルなどの経験はない:約74%
約74%の人が肌トラブルの経験はないと回答している一方で、約26%の人があると回答しました。少なからず合わない化粧下地を使うと肌トラブルが起こる場合があるということですね。
化粧下地を選ぶときの観点とは?
ここでは回答者がメイクをする頻度と、何を基準に化粧下地を選んでいるのかについて紹介します。
1週間のうちのメイクをする頻度
-
1日:約6%
-
2日:約9%
-
3日:約10%
-
4日:約12%
-
5日:約20%
-
6日:約19%
-
7日:約24%
1週間のうちメイクをする日は「7日」が約24%と最も多い結果となりました。次いで「5日」が約20%、「6日」が約19%と、回答者の多くはほぼ毎日メイクをすることが分かります。
化粧下地を選ぶときの基準は?
では、実際にどのような基準で化粧下地を選んでいるのでしょうか?
-
保湿力:約49%
-
毛穴ぼかし効果:約28%
-
紫外線対策効果:約20%
-
光拡散効果:約3%
最も多かったのは、「保湿力」の約49%でした。次いで「毛穴ぼかし効果」が約28%、「紫外線対策効果」が約20%、「光拡散効果」は約3%と少ないものの、化粧下地にさまざまな効果を期待していることがうかがえます。
使ってみたい化粧下地とは?
回答者にGranza Beautyの記事『40代におすすめの化粧下地10商品をプロが厳選|美肌に見せる塗り方も解説』にある商品の中でどの商品を使ってみたいかを聞いてみました。ここでは『使ってみたい化粧下地のTOP5』を紹介します。
第1位 クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールコレクチュールn(30票/103人中)
少量で均一にのび、内側から輝くツヤ肌を演出する頼れる下地。あらゆるファンデーションと相性がよく、なめらかなテクスチャーが肌に密着し、化粧持ちを向上させます。高い保湿力で乾燥対策にも。
<選ばれた理由>
-
値段はしますが保湿力も色味もとても良い事、美容系のインフルエンサーや芸能人にも愛用者が沢山いる事(20代 女性)
-
テカリが抑えられて、付け心地も軽く香りもいい(20代 女性)
-
内側から輝くツヤ肌を演出するという文が魅力的だった。デパコスの下地を使ってみたい。(30代 女性)
-
リキッド、パウダーを問わず、さまざまなファンデーションと相性が良いというのが長く使用できそうだから(20代 女性)
第2位 エリクシール シュペリエル(ELIXIR)デーケアレボリューション トーンアップ SP+ aa(18票/103人中)
高いSPF値で厚塗り感がなく、ベビーピンクの色味で自然な透明感が出るため、特にブルベ肌におすすめ。スキンケア効果もあり、洗顔料や石けんで簡単にオフできる多機能型の化粧下地です。
<選ばれた理由>
-
SPF値が高い点と、スキンケア効果を兼ね備えている上に石けんでオフできる点が気に入ったから(30代 女性)
-
基礎化粧のエリクシールは保湿力が高く、それと同じ感じなら使ってみたいと思いました(30代 女性)
-
若々しい状態のお肌に仕上げてくれるからです(40代 女性)
-
薄付きなのに紫外線対策がきちんとできるうえ、肌トーンを明るく見せてくれるカラーなのが良い(50代 女性)
第2位 イハダ 薬用フェイスプロテクトUV ミルク(医薬部外品)(18票/103人中)
高精製ワセリン配合で肌を乾燥から守り、SPF50+/PA++++で紫外線もカット。無香料、アルコールフリー、パラベンフリーの処方です。クリアベージュカラーが毛穴や色ムラをカバーし、時短メイクやミニマルメイク(最小限のアイテムでナチュラルに仕上げるメイク)にもぴったり。
<選ばれた理由>
-
薬用であることから敏感肌にも優しそうであり、かつ、紫外線対策と乾燥にも対応しているため(10代 女性)
-
イハダの製品はSNSなどで成分解析しているかたも多く、安心して使えると聞くから(30代 女性)
-
毛穴もカバーしてくれて医薬部外品なのが嬉しい。ベージュの色がしっかり出るみたいなので適当メイクのときに下地とコンシーラーだけでも出来そう(30代 女性)
-
保湿もしながらUVケアできそうで、クレンジングした後も肌がしっとりしていそうだから(40代 女性)
第4位 セザンヌ 毛穴レスコンシーラー(12票/103人中)
透明で硬めのテクスチャーを活かして、毛穴・小ジワを目立たなくカバーして素肌を美しく魅せます。ベタつかずサラッとした使用感で、余分な皮脂も吸着してテカリも抑制。プチプラながら実力派の部分用下地です。
<選ばれた理由>
-
信じられないくらい手のシワが目立たなくなったから、毛穴がうまく隠れそうでいいなと思った(40代 女性)
-
毛穴が隠れて時間がたってもよれにくいから(20代 女性)
-
プチプラで使いやすそうだから(20代 女性)
第4位 エトヴォス ミネラルインナートリートメントベース クリアベージュ(12票/103人中)
敏感肌フレンドリー処方にこだわった下地です。石油系界面活性剤、鉱物油、紫外線吸収剤無添加でクレンジング不要なのが嬉しいポイント。植物由来の美容成分を配合している他、ヒト型セラミドと植物オイルが肌にうるおいを与えます。
<選ばれた理由>
-
乾燥がひどいので保湿に特化しているこの化粧下地が一番自分に合いそうだと感じたから(20代 女性)
-
植物由来の美容成分や様々なものが無添加のため、安心して使えそうです(30代 女性)
-
乾燥肌なので、保湿力が高めでプロの評価が高い点が使いたくなったから(30代 女性)
-
保湿力が高く、無添加でクレンジングが不要なので肌にやさしそうで良い(40代 女性)
まとめ
化粧下地はメイクにはマストと言っても過言ではないアイテム。メイクの頻度は「週5〜7日」の回答が多く、ほぼ毎日メイクをする人が多い結果となりました。化粧下地を選ぶ基準としては、「保湿力」が半数近くでトップ。その他、「毛穴ぼかし効果」「紫外線対策効果」「光拡散効果」など、化粧下地にはさまざまな効果を期待していることがわかりました。
使ってみたい商品に関しても、やはり「保湿効果」に関するコメントが目立ちました。ファンデーションとの相性が良いカラーや、敏感肌に配慮した商品の人気も高いようです。その他、オフが簡単な点や、化粧下地+コンシーラーだけでメイクが済みそうなど、時短メイクに着目したコメントも注目したいポイントです。