中公文庫『ミーナの行進』(小川洋子・著)が米『TIME』誌発表の「2024年の必読書100冊」に選出


日本人作家の作品で唯一の選出となりました!


中公文庫『ミーナの行進』

株式会社中央公論新社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・安部順一)が発行する、中公文庫『ミーナの行進』(小川洋子・著)がアメリカの『TIME』誌が発表する「2024年の必読書100冊」(THE 100 MUST-READ BOOKS OF 2024)に選出されました。世界各国の小説をはじめ様々なジャンルから選んだ100冊の中、日本人作家の作品はこの一冊のみです。

【『TIME』誌選評ページ】 https://time.com/7172916/minas-matchbox/

『ミーナの行進』英語版表紙

【概要】 美しくて、かよわくて、本を愛したミーナ。

あなたとの思い出は、損なわれることがない――ミュンヘンオリンピックの年に芦屋の洋館で育まれた、ふたりの少女と、家族の物語。あたたかなイラストとともに小川洋子が贈る長編小説。第42回(2006年)谷崎潤一郎賞受賞作。〈挿絵・寺田順三〉

  

【書誌情報】

〇書名:『ミーナの行進』(英題:『Mina’s Matchbox』Stephen B. Snyder・訳) 

〇著者:小川洋子 〇判型:文庫判 ISBN:978-4-12-205158-4

〇発売日:2009年6月25日(単行本は2006年4月発売)

〇定価:968円(10%税込)

 【著者】 小川洋子(おがわ・ようこ)

1962年、岡山市生まれ。88年、「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞、91年、「妊娠カレンダー」で芥川賞、2004年、『博士の愛した数式』で読売文学賞および本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、06年、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞、13年、『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、20年、『小箱』で野間文芸賞を受賞。21年、菊池寛賞受賞、紫綬褒章受章、23年、日本芸術院賞受賞。その他の小説作品に『密やかな結晶』『猫を抱いて象と泳ぐ』『琥珀のまたたき』『約束された移動』などがある。



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