【“知の巨人”ユヴァル・ノア・ハラリによる6年ぶり書き下ろし超大作!】『NEXUS 情報の人類史』、2025年3月5日発売決定!


日本語版タイトルも本日発表。『サピエンス全史』を超える衝撃の書!


株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区/代表取締役:小野寺優)は、ユヴァル・ノア・ハラリ著『NEXUS(ネクサス) 情報の人類史(上・人間のネットワーク/下・AI革命)』(柴田裕之訳/原題 Nexus : A Brief History of Information Networks from the Stone Age to AI)を、2025年3月5日に発売いたします。

世界を代表する“知の巨人”、ユヴァル・ノア・ハラリ氏。氏の核をなす3つの大著『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』は、いずれも世界的な大ベストセラーとなっています。そしてこれらに続く、待望の書き下ろし最新作『NEXUS 情報の人類史(上・人間のネットワーク/下・AI革命)』(柴田裕之訳)を、2025年3月5日に河出書房新社より刊行いたします。なお本書は、2024年9月10日に原書となる英語版が刊行。現在世界52の国と地域で刊行、もしくは刊行が決まっています。

もし私たちが真に賢いのなら、なぜこれほど自滅的なことをするのだろう?(……)

それは私たちの本性ではなく、情報ネットワークのせいだ

(本文より)

本書『NEXUS 情報の人類史』は、“賢いヒト”という意味を持つホモ・サピエンスの歴史を「情報ネットワーク」の歴史として読み解きなおし、21世紀における民主主義の危機の原因を、そして、「AI革命」の真の射程を明らかにする大作です。

ハラリ氏は、『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』刊行後に急浮上した数々の問題に正面から対峙し、本書で「人類はいま何をすべきか」を提言します!

■激動の時代に生きる私たちにとって、いま必携・必読の書!

人工知能開発で世界を牽引するDeepMindの共同創業者でMicrosoft AI CEOのムスタファ・スレイマン氏は、本書について、

ハラリには、歴史の最も微細な部分と最も壮大なメガトレンドの両方をひとつの見解にまとめる比類なき能力がある。この深みのある重要な本は、私たち全員がAIの影響について考え抜いているときに、決定的なタイミングで登場した。

と推薦のことばを寄せています。

  • AIの真の「新しさ」とは何か?

  • SNSはなぜデマや煽動の無法地帯となったのか?

  • 今日のポピュリズムの復活は何を意味するのか?

  • 事実(ファクト)を伝えても人を説得できないのはなぜか?

  • 強い組織(ネットワーク)を作るための秘訣とは? ……

私たちを取り巻く急激な時代の変化に対応し、喫緊の重大問題にハラリ氏が挑みます。

テクノロジー、ビジネス、社会問題、政治、国際情勢など、さまざまな分野でも必携・必読の書です。

どうぞご期待ください。

■ハラリ氏への独占インタビュー。NHK「BSスペシャル」が12月26日放送予定!

番組タイトルは「情報は人類を滅ぼすか〜ユヴァル・ノア・ハラリ 現代を読み解く」。本書『NEXUS 情報の人類史』にも綴られるテーマに脚光を当て、NHKがハラリ氏への最新単独インタビューを実施しました。

ハラリ氏から、どのような言葉が発せられるのか。放送にご期待ください。

NHK BS 2024年12月26日(木)午後10:45〜午後11:45

https://www.nhk.jp/p/bssp/ts/6NMMPMNK5K/episode/te/MYQVVX398Z/

■ハラリ氏による本書へのコメント

私たちは人類史上もっとも重大な情報革命のさなかを生きています。

しかし、それ以前に起きたことを理解しなければ、そのことは理解できません。

歴史とは、結局のところ過去を学ぶことではありません──変化を学ぶことなのです。

歴史は、何が同じであり続けて、何が変化をして、いかに物事が変化しているかを教えてくれます。

しかし、歴史とは決定論的なものではありませんし、『NEXUS 情報の人類史』は過去を理解することで未来を予測できると主張するものではありません。

私の目的は、じゅうぶんな知識にもとづく選択をすれば、私たちは最悪の結果を避けることがまだ可能なのだと示すことにあるのです。

未来は変えられないというのなら、それを議論するのに時間を費やす必要はないのですから。

■著者紹介

ユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)

歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号を取得。現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えるかたわら、ケンブリッジ大学生存リスク研究センターの特別研究員もつとめる。2020年のダボス会議での基調講演など、世界中の聴衆に向けて講義や講演も行う。また『ニューヨーク・タイムズ』紙、『フィナンシャル・タイムズ』紙、『ガーディアン』紙などの大手メディアに寄稿している。著書『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』、および児童書シリーズ『人類の物語 Unstoppable Us』(以上、河出書房新社)は世界的なベストセラーになっており、ハラリ氏の著作は、世界65の言語で累計4500万部発行されている。社会的インパクトのある教育・ストーリーテリング分野の企業「サピエンシップ」を、夫のイツィク・ヤハヴと共同設立。

■訳者紹介

柴田裕之(しばた・やすし)

翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書に、ハラリ『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』のほか、バーツラフ・シュミル『世界の本当の仕組み』(草思社)、ジェレミー・リフキン『レジリエンスの時代』(集英社)、メアリー・L・グレイ+シッダールタ・スリ『ゴースト・ワーク』(晶文社)など多数。

■書誌情報

書名:NEXUS 情報の人類史(上・人間のネットワーク/下・AI革命)

著者:ユヴァル・ノア・ハラリ

訳者:柴田裕之

仕様:四六判/上製/(上)304ページ予定、(下)328ページ予定

発売⽇:2025年3⽉5日

各巻税込予価:2,200円(各巻本体予価2,000円)

ISBN:(上)978-4-309-22943-0/(下)978-4-309-22944-7

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309229430/

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309229447/

出版社:河出書房新社



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