青春出版社(東京都・新宿区)は『大阪 人づくりの逆襲』(石川智久/著)を11月6日に発売いたしました。
関西版well-beingはまさにomoroi-being!
少子高齢化が進むなか、人手不足は多くの業界でも深刻化しています。人の問題、特に人材教育という点では、大きな課題に直面している企業が多いのではないでしょうか。
「人の問題」というのは、とてもデリケートな問題です。
こうしたデリケートな問題については、経済政策や新しいビジネス手法では十分に対応できません。人の問題についてはもっと泥臭く、地に足がついた対応がとても大事です。
そこで、まさに「浪花節」の関西企業の良さから令和の企業教育人材教育について必要になってくるのです。
昭和感いっぱいだけど、でも着実に売り上げを伸ばし、社員や住む人を幸せにする企業が関西にはたくさんあります。
本書は、自分たちの強みにまだ気づいていない大阪企業のみなさんに自信を与え、全国の企業には会社を元気にするヒントを提案する一冊です。
本書の目次
第一章 日本企業復活のカギは、大阪にあった!
第二章 じつは今も昔もすごい、関西の会社の強み
第三章 「おもしろがり体質」
~ omoroi-being 指標から見る大阪の人づくり
第四章 人が集まる、人が育つ、大阪の会社の底力
第五章 大阪から学ぶ、日本が元気になる人づくり提言
特別インタビュー
大阪らしさを突き詰めると、グローバルの先頭に立てる
………サントリーホールディングス代表取締役副会長 鳥井信吾さん
困ったときに助けてあげられる「場のウェルビーイング」が関西にはある
………京都大学 内田由紀子教授
著者プロフィール
石川 智久(いしかわ ともひさ)
(株)日本総合研究所調査部 調査部長/チーフエコノミスト/主席研究員。北九州市生まれ。東京大学経済学部卒業。三井住友銀行、内閣府政策企画調査官等を経て、現職。2019年度神戸経済同友会 提言特別委員会アドバイザー、2020年度関西経済同友会 経済政策委員会委員長代行を務めたほか、大阪府「万博のインパクトを活かした大阪の将来に向けたビジョン」有識者ワーキンググループメンバー、兵庫県資金管理委員会委員などを歴任。関西経済分析の第一人者として、メディアにも多数寄稿・出演。著書に『大阪の逆襲』(小社刊・共著)、『大阪が日本を救う』(日経BP)など。
書籍情報
大阪 人づくりの逆襲
著者:石川智久
発売日:2024年11月6日
定価:1,100円(税込)
ISBN:978-4-413-04707-4