ドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」がニューヨークのトライベッカ国際映画祭でHUMAN / NATURE賞を受賞

株式会社TSIホールディングス(本社:港区赤坂 代表取締役社長 下地 毅)が国際映画祭への出品を協賛している、パリのオートクチュール・ウィークに日本人で唯一参加し続けているファッションブランド「YUIMA NAKAZATO」(https://www.yuimanakazato.com)のデザイナー・中里唯馬氏に1年間密着したドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」(https://dust-to-dust.jp)がこのたび6月5日にニューヨークで開催される2024年トライベッカ映画祭の正式招待作品に選ばれ、 HUMAN / NATURE(ヒューマン・ネイチャー)賞を受賞いたしました。

この栄えある受賞を記念して5月24日(金)には当社内エンタメエリアにて社内上映会を開催。同業他社の役員やSDGsの担当者をお招きし、当社役員および幹部社員と一緒に映画を鑑賞いたしました。

「生み出された衣服はどこにいくのか」という疑問の答えを求めて“衣服の最終到達点”といわれるアフリカ・ケニアへ向かった中里氏の苦悩と彼のパリコレのショーの裏側に密着した本作。ケニアから帰国した中里氏が服飾世界の無駄に真摯に向き合い、「ゴミ山からドレスをつくる」というシンプルな課題解決を模索する努力とそれでもなぜ洋服をつくるのかと葛藤する姿に当社代表の下地は「アパレル業界の明日には絶望感がありますが、この映画はその中に希望を示唆してくれています。ファッション産業の社会問題、環境問題を取り上げた映像はこれまでもたくさんありましたが、問題提起だけがテーマで、観た後に自分の無力感を感じて重くなるということが多かったと思います。しかし、この映画は社会問題も提起していますが、個人でも何とか解決していこうという知恵や行動、勇気を与えてくれています。”地球とともにいきていく“という未来へのアクションにわれわれも動かなくていけないと実感しています。」と語りました。

上映後には下地の司会で中里氏、関根監督とのトークショーが行われ、本作を作ろうと思ったきっかけや大量生産・大量消費システムをどう考えるか、それでもパリコレへの出品をつづける理由、そして世界で2番目の環境汚染産業であるファッション業界に対する思いなどをお聞きしました。最後に、お2人に受賞のお祝いの花束を贈呈し、中里氏からは「この映画を通じて世界中の人々が、今一度、衣服やファッションに意識を向け、そして考える機会が生まれてくれたらと願っています。この映画祭を通じて世界に広がっていくことを想像するとワクワクします。心から感謝しております。」、関根監督からは「アメリカの三大映画祭であるトライベッカ映画祭で日本の映画作品が受賞できたことを非常に光栄に思っていますし、これがより多くの人々の意識変化につながればと願っています。」というコメントを頂戴いたしました。

TSIホールディングスグループは「私たちはファッションを通じて、人々の心を輝かせる価値を創造し、明日を生きていく歓びを、社会と共に分かち合います」という経営理念のもと、事業活動を通じて、あらゆるステークホルダーと共に持続可能な未来社会を築いていきます。

– HUMAN / NATURE(ヒューマン・ネイチャー)賞について –
The HUMAN / NATURE(ヒューマン・ネイチャー)賞は、トライベッカ映画祭が出品された全ての作品を対象に、自然と人間の相互依存の関係に注目を集めるためにストーリーやキャラクターを扱った最も優れた作品を選ぶ賞です。過去には、再生する畑をテーマにした「COMMON GROUND」と、ハリケーンカトリーナの後に生まれた子どもたちのストーリーである「KATRINA BABIES」が受賞しました。

映画祭リンク:https://tribecafilm.com/festival

(YUIMA) Dust to Dustページ:https://tribecafilm.com/films/dust-to-dust-2024

 

映画『燃えるドレスを紡いで』予告編

スポゲル

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