テレビ大阪
以下、「【相乗りできるタクシー】最安で半額！ドライバー不足解消も狙う 営業時間や範囲を拡大 」の概要欄より
【記者】「ここでーす！止まってくれたこのタクシー、中を見てみると、お客さんが乗っています。実はこれ、知らない人同士が相乗りができるサービスなんです」。『シェア乗りタクシー』というこのサービスは、1台のタクシーに対して見知らぬ客同士で『相乗り』ができるというものです。客はそれぞれ好きな地点から乗り、別々の目的地まで送ってもらえます。
【ニアミー・徳野さん】「（タクシーの）需要には波がある。一番需要が高いときに車両の数を合わせると余ってしまう。需要が高まったときだけ相乗りを活用することで、いまあるタクシーで需要をカバーする」
専用アプリなどから乗車場所や人数、目的地を入力すると、どの車がどの客を乗せるかAIが自動で効率的なルートを計算します。通常より乗車距離が延びる場合もありますが、安い料金で乗車できます。
【記者】「料金は乗車前に決まり、乗り合わせる人数によって変化しますが、もっとも安い場合には一般のタクシーの半額程度になる、ということです」
日本交通グループ会社と東京のスタートアップ企業が去年の11月から大阪で実証実験を始めたこのサービス。早朝と深夜のみだった運行時間を、きょうからは朝6時から深夜3時までに延長。さらに大阪市内を中心に半径20キロメートルだった運行エリアも、茨木市や高槻市など北摂を中心に半径50キロに拡大。京都市内や神戸市内まで乗ることができます。
【ニアミー・徳野さん】「大阪・関西全域で相乗りを普及させてもらって、移動したいときにはお得な移動手段があると、選択肢を当たり前にできれば」
タクシーの運転手にとっては走行距離が長くなることで効率よく稼ぐことができるこのサービス。ドライバー不足解消の一助になるかもしれません。
#シェア乗り #タクシー #相乗り
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