テレビ大阪
以下、「【ボクシング 夢の続き】涙を呑んでボクサー引退…石田匠の次なる道は「経営者」ジム運営に四苦八苦 」の概要欄より
大きな夢をかなえるため…
新たな人生のスタートを切った男を取材しました。
元プロボクサーの石田匠さんは、大阪浪速区に新たにオープンした「匠ボクシングジム」の経営者となりました。石田さんは大阪・堺市出身で、プロ通算38戦34勝を挙げる実力者であり、将来の世界チャンピオン候補と期待されていました。しかし、2023年5月に世界チャンピオンの井上拓真選手との対戦で敗北を喫し、32歳という年齢もあって、この一敗が引退を決意させることになりました。
引退後、石田さんは井岡ジムの会長からジムの後継を任され、自身の名前を冠したジムを開業する決断をしました。ボクシング一筋の人生から「経営者」としての新たな道を歩むことは、石田さんにとって大きな挑戦でした。特に、パソコンやビジネスの知識が少ない中、助けを借りながら経営を学ぶ日々が始まったのです。
石田さんは、ジムの成功にはまず経営の安定が必要だと考え、女性会員の取り込みを目指して、設備を整えるなどの工夫をしました。石田さんにとって、新たな道を進む決意は、家族への恩返しでもありました。彼は小学6年生の時にボクシングを始め、その頃病気で倒れた父を支える母を励まし続けたのです。その経験から、家族への感謝とジムの成功への強い意志が、石田さんを支えています。
ジムのオープン初日には、目標会員数100人に対して20人以上が入会し、そのうち3割が女性でした。順調なスタートを切ったものの、石田さんは今後の困難も予想しており、支えとなるのはただ一つ、「ジムから世界チャンピオンを輩出する」という夢です。石田さんはその目標に向かって、日々奮闘を続けています。
#ボクシング #石田匠 #井岡ジム #経営
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