テレビ大阪
以下、「阪神大震災30年【店失った84歳】今も週5でアルバイト 語り始めた人たち 」の概要欄より
阪神・淡路大震災から30年を迎え、多くの被災者が語り始めました。84歳の玉置順三さんは震災で青果店を失い、東京への避難を経て店を再開しましたが、赤字のため閉店を余儀なくされました。その後、70歳からアルバイトを重ね、現在も週5日働いています。「震災は仕方がない。後ろを振り返らず生きる」と前を向く姿勢が、手記に記されています。「真夏のごみ拾いや小学校の体育補助など10種類以上の仕事を経験し、亡くなった人への恩返しだ」と語る玉置さんの生きざまは、ほかの人々に勇気を与えています。
一方、語り部として活動を始めた66歳の渡辺さんは、震災当時、神戸市長田区で生き埋めになった人々を救助しましたが、助けられなかった命の記憶が重くのしかかり、長年その体験を語ることを避けてきました。しかし、6年前に交通事故で生死を彷徨ったことを機に「助かった命で社会の役に立ちたい」と考え、震災の教訓を語り始めました。「命を守るため、災害時にどう行動するべきかを伝えたい」と話す渡辺さんの言葉は、多くの人々に防災意識の重要性を訴えています。
震災の体験を語る被災者たちの言葉は、私たちに命の尊さと備えの大切さを改めて考えさせてくれます。
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