”いよいよPARIS2024到来! 第10回「WHO I AM」フォーラム”に小田凱人がサプライズ登壇!「パリ パラリンピックでは今日集まった3選手そろって暴れたい」

(左から)松岡修造、鳥海連志、小田凱人、木村敬一、平井理央(左から)松岡修造、鳥海連志、小田凱人、木村敬一、平井理央

WOWOWとIPC(国際パラリンピック委員会)の共同プロジェクトとして2016年にスタートし、世界最高峰のパラアスリートに迫ってきた「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」。東京オリンピック・パラリンピック開催を経て、2023年にはリニューアル&パワーアップして新たなフェーズへ突入した。2024年1月20日(土)より新シーズンの放送・配信がスタートする本シリーズは、世界最高峰のパラアスリートに迫る「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」と、アーティストやクリエイターなどスポーツの枠を超え多様なラインナップが揃う追加シリーズ「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」の2シリーズとなって2シーズン目を迎える。

待望の新シーズン開始を記念して、12月21日(木)に”いよいよPARIS2024到来! 第10回「WHO I AM」フォーラム”と題した先行試写・トークイベントが開催された。


松岡修造松岡修造

「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」は、真に多様性を認め合う未来社会の実現に向けて、エンターテインメントの力で人々の意識にあるバリアを取り払うことを目指して制作されてきた大型シリーズ。開演を待ちきれない、第二部のMCを務める松岡修造氏は、自ら“前座”を買って出て開演前からステージ上で会場を盛り上げ、第一部がスタート。WOWOWの代表取締役 社長執行役員 田中晃はイベント冒頭で「多様な価値観が尊重される社会でなければ豊かなエンターテインメントは育たないと信じてこのような取り組みを継続しています」とシリーズを続けている趣旨を述べた。また、日本パラ陸上競技連盟会長 増田明美氏は来賓挨拶の中で「パラのスポーツは東京2020以降でメディアの数が減りました。しかし、WHO I AMのように選手たちのドキュメンタリーを作ることで選手の魅力を継続して発信してもらえているのはうれしいです」と喜びを口にした。

第一部の試写会では、「WHO I AM パラリンピック」から、車いすテニスの四大大会で6月の全仏オープン、7月のウィンブルドン選手権と2大会連続で優勝した、車いすテニスプレイヤー 小田凱人のエピソードが、1月20日(土)午前11時の放送・配信に先駆けて特別試写として上映された。


鳥海連志鳥海連志

第二部では、松岡修造氏がMCを務めるトークセッションが行われた。ゲストには昨シーズンの「WHO I AM パラリンピック」に登場した車いすバスケットボール選手 鳥海連志、「WHO I AM シーズン3」(2018年放送)に登場した水泳の木村敬一、フリーキャスターの平井理央を迎えた。

今回のトークセッションのキーワードは「かっこいい」。東京パラリンピック銀メダリストの鳥海は、「パラとかの括りではなくシンプルにかっこいいと思ってもらえるアイコンがパラスポーツ選手だったというのが一番の理想」と自身の理想像について話せば、東京パラリンピックで金メダルに輝いた木村は「我々は障害があってそれとともに最強になっていかないといけない。それはある意味、人類としての無限の可能性にチャレンジしていると言い換えられる。それこそが我々のやっているスポーツの魅力だと思っている。人類の天井をどこまで上げられるか。次の世代にも強かったと思われるような選手でいたい」と自身が思うかっこよさを口にすると、会場からは盛大な拍手が沸き起こった。

木村敬一木村敬一

「パラアスリートは自分の考えを言語化できる。その人間性にすごくひかれて現地で取材をしたいと思いました」と話す平井は、2016年にリオで開催されたパラリンピックには自腹で1泊5日の弾丸で現地取材に訪れるほどパラスポーツ、パラアスリートに魅せられていることを明かすとともに、鳥海と木村に対しては「個性があって魅力的」と語った。

平井理央平井理央

トークセッションの中盤には、新シリーズの「WHO I AM パラリンピック」に出演する小田凱人がサプライズゲストとして登壇。ダークな黒のスーツに身を包み、クールな装いで登場した小田は、史上最年少でグランドスラムを初制覇し世界ランキング1位に登りつめた2023年について「夢が叶った年だった。後半は苦しかったけど、前半は良い期間だったので今はその思いが強いです」と振り返った。

小田凱人小田凱人

いよいよ2024年にはパリ パラリンピックが控えている。今回登壇したパラアスリート3人も出場が期待される中、それぞれの思いを語った。2024年1月の大会で優勝したら出場権を得られる車いすバスケの鳥海は、「2大会連続でメダルを取ることを目標にしています。全世界に日本が強豪国であることを証明する大会にしたい」と意気込む。

2024年3月の選考会で標準記録を突破すれば日本代表に選ばれる水泳の木村は、まずはそこを目指すことを前提にしながら、「東京パラリンピックまではとりあえず体づくりをする戦い方をしていましたが、最近は上手に泳げるようになりたいと思っています。今日一緒に登壇した2人のかっこいいパラアスリートとともにパリ パラリンピックに自分も参加できるように頑張りたいと思います」とパリ行きを目標にする。

五輪初出場を目指す小田は、「皆さんが思ってくれたことを体現する。それが僕の夢や目標になってくると思います。パリ パラリンピックでは僕を含め今日集まった3選手そろって暴れたいですね」と、金メダルを願うファンの期待に応えることを誓った。

【番組概要】
「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」
2024年1月20日(土) 無料放送・配信開始(全2回)
<ラインナップ>
「小田凱人(日本/車いすテニス)」 2024年1月20日(土)午前11時
「アンブラ・サバティーニ(イタリア/陸上)」 2024年1月27日(土)午前11時

「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」
2024年2月3日(土) 無料放送・配信開始(全2回)
<ラインナップ>
「シディキ・コンデ(ミュージシャン)」 2024年2月3日(土)午前11時
「ユリア・クノル (舞台俳優)」 2024年2月10日(土)午前11時

【WOWOW WHO I AM PROJECTとは?】
WOWOWとIPC(国際パラリンピック委員会)の共同プロジェクトとして2016年にスタートし、25ヵ国40組の世界最高峰のパラアスリートに迫ってきた「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」。世界中の多様な個性と、彼らが放つ「これが自分だ!」という輝きを描き、国内外で多くの受賞を果たしてきたシリーズが、東京オリンピック・パラリンピック開催を経て、2023年、リニューアル&パワーアップして新たなフェーズへ。これまで同様、世界最高峰のパラアスリートに迫る「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」と、アーティストやクリエイターなど、スポーツの枠を超えた多様なラインナップで贈る「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」の2ラインとなり2シーズン目を迎える。
さらにWOWOW WHO I AM PROJECTでは「放送はゴールではなくスタート」を合言葉に、金メダリストを招聘しての特別授業、映像の教材化、講義・講演活動、書籍・コミック化、ユニバーサルスポーツイベント「ノーバリアゲームズ」の立ち上げ、企業とのコラボなど、映像を基軸として広く社会に向けた発信を続けてきた。TOKYO 2020もゴールではなく新たなスタート。すべてのエンターテインメントの根源である、ひとつとして同じではない「個」の輝きを見つめ、エンターテインメントの力で人々の意識にあるバリアを取り払うことが、真に多様性を認め合う未来社会への近道であると信じ、WHO I AM PROJECTは今後も独自の発信を継続していく―。

【最新情報はこちら】
<WOWOW WHO I AM PROJECT公式サイト>
https://corporate.wowow.co.jp/whoiam/
<WOWOW WHO I AM PROJECT 公式X(旧Twitter)>
https://twitter.com/WOWOWParalympic
<WOWOW WHO I AM PROJECT 公式Instagram>
https://www.instagram.com/wowowparalympic/

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