2.オステオパシーとはカイロ、筋膜リリース、などすべての源流。専門家による解説
あさか整骨院 院長 小川 智幸 先生
あさか整骨院 小川智幸 院長
20年以上のキャリア、延べ2万人以上の施術実績。部活やクラブ活動での怪我や障害はもちろん、小顔矯正、骨盤矯正から交通事故負傷のリハビリまで幅広く定評があり、地元では人気の先生である。あさか整骨院ホームページ
昭和58年7月生まれ 岩手県一関市出身 鍼灸師 柔道整復師 日本オステオパシープロフェッショナル協会会員 趣味はガーデニングとフィッシング
小川さんのとこではオステオパシーを特徴的に出されていますが、どういうものなんですかね?
カイロプラクティックは100人に聞けば、(知っている人が)10~20人くらいはいると思いますが、オステオパシーを知っている人は1~3人であろうと。5年前に比べると増えているんですが
はい
カイロプラクティックをやっていたのはアメリカの人なんですが、その人が元々やっていたのがオステオパシーなんです。で、オステオパシーはかなり分野が広くて、骨、関節、内蔵、筋膜、筋肉、頭、脳とか、とにかく全部フォローしていくもので、そこでの何かしらの問題を解決するためには、全部を診れるようにしなきゃならない
全身を?
はい。で、カイロプラクティックはその中で背骨と骨盤に焦点をあてた医学です。僕らからするとどちらかというと狭い部分を見ていて。なのでカイロプラクティックの人でも、オステオパシーの分野を勉強している人は多いです。今、流行っている筋膜リリースはオステオパシーがやっていたものになります。筋膜リリースはオステオパシーから出てきたものなので
その一部分だけが有名になっていたわけですね?
メディアはそういう風にしますからね(笑)
ここだけっていうほうが取り上げやすいですからね
でもいいことだなぁと思います
なるほど。やっぱり全身を見ることで今まで治りにくかった人が治ったりとか?
よくありますね
色んなところで治療しても上手くいかなかったけど、小川さんのところでオステオパシーで良くなったと?
いますね。日本のオステオパシーには柔道整復師、鍼灸師、理学療法士が半分くらい入ってきているんですが、やっぱり病院でやれることが少なかったりする。お医者さんの処方で「こうやりなさい」とか。あの人達も(患者さんを)良くしたいんだけど、良くできないっていうのがあって、で、自分でオステオパシーを勉強して、自分がなんとかしてあげれたっていう実感ができて。そういう人たちに広がっている。まだこの辺り(仙台)は少ないですが、東京、大阪は増えてきていますね
オステオパシーを全面的にってところはまだ少ないんですね?
まだ少ないんですが、理由はオステオパシーっていうと僕らからすると本当に治療できる人ってイメージなんですね。だからオステオパシー勉強したてで自信のない人は言えない。オステオパシーの格を下げてしまうから言わない人もいらっしゃるようです
遠慮されてる(先生もいる)って感じですね(笑)わかりました。じゃあ、オステオパシーを体験させていただくということで、よろしくお願いします
よろしくお願いします