post
コラム

健康コラム 9 「玄米食」のススメ

posted

「玄米食」のススメ|コラム9

「玄米」。日本のパワフルフード!代表格ですね。
玄米食は、とにかくカラダに良い。ということは皆さんがご存知の通り。
今後も免疫力を持続させるため、ぜひともお勧めしたいのが
あれこれと色々とある中でも、やはりこれです!「玄米食」です。

日本各地の気候や環境に応じて、毎年若干、田植えの季節が異なりますが
今の時期になりますと、ほぼ全国各地の田植えが終わっている頃ですね~

今年は新型コロナの件もあり、田植えの季節になりますと
都会で生活をしておられる家族が地元や田舎に帰ってお手伝いをしますが
緊急事態宣言で、それもままならなかった地域があったようです。
それでも田植えが出来たことには本当に感謝ですね。
そして!秋の収穫が楽しみ♪です。

ところで「玄米」ですが、こうした田植えの時期から
お米を収穫するまでの間の風景を、あまり身近で見ることが出来ない
都会育ちの子供達の中には
「玄米」と、日頃、毎日何気に食べている「白米」とは、別のお米??と
思っている場合があるとのこと。

収穫した直後のお米の実は「籾米(もみまい)」で、
これを脱穀したものが「玄米」となりますね!
そして、脱穀した時に剥がれる外の皮が「籾殻」。

この「玄米」をさらに表皮を削ったものが「白米」です。
これを説明すると、
「へーーー!!そうなんだ!」という子供達もいるとのこと!
「玄米」と「白米」が完全一致した時です 笑 かわいいですね~

そして「この籾米がお米の種になるから一粒植えると
芽が出て苗になって、
この1粒のお米から約2000粒ぐらいのお米が出来るんだよ!」と。
私も農家のおばあさんに教えていただきました。

更に!驚いたことには、
だいたいこの1粒からできるお米約2000個が、、、
なんと!おにぎり1個に相当するとのこと。

そして、「おにぎり」ですが、
それぞれの方の手のサイズが異なるため

例えば、子供の小さな手でにぎる「おにぎり」のサイズと
大人の手のひらでにぎる「おにぎり」は、
当然、大きさが違うわけですが

その大きさこそが、
その人の身体のサイズにもっとも適した1食分の量だとも
教えていただきました。

確かに、おにぎり1個のサイズと量は、
お茶碗かるく一杯分に相当する量ですねぇ~

そして、「お米」という字を分解すると、
「八十八」になります。

立春から数えて 88 日目を八十八夜と言い、
この時期前後を中心に日本各地で田植えが始まり、
農作物の種蒔き全盛期となります。

歌でも有名な、お茶摘みの季節到来です。

この何とも神秘的な「米」。
皆さんご存知のスーパーフードの日本代表格である
「玄米」の効能はざっと調べたところ、

どのサイトでも共通して説明されていたメカニズムは
以下の通りです。
参考:お米マイスターお米マイスター

◎フィチン酸

フィチン酸からできる 1、4、5-イノシトール三リン酸は、さまざまながんを予防する効果があることが明らかにされつつある。

◎イノシトール

フィチン酸からつくられ、脂肪肝や動脈硬化の予防、カルシウムの吸収促進、コレステロール血症の改善などに効果がある。

◎フェルラ酸

ポリフェノール類の一種で、抗酸化作用があり、大腸がん予防効果が期待されている。

◎γ-オリザノール

コレステロールを低下させるとともに、自律神経失調症、更年期障害、潰瘍などに効果があるとされ、治療薬としても使われている。

◎ダイエタリーファイバー(食物繊維)

整腸や老廃物排出の効果があり、不足すると心疾患や大腸がん、糖尿病などの原因になる。

◎植物ステロール

コレステロールの吸収を抑え、血中の悪玉コレステロールの割合を下げる働きがあり、生活習慣病の予防や排尿障害の改善に効果が期待される。

すごいですねぇ~~
その良いとされるメカニズムというか、
専門的にみてもやはり私達が主食として食べるには、
最も適した食材であるのがよくわかります。

ただ、この素晴らしい効能である「玄米」も、
気を付けたい所もあるとのこと。

玄米に含まれている「フィチン酸」は、
体内の亜鉛やカルシウム、鉄分などのミネラルと結合し、
尿などと一緒に体外に排出してしまう作用があるそうです。

なので、できるだけ、玄米食には、ミネラル分が多く含まれる、
海藻類や野菜を一緒に食べること、
そして、よく噛んで食べることが大切になってきます。

もう一点は、お米などをはじめとする農作物に
使用される除草剤や農薬は最終的には表皮あたりに
蓄積されるとのことから慣行農法で作られたお米も、
玄米ではなく、白米で食べるほうがいいのかもとの事。

「玄米食」を中心で日々毎日食べる場合は、
無農薬のお米や、あいがも米などを使うことを
おすすめしたいところです。

玄米は白米より噛みごたえがありますから、
よく噛んで食べることで満腹感が白米よりあります。
これがダイエットにも良いとされる理由です。

また、豊富な食物繊維とフィチン酸が、
カラダの中のデトックス作用を促進しますので
便通改善や整腸効果に良いとされます。

「玄米食」は、一般的にもかなりポピュラーで、
外食の際のファミリーレストランでも、
白米のかわりに玄米などにオプション変更することができます。

そして今回は、更に玄米をパワーアップさせ、
玄米を発酵させて食す、「酵素玄米」をオススメしたいと思います。

この「玄米」をパワーアップさせた超パワフルフードの「酵素玄米」!
これがまた本当に美味しい!!

もちろん、美味しいだけでなく、
玄米をさらに酵素発酵させることで、もともと玄米だけでも
カラダにとても良いスーパーフードですが
さらに!パワーアップします。

ではどうやって家庭でこの「酵素玄米」を作るのか?ですが、
近年、「菌活」などの言葉もあるように、
発酵食に注目が集まっています。

そして最近では、免疫力アップと誰もが本来持つ
自然治癒力の増進で、また注目されつつある
「酵素玄米」は、クックパットなどでも
その作り方ノウハウが豊富に検索できるようになってきました。

いろんな方の様々な作り方、レシピがある
クックパッドを、ぜひ一度ご覧いただければと思います。

簡単に説明しますと、「酵素玄米」は、
これまたスーパーフードとして名高い
「小豆」を利用します。

玄米に、小豆と塩を入れ、半日程度、水に浸した後にご飯を炊き、
その炊きあがったごはんを3日程度保温すると、
「発酵玄米」になります。

我が家では、この、「小豆」を投入する際に、
雑穀までまぜてしまいますので

小豆に色と雑穀の色がまざって、
出来上がった「酵素玄米」は

まるで赤飯のように、ほんのり赤く色づき、香りもよく、
本当にとても美味しいです。

「酵素玄米」に、お味噌汁とおしんこ。
完璧な!!パワーフードの1食分。

せっかく自粛期間中に気を付けて
免疫力を持続アップさせてきましたので

これからもその免疫力を落とすことなく、
持続させるためにもぜひこの「酵素玄米」を
ご家庭でも、たまに取り入れていただければと思います。

玄米が苦手な小さな子供さんには
酵素玄米に、天かす+青のり+めんつゆ、そして塩少々で
おにぎりにしていただくと、

これまた超話題となった美味しいおにぎり!
やめられない、とまらない旨さ!の
「悪魔のおにぎり」になりますので

ぜひぜひこちらも試していただき、
ご家族皆さんの健康維持に
今後も努めていただければ幸いです
(^∇^)

参考

お米マイスターお米マイスター
玄米酵素について玄米酵素について