4.オステオパシー専門家が勧める誰もができるあの体操
あさか整骨院 院長 小川 智幸 先生
あさか整骨院 小川智幸 院長
20年以上のキャリア、延べ2万人以上の施術実績。部活やクラブ活動での怪我や障害はもちろん、小顔矯正、骨盤矯正から交通事故負傷のリハビリまで幅広く定評があり、地元では人気の先生である。あさか整骨院ホームページ
昭和58年7月生まれ 岩手県一関市出身 鍼灸師 柔道整復師 日本オステオパシープロフェッショナル協会会員 趣味はガーデニングとフィッシング
足の長さは通常、骨盤の変位で(左右の)長さ変わりますので。多いのが右側前にいって下がって、右足が長くなるっていうパターンがあるので、足自体が長くなってる訳ではない。その時は骨盤が変異しているので骨盤を治せば足の長さは揃うっていうのが、昔の整体の考え方ですね。
ここが狂ってしまったら他の原因も考えて、っていう風に考えていくと段々治ってきます。身体が結構しっかりしているので、そういう方の場合は筋骨格系の治療をメインにやって、さっきのようにボキッとやったりとかやっていくと、結構その人の満足度というか、より効果的になってくるようになります。
逆に僕みたいに細い人とか身体がまん丸で柔らかいような体格の良い方なんかは、どちらかというと、もう少し静かな治療をしていったりするほうが効果的になったりっていうのがあります。
やっぱり人に合わせて?
はい、そうなってきますね。その人の持っているタイプがあるので
こうやってやってもらっても、また日常で戻っていくっていう感じですか?
必ず悪くなります。それはもう悪くなるように今まで生きてきて、今があるので。それを変えないとやっぱり、このようにはなってくるので。そこはやっぱり本質的なところかと思います
よく聞かれます「一回治ったらもうならないですか?」それはありえません。色々変えていかなきゃダメですね。変えねば!っていう風にはなるとは思いますが、例えば僕が思うにたまにこういう風にチェックしに来て、普段背中なんて気にしてなかったのが「随分背中張ってるな」とか
そういった違いを自分でわかってもらって、っていうのが自分の体と向き合うのに非常に良い時間じゃないかと。それを3ヶ月に一回だったりできれば、月に1回やると良いんですけど。忙しい方でも3ヶ月に1回、半年に1回はやってっておいて
自分の身体をちょっとケアしようということに繋げてもらうと良いんじゃないかなと
日常こうしておいた方がいいよっていうアドバイスも?
僕の場合、細かいことは比較的言わない方なんですけど、基本一番誰でもできることは「ラジオ体操」なので「ラジオ体操やってください」って言います
で、山口さんのように色々運動されてた方なんかは自分がやっていた体操、ストレッチ、必ずあると思うので、それを毎日やってくださいって言います。それをできれば10分くらいかけてやるように。いつやったらいいか?っていうのは風呂上がり、朝でもいいんですけどその人がやりやすい時間に毎日同じタイミングでやってもらうのが続きやすい方向だと思いますね。とにかく続けることが大事なので
ラジオ体操でもちゃんとやっておけば?
そうですね、いいと思います
結構状態が悪くなるのが…
遅くなりますね。かなり全然違います。1ヶ月に1回うちにいらっしゃる患者さんなんかは、だいぶやっぱ毎度のように「固くなってきた」となるので、で、話を聞いてみるとここ2週間くらい体操をサボっていたと教えてくれますので、やっぱりその通りだねと
じゃあ、またここから2週間やってみて、という感じですね。残り2週間またサボってうち来てそういう感じで。それが1ヶ月ずっとやれるようになって来たら期間を伸ばして施術できるようになってくると思うので、続けるのがとにかくなんでも大変ですから
なるほど。ラジオ体操って結構考えられているんですか?
どうなんでしょうね?僕はラジオ体操やらないので。僕はもうちょっと違う体操でもよいのかなと。その人ぞれぞれ合ったものをやるっている方が大事なのですが、ラジオ体操は年配の人でもわかるんですよ。それなので僕は体操このようにやってっていう10項目をこの場で教えるよりも、わかるものをとりあえずやるほうが続けるのに一番いい。
これじゃなきゃダメっていうのは僕の中でほとんどないので
ラジオ体操ならみんな知ってるし、一般的に続けやすい
そうですね、そう思います